昨日は栃木県に行ってセツブンソウの自生地3か所を廻ってきました。セツブンソウ(節分草)は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草です。
関東地方以西に分布し、石灰岩地域にのみ咲く花です。
意外に小さな花で草丈は10cmほど。
花期は2-3月で直径2cmの白い花を咲かせます。しかし花弁に見えるのは萼片です。
節分草の自生地は少なく、現在は乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっています。
栃木県で見ごろを迎えるのは2月下旬から3月上旬で、今回は時期的に花が終盤を迎えていました。
観光名所にもなっている栃木市(星野の里)は花が痛んでいるものが多く、しかも猪の色害を受けたために株数は激減してしまったそうです。
半ば諦め気味に立ち寄った最後の自生地では、あまり痛んでいない花が沢山咲いていて、久しぶりにセツブンソウの姿を堪能できました。

この花の北限は栃木県大田原市付近だそうですが、東北地方の山野草好きには憧れの花なんですよ。
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- 2015/03/15(日) 11:19:23|
- 花
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| コメント:4
お世話様でした。
初めて見るセツブンソウは可愛らしかったです。
ミスミソウもそうですが、こうした貴重な花は大切にしたいですね。
- 2015/03/15(日) 20:16:21 |
- URL |
- morino #ew5YwdUc
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morinoさんお疲れ様でした。
図鑑でみるより遥かに小さく可憐な花ですよね。
地元の人しかしらない自生地がまだまだありそうですが、大切にしたい花ですね。
- 2015/03/15(日) 22:26:23 |
- URL |
- SONE #QVCxQ8ys
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