今日は父の
納棺の日でした。
若い納棺師の方が身体を清めてくれて旅立ちの衣装をまとわせてくれました。
写真の花は
ミヤコワスレです。

父は生前は血をさらさらにする薬を飲んでいたために、顔や手が内出血だらけでしたが、ファンデーションを塗っていただいて綺麗になりました。
これなら先に旅立っている母とあの世で再会しても喜んでくれるでしょう。
昨日から今日にかけて親戚や父の友人、会社の取引先への電話連絡で忙殺されました。
一人一人に説明するのでかなりな時間がかかります。
その中で近畿にお住まいの父の戦友に連絡を入れましたら、その戦友の方は最後には嗚咽を漏らしてしゃべることができなくなってしまいました。父は酒が一切飲めない体質だったために酒宴が苦手で、それ故に友人は少なかったですが、遠いところにお住まいの戦友の方の話はよく聞いていました。
満州にいた頃に苦労を共にした友なので、お互いに生涯忘れることができない体験をしてきたのでしょうね。
認知症が進行していて末期の時でも、父はこの戦友の事は忘れずに覚えていました。
戦後何十年たっても大切に思い、そしてその旅立ちに涙してくれる友人が父にいたのは素晴らしいことだと感じました。明日は喪主の挨拶文を考えねばなりません。
これが大変で気が重いです。
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- 2014/06/05(木) 21:56:29|
- 日記
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ク~さんおはようございます。
父が使っていた仏間を、父が退所して在宅介護になるのは必至だったために、介護ベッドを除いて介護部屋の状態のままでした。
そんな訳で遺体は葬儀屋に仮安置されているんです。
お骨になってからの帰宅ですね。
涙してくれた戦友の方から弔電をいただきました。
奥様のお話では相当がっくりなさっているとの事です。
- 2014/06/06(金) 08:35:24 |
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- SONE #QVCxQ8ys
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