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東北の山遊び(雑記帳)

日々感じた事を気の向くままに書いていきます。添付写真とは無関係な内容も多いです。

映画 『永遠の0』

前評判が高かった映画『永遠の0』を観に行きました。

内容は零戦搭乗員の悲劇を描いた百田尚樹のベストセラーを、『ALWAYS』シリーズなどの監督・山崎貴が映画化した戦争ドラマです。

あらすじ: 祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父・宮部久蔵(岡田准一)の存在を聞いた佐伯健太郎(三浦春馬)。進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、かつての戦友たちを訪ねる。そして、天才的な技術を持ちながら“海軍一の臆病者”と呼ばれ、生還することにこだわった祖父の思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなり……。




恋愛映画やアニメ全盛の邦画にあっては出色の出来と評価できる映画でした。

原作は読んだことがなかったですが、各種レビューを見るとほぼ原作に忠実に話が進んでいるようです。
長編小説を2時間20分の尺に入れるのは大変だったでしょうね。

この作品は右翼的もしくは左翼的な思想が盛り込まれておらず、家族愛と友情の物語に徹したところが好感が持てました。

宮部久蔵を演じた主演の岡田准一は抑えた感情の機微がよく出ていて好演です。
次の大河ドラマ【軍師 黒田官兵衛】の主役に抜擢されておりますが、大河ドラマの演技にも注目したいと思います。

それ以上にこの作品が遺作となった夏八木勲、平幹二朗、橋爪功、山本學、そして田中泯のベテラン勢の演技の素晴らしさにうなってしまいました。
特に田中泯の鬼気迫る迫力は凄かったです。【たそがれ清兵衛】の出演シーンとダブって見えました。

物語の終盤は涙なしには見られません。
場内からもすすり泣きの声があちらこちらから出ていました。
心に染み入る作品だったと思います。

でも最後に歩道橋の上で泣き叫ぶ佐伯健太郎(三浦春馬)のシーン、そして駄目押しの一人一人の登場シーンは余計でした。お涙頂戴がくどすぎるのですよ。
大石賢一郎(夏八木勲)が静かに佇むシーンの後に、宮部の特攻シーンを入れたほうが余韻が高かったと思います。

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  1. 2013/12/28(土) 09:13:51|
  2. 映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

「永遠の0」の原作を読みました。膨大な文献を参考に、或いは著者の身内からの体験談を基にした内容で
真実味が胸を熱くし、やはり感情が移入し堪えきれず、夜遅く声を出して涙しました。久しぶりに長編を
読み終えて、若い頃に読んだ「青春の門」を読み返したくなり第一部筑豊編を開いたところです。この本は、自立編まで6巻あり読後感として、男の生きざまと性がなんとなく薄ぼんやり理解できたかな~??
さてさて、老境の中での読後感はかなり違うものになるでしょうねm(_ _)m時代背景は「…0」と、戦時中と重なる部分があったと記憶しています。が、違っているかも(;_;)/~~~
  1. 2013/12/29(日) 16:30:09 |
  2. URL |
  3. くんくん #-
  4. [ 編集 ]

くんくんさん今晩は。
原作を読まれておりましたか。
とても評価が高い小説ですよね。
映画で泣くことは滅多にないのですが、今回は思わず涙ぐんでしまうシーンが続きましたよ。
「青春の門」は私も若い頃に読みました。第一部の筑豊編は正に名作だと思っています。
最後にバイクで家を出るシーンは大人になる男の象徴のように感じました。
  1. 2013/12/29(日) 17:05:11 |
  2. URL |
  3. SONE #QVCxQ8ys
  4. [ 編集 ]

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