神室連峰に行ったのは今が盛りに咲いているオサバグサを見るのが第一の目的でした。
オサバグサはケシ科オサバグサ属の1属1種の多年草で、葉の形がシダ類に似、機織の筬(おさ)に似ていることから付いた名前だそうです。

主に亜高山帯針葉樹林の林床に群生する場合が多く、東北では早池峰山の南側の薬師岳、栃木県境の帝釈山に大規模な自生地があります。
しかしブナの原生林の中にも自生している山域があり、私が見た、もしくは知る限りでは、和賀山塊、神室連峰、弁慶山地、そして朝日連峰の一部でも自生地が存在しています。
今回は咲きはじめの状態でしたが、一部にはツバメオモトとのコラボもあり、しばらくぶりに清楚な花を楽しませてくれましたよ。
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- 2013/06/12(水) 08:00:56|
- 花
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ク~さん今晩は。
シダを思わせる葉っぱにこんな可憐な花が咲くのが珍しいですね。
帝釈山に行くと林床の全てがこの花で埋まっておりますよ。
ツバメオモトやミツバオウレンも咲いておりましたが、梅雨の時期には白い花が多く咲いている感じですね。
- 2013/06/13(木) 00:33:12 |
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- SONE #QVCxQ8ys
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