鳳鳴四十八滝を見たあとは定義方面に車を走らせました。
しばらくぶりに定義で三角あぶらあげを食べたくなったからですが、その前に高柵山の天狗岩に立ち寄ったのです。
標高470メートルの高柵山は定義如来(浄土宗西方寺)に向かう参拝道の難所となっていました。
現在の大倉ダムは高柵山の山体を基盤として作られていますが、その南側下流は深い渓谷となって人馬の往来に障害となったところだそうです。
1884年(明治17年)に高柵山の天狗岩にトンネルが掘られ、そのトンネルをぬけてから、天狗橋で西に渡り、定義如来まで川の西岸をたどったのが大倉ダム建設以前のルートでした。
地形図にも破線で現在もその道が示されています。
天狗橋の名前は天狗が大木を倒して大倉川に橋をかけたとの伝説からきています。
そして渓谷上部の高柵山は天狗の住処だったという伝説があり、山頂には、天狗が相撲を取ったと言われる大きな一枚岩がありますが、それがどの岩を指すのか登っても同定できませんでした。
今回は高柵山と天狗岩を一番間近で見られる、大倉ダム下の公園に行きました。
天狗岩を従えた
高柵山は里山とは思えない迫力ある山容をしています。

公園で真っ赤に色づいたドウダンを前景に、紅葉が鮮やかな
天狗岩を撮影しました。

この険しい岩場を穿って隧道が掘られているとは想像もできませんね。
ネットでその道を探索した方がいます。
このサイトで詳細が見られますよ。かなり興味深いレポでした。
→ http://www.geocities.jp/hkdo2/ro/jok/01.html
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- 2012/11/09(金) 20:56:24|
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| コメント:2
お早うございます。
時々行っている定義山ですが・
開山にも大変な試練があったんですね。
改めてネットで歴史を観てみました。
その方のも観てみました。
歴史を知って眺めると古の思いに
浸りますね。
定義(じょうぎ) 定義(じょうげ) とか・
肥後守・平貞能(たいらのさだよし)が、壇ノ浦の戦い後に当地に隠れ住んだとされる平家落人伝説が残る。
貞能が安徳天皇と平氏一門の冥福を祈って阿弥陀如来を安置し、また改名して「定義」(さだよし)と名乗った。とか
あの店2年前に新築したと言ってました・
私も2年振りに行ったんですね。
あの周辺は今でもなぜが携帯通信できませんね。
この前私も油揚げ買って家で美味しく食べました。
お土産の袋で買ったらおから沢山サ-ビスで
貰いましたよ・健康食おから料理つくりました。\(-o-)/
- 2012/11/10(土) 07:15:22 |
- URL |
- ク~ #TU21jv9k
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ク~さんおはようございます。
実は後白髪山の林道が閉鎖されていないか見に行ったついでに定義にも立ち寄りました。
その記事は別途に書きますが、天狗岩周辺の歴史を調べてみると面白かったですね。
平家伝説が残る地が仙台市近郊にあるなんてロマンがありますね。
あぶらあげは家で食べるとお店で食べるより美味しく感じないのですが、調理のコツがあるんですかね。
- 2012/11/10(土) 08:47:09 |
- URL |
- SONE #QVCxQ8ys
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