本日、ゆず君の病理検査の結果が出ました。
腰からお尻にかけてできた腫瘍は
悪性の皮膚リンパ腫でした。

この結果は予想していました。
治療の初期の頃、ステロイド剤に反応して腫瘍がどんどん小さくなっていましたが、ステロイド剤の連続投与から肝臓機能が低下してしまい、その投与を減らさざるを得ない状態になってしまいました。
併せて免疫機能が低下しているようで、全身に痒みが出てしまい、抗ヒスタミン剤を処方したら、痒みが収まって食欲が戻り体重が増えてきました。
安心したのもつかの間、今度は下半身の腫瘍が日増しに大きくなり、かかりつけ医の手には負えなくなってしまったのです。
上記の状態から私なりに調べると、ステロイド剤にしか反応しない、食欲が増すのと反比例して腫瘍が一気に大きくなった点から、腫瘍の原因が悪性の皮膚型リンパ腫しか考えられなくなっていました。
それ故、11月後半からは取材以外には山には行かず、ゆず君と出来るだけ過ごすようにしていました。
ゆず君は腫瘍の奥に体液が溜まっていたそうです。
その体液とはリンパ液とタンパク質などの栄養成分が主体で、そのために栄養が取られて貧血がどんどん進んでいったと聞きました。
今更ですが、治療方針はステロイド剤と抗がん剤の併用です。
しかし体重が減少し、貧血気味のゆず君にとても耐えられる治療とは思えませんし、専門医の診断報告書にも積極的な治療は厳しいと書かれていました。
ゆず君が亡くならず生きていたとしても、今後の治療は終末ケアしかできず、抗がん剤などの過度な延命治療はゆず君を苦しめることになったと感じています。
亡くなるまでの苦しい状態が1日半しかなかったことは、ゆず君にとって逆に幸せなことだったのかもしれません。
もう少し気持ちが落ち着いたらゆず君の動画でも作ろうと思っています。
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- 2020/12/28(月) 16:10:14|
- 猫
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| コメント:4
ゆず君が亡くなられてからどうお言葉をかけて良いのか、迷っていました。
私は亡きメリーを失った際、同じ思いをされた友に励まして頂き心癒しました。それを思い出しコメントします。
SONEさん、悲しい悲しい気持ち、今はそれ以外の何物でもないですよね。
日にち薬しかなくて・・でもゆず君はSONEさんとマスさんに精一杯の愛情を最後まで注がれ幸せだったと思います。
今はゆず君へ思いを抑える事なく涙して下さい。
そしてご自身の心身もどうぞ大切になさってください。
- 2020/12/28(月) 16:45:01 |
- URL |
- とむかの #BJNehaTI
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とむかのさん、励ましのお言葉ありがとうございます。
ゆず君と暮らす楽しい日々が無くなり寂しい気持ちでいっぱいです。
寒い冬の夜、ゆず君は何時も私の布団に中で一緒に寝ていました。今年の冬はゆず君の温もりがなく、とても寒く感じます。
でもゆす君やくるみちゃん、そしてハナちゃんと過ごした時間は今では宝物のように感じます。
- 2020/12/28(月) 18:39:28 |
- URL |
- S0NE #-
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ゆず君のご逝去、心からお悔やみ申します。
本当に幸せだったと思いますよ。
昔保健所で仕事をしましたが、飼えないからと言うだけで捨てるのを多く見てきました。
もっと長く一緒にいられたらとは思いますが、限られた寿命のなかでは、そして、SONEさんとマスさんが親で幸せだったと思います。
今は、こんな言葉しか掛けられませんが、寒く日が短い時節、ご自分の身体をご自愛ください。
- 2020/12/30(水) 11:33:52 |
- URL |
- 修 #B2bgHvfw
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修さんお悔やみのお言葉ありがとうございます。
ゆず君も元々飼い猫だったのが捨てられて保護されたようです。
優しく穏やかな子猫を捨てる神経が分かりません。
でも5年8ヶ月の短い期間ですが、一緒に楽しく暮らせてゆず君には感謝しております
ゆず君の体調が悪い時に大掃除を含めて家の事がほとんどできませんでした。
今日まで窓掃除や庭木の剪定、枯れた雑草刈りなどを行っていました。身体を動かすと少し体調が良くなります。
- 2020/12/30(水) 19:35:34 |
- URL |
- S0NE #-
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