マスさんは昨日仕事が入っていました。
しかし午後からなら代休を取れるということで、ダメ元でペット斎場へ朝9時に電話を入れてみたら、本日は営業してます、と言われ、さっそく午後に火葬の予約を入れました。
くるみちゃんの火葬を私一人で行ってくるのは精神的に重すぎます。
これで気分的に少し楽になりました。
しかし、20日以上続いたくるみちゃんの介護で眠れぬ夜が続き、睡眠時間も毎晩4時間ぐらいしか取れない状態が続いていたため、身体がとてもだるく、目の下が常にピクピク痙攣していました。
あまりに体調が悪いので怒らく血圧が高いのでは?と感じ、測ってみたら上が170、舌が110もありました。
普段は高血圧ではありません。
完全に肉体的な疲れと、精神的なストレスが高血圧の原因のようです。
くるみちゃんの様子を常に観察するため、介護中は1階の洋間で過ごしていました。
それまで寛ぐのは2階の洋間でした。
階下に下ろしていた布団や、パソコンなどを2階にあげ、くるみちゃんが闘病生活を送っていた、廊下や台所の掃除をしました。
掃除機の騒音がくるみちゃんのストレスになるので出来なかったのです。
この日は、秋のお彼岸の中日。
庭には
ヒガンバナがようやく咲き始めていました。

くるみちゃんの亡骸をゆず君に見せましたが、やはり仲間の死というものを理解できないようです。
家の中を彼方此方歩き回り、クゥーン、クゥーンと言うか細く悲し気な鳴き声を出しながら、くるみちゃんの姿を探しているのがより悲しみを誘います。
くるみちゃんを入れた段ボール箱を抱え、家の中をくるみちゃんに見せてあげました。
これでこの家から最後のお別れです。
ペット斎場は今回も
新川ペットメモリーガーデンさんにお願いしました。
心優しいご夫婦が経営されている、自然と花々に囲まれた閑静な場所にあります。

この日はお彼岸期間中のため、ペット墓地にお参りにくるお客さんが多かったようです。
火葬の手順はレストハウスにて受付を行い、棺桶にくるみちゃんを入れて、その周りを花やペットフード、そしてくるみちゃんが大好きだったおもちゃを添え、くるみちゃんとの最後の語らいを行います。
次に本堂の祭壇にてお線香を手向け、手を合わせて最後のお別れです。
その後、火葬場にて再度お線香をあげ、棺桶の小さな窓からくるみちゃんの顔を見下ろします。
そして火葬が始まりました。
火葬場の煙突から煙が昇り、くるみちゃんが天国に昇っていく様子が見れました。

園内のガーデニングは現在、夏の花と秋の花の端境期のようです。
それでも美しい花々を眺めていると、少しだけ気が休まります。



火葬から収骨まで約2時間半。
マスさんとくるみちゃんの思い出、ゆず君の仲間ロスの心配など話し合いました。
愛嬌のある施設のワンちゃん・
きゅーちゃんの可愛さに癒されました。

そして小さくなってしまった、くるみちゃんの遺骨をマスさんと二人で骨壺に収めます。
明るく元気だったくるみちゃんがいなくなり、とれも寂しい気持ちでいっぱいです。
今回はあまりにも不憫な死に出会ってしまい、気持ちの整理が全然つきません。
この記事を書いていると涙がにじんできて悲しみが止まらないのです。
くるみちゃんとは、たった1年弱しかいっしょに暮せなかったですが、コロナ禍が続き家にいる機会が多かったので、何年か分に相当る触れあいの時間を持てたと感じています。
気持ちが落ち着いたら、備忘録として、くるみちゃんの思い出を書こうと思っています。
(追記)
今朝の血圧は上が140,下が100で、脈拍数は80でした。
まだ身体がだるいので朝一でかかりつけの病院に行って診察してもらいました。
いろいろ猫の介護の事を先生に話すと、血圧の上昇は明らかに介護疲れからくるようだね、と診断され、血圧を下げる薬より、今は精神を安定させ、よく眠れる精神安定剤を処方するからと3日分薬を処方してもらいました。
夜中に起きることがルーティンになっているので、昨日も少し眠りが浅かったです。
今晩は、安定剤を飲んで熟睡できれば良いな、と思っています。
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- 2020/09/23(水) 17:55:32|
- 猫
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