残念なお知らせです。
昨日、
くるみちゃんを動物病院に連れていきました。
家で様子を観察していると、呼吸数がとても多くなっている事に気が付きました。
通常、猫の呼吸数は1分間に20回程度だそうです。
くるみちゃんの場合、ストップウォッチで1分間の呼吸数を何回か測ってみたら、平均
45~4655~56回と非常に呼吸が荒い事が分かりました。体温はゆず君と交互に触り比べてみると少し高いです。
餌を食べない原因は熱と息が苦しいことにある点が分かって、放っておけないので直ぐに病院へ行った訳です。
但し、餌を食べられないで、呼吸数が多いことを除いて、見た目の異常は飼い主にしか分からない程度です。
上の写真が昨日の朝。まだ目は生気に溢れています。
病院へ連れて行かれるくるみちゃんの動画院長先生に現在の状況を話し、母猫と兄妹猫が白血病のために相次いで亡くなった事を伝えたら、すぐにエコー検査と白血病の検査、そして二種類の血液検査を行いました。体温は39.1度と熱があります。
エコー検査では腫瘍や内臓に問題はなく、腹水も胸水も溜まっていません。
血液検査の結果が分かり、再び診察室に入ると、里親になった時の予想通り、母猫から感染して白血病ウィルスは陽性でした。
ゆず君が白血病を発症した時の症状は強度の貧血に侵されていましたが、
くるみちゃんの場合、肝炎を患っている事が判明しました。そして軽い黄疸症状も出ているとか。
白血病ウィルスに侵され発症する場合、猫によって病状が異なるそうです。
貧血、肝機能障害、口内炎、リンパ腫など調べると一様ではありません。
ウィルスに対する治療薬は存在せず、病状によって対症療法となります。
くるみちゃんに対してはステロイドと抗生剤の注射、そして皮下点滴を行ってもらいました。
帰宅後、くるみちゃんはストレスが溜まり、注射の副作用も出たようで、体調が一時的に悪くなりましたが、午後11時頃から復活して水を飲み、チュールを舐めてくれました。
そして今朝は熱が下がり、通常の1/3程度カリカリを食べてくれました。
呼吸数も45回と少しだけ緩和されました。
一応、対症療法は良い方向に向かったようです。
今日も通院してまた注射を打ってもらいました。
餌が食べられないのは熱があって呼吸が苦しいことに起因しているようです。
明日と明後日は病院が休診なので、錠剤を処方してもらい、それで様子を見ることとなりました。
ゆず君が強度の貧血に陥った時は、自宅で私が皮下点滴を行い、ステロイドと抗生剤の皮下注射も行わねばならない状態でしたが、くるみちゃんの場合は多少でも餌が食べられ、水も飲め、普通に歩けるので、錠剤で大丈夫だろうという事です。
これから重要なのは呼吸数の観察と、餌を食べるかどうかが問題になってきます。
何とか肝炎が重症化せず、免疫力をアップさせ、病気に打ち勝って欲しいものです。
但し、肝臓疾患を直すのは時間がかかるでしょうね(汗)
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- 2020/09/01(火) 18:00:00|
- 猫
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| コメント:2
ク~さん応援ありがとうございます。
残念な診察結果が出てしまいました。
大人になると免疫力がアップして、白血病が陽性でも症状が出難いと聞いていますが、くるみちゃんの場合まだ生後1年の育ちざかりだったので、症状が悪化してしまったようです。
少し食が細くなっていたのは、暑さのせいと思っていました。ゆず君も同様に食が細くなっていましたから・・・
今はこれ以上重症化せず、肝臓機能が回復してくるのを祈るばかりです。
歩けますが、階段を上がったりすると呼吸回数が一気に増えてしまいます。
安静が一番良いらしく、病院に行って帰ってくるとぐったりしてしまうので、2日間は錠剤を飲ませます。
今朝も餌を食べ、水を飲みました。しかし体重を維持する量を食べるのは難しいようです。
しばらく本ブログはくるみちゃんの闘病記になりそうです。
- 2020/09/02(水) 10:16:37 |
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