マーベルの女性スーパーヒーローの物語
「キャプテン・マーベル」を見てきました。
『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(18)のラストシーンで、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が最後に希望を託した「切り札」が彼女でした。
あらすじ
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる。まずオープニングにびっくり!
マーベルのロゴのパラパラシーンが全て亡くなられたスタン・リーになっています。
マーベルのコミックの発展に寄与され、マーベルの映画作品すべてにカメオ出演された彼がいなくなったことを実感した瞬間でした。
この作品はゴールデンウイークに公開される『アベンジャーズ エンドゲーム』に繋がる重要な作品なので、見ないことには話がまったくつながらなくなってしまいます。
まあ単純にマーベル商法にのせられている感じなのですが、まあお布施のつもりで見たのが正直なところです。
話は失った記憶を探し、最後に覚醒して驚異的な力を得る、という少しサスペンス要素のある内容でした。
でも女性スーパーヒーローの物語としてはDCコミックの『ワンダーウーマン』の方が格段に上です。
それにスーパーマン並の無双な強さなので、『アベンジャーズ エンドゲーム』が『ジャスティス・リーグ』のように、キャプテン・マーベル以外のヒーローはほぼ雑魚、的な扱いになってしまう危惧を持っています。
ヒーローとは弱みを持ち、苦戦しながらも最後は勝つ、というのが見ている者にカタルシスを味あわせてくれると思いますが、その点で本作品はああり評価できませんでした。ただ驚いたのはデジタルで若く加工されたサミュエル・L・ジャクソンです。
御年70歳を越えているようですが、いやはや若い!
これからは主人公が若い頃のシーンに別な俳優を起用しなくても良さそうな感じがしましたよ。
それにグーズと言う茶トラの猫が結構活躍します。
この可愛い猫の本当の正体にまたまたびっくり!
ある意味、グーズが一番強いのでは、なんて思ってしまいました。
まあ『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ エンドゲーム』の完全なつなぎの役目を宿命づけられた作品のため、変な制約を受けて脚本の自由度を失ったように感じるため、
この作品の評価は70点です。
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- 2019/03/16(土) 19:48:26|
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