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東北の山遊び(雑記帳)

日々感じた事を気の向くままに書いていきます。添付写真とは無関係な内容も多いです。

映画 『ファースト・マン』

人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を描いた映画『ファースト・マン』を見てきました。

『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ作品として楽しみにしていました。

あらすじ
幼い娘を亡くした空軍のテストパイロット、ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、NASAの宇宙飛行士に応募し、選抜される。彼は家族と一緒にヒューストンに移り住み、有人宇宙センターで訓練を受ける。指揮官のディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)は、当時の宇宙計画において圧倒的優位にあったソ連も成し得ていない月への着陸を目指すと宣言する。




アポロ11号で人類初の月面踏査を行ったのは今から50年前の1969年。
当時、子供時代の私も固唾を飲んで月面に降り立つ一瞬をテレビで見ていました。

そう言えば1970年に開催された大阪万博の時、アポロ12号が持ち帰った「月の石」を展示したアメリカ館の行列が凄かったと報道していたのを今でも思いだします。

本作はオスカーを獲得した『アポロ13』の様なドラマチックな展開を期待して見ると、完全に裏切られます。
あくまで主役であるアームストロング船長の自己体験に徹した絵作りを行っているからです。

その視点は堪え難いような閉塞感を伴うコクピット内に限られ、16mmフィルム撮影のざらついた映像質感も当時の時代感覚に溢れています。

その表現方法を斬新と見るか、ドラマチックじゃなく面白味に欠けると見るかで、この作品の評価は違ってくると思いました。
私的には見る者に宇宙旅行を追体験させる今回の手法はありです。

そして面白いのは『セッション』と『ラ・ラ・ランド』で音楽を追及したような作品を作り上げたデイミアン・チャゼル監督が、本作に限っては極限まで音楽を省いている点でした。

X-15航空機やジェミニ8号、月面着陸船の試作機、そしてアポロ11号の発射シーン全てにおいて、機械の発する轟音を用い、見るものに緊張感を嫌おうなく植え付けています。
そしてロケットエンジンが止まって宇宙空間にでた時、月面に降り立った時、最後の夫婦で行う無言のふれあいシーン。
どのシーンも静謐な状況がひしひしと感じました。

しかし今から50年も前にファミコン程度のプアなコンピューター機器を使って、針の穴を通すようなタイトなミッションをやり遂げた宇宙飛行士とスタッフの方々には驚くばかりです。

映画を見てこんな危ない橋を渡ってよく月に降り立てたと感じました。

評価は85点。
マイナスに感じた点は、月面探査の時に病気で失った幼い娘の事を思い、涙するかな、と思った点です。
彼は月面で彼我の世界を見たのでしょうかね?







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  1. 2019/02/13(水) 22:10:31|
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