もう大晦日。
慌ただしい年の背で、昨日、今日と近場の山を歩いてこようと思っていたのですが、大掃除や買い物などで忙しく断念しました。
最近は内業が続き、細かな文字を見て目が疲れています。
そんな時はPCで
YouTubeにアップされている音楽を聴いて一息つく時が多いです。
私は若い頃から音楽を聴きまくっていて、映画と同様にないと困る趣味です。
この歳になるとJazzやクラシック、そして昔聴いた曲を好む方が多いと思いますが、私の場合は昔からヒット曲とは無縁の音楽を聴くことが多かったのです。
以前はフュージョン系やAORの曲を聴きまくっていましたが、最近はマスさんと一緒にJ-POPを聴くことが増えてきました。
そこで
最近聴いている曲の一部を紹介したいと思います。音楽ネタの記事はYouTubeにアップされている動画が消される頻度が高く、最近はこの手の記事を控えていたのですが、オフィシャルの動画はあまり消されないので、主にその動画を選んでいます。
➀ まず
KILINJIの最新シングル
「AIの逃避行 feat. Charisma.com」です。
昨年は
RHYMESTERをフィーチャーした「The Great Journey」を発表しましたが、このところラップをメインにした曲をシングルカットしているようです。
ベースラインやボコーダーが80年代のフュージョンを意識した感じです。
本作を最後にキーボード担当の
コトリンゴが脱退したのは残念でした。
コトリンゴはバークリー音楽大学出身で、坂本龍一も評価している才女なんですよ。
➁ 大沢伸一のソロプロジェクトである
MONDO GROSSOが14年ぶりに発売したアルバムは史上初となる “全曲日本語ボーカル曲“でした。その中でも女優の満島ひかりが唄い踊った
「ラビリンズ」は出色の出来です。満島ひかりは元々沖縄アクターズスクール出身の男女混成による小中学生7名で構成されたフォルダーで歌手デビューしていて、もっとミュージシャンとしても活躍して欲しいと思っています。
③
NONA REEVESは以前から追いかけていたグループで、10月25日に発売された新曲
「Sweet Survivor」 がなかなかご機嫌です。
リードボーカルの西寺豪太はお寺のご住職の息子さんなんです。
日本を代表するマイケル・ジャクソンマニアとしても有名です。
④
ブルー・ペパーズ の「ずっと 」音楽マニアの中で超有名なセッションボーカリスト佐々木久美の娘さん佐々木詩織をフィーチャーしたシティポップの名曲です。
東京都在住の大学生、福田直木と井上薫による音楽ユニットで、これからブレイクしそうな感じです。
⑤
ウワノソラは奈良在住の男女3人が結成。ボーカルのいえもとめぐみは荒井由実の再来を思わせる繊細な感性を持つボーカルが魅力的です。そして角谷博栄と桶田知道、2人が担うギターと作詞/作曲がバンドの軸であり、80年代のシティポップを現在のフォーマットに置き換えた才能は見事です。曲は
「夏の客船」です。
⑥最近知った日本のフューチャーソウルバンド・
WONK。業界関係者からも「世界水準のサウンド」と大絶賛を受けているようで、ジャズやソウル、ヒップホップの要素をクロスオーバーに取り入れたサウンドは今後日本のR&Bシーンを牽引しそうです。今回は
「Midnight Cruise」を紹介。
でも英語詩だけでなく日本語の唄も聴いてみたいです。
➆
星野みちるはAKB48の元メンバー。ディスコナンバーから落ち着いたバラード、そしてご紹介するビックバンドテイストの
「流れ星ランデブー」まで、ポップかつ遊びゴコロに富んだ楽曲を数多く聴かせてくれます。
⑧
婦人倶楽部は新潟・佐渡ヶ島発の謎のポップ・グループです。佐渡ヶ島に暮らす婦人たちによって2014年に結成されました。
メンバーはイベント担当の婦人A、ボーカル担当の婦人B、パフォーマンス担当の婦人C、演奏担当の婦人Dの4名。
ピチカート・ファイブを彷彿させる渋谷系的なキラキラした楽曲が魅力です。ご紹介するのは
「旅とフェリー」。
⑨やはりこの人は外せません。7月26日にリリースされた、
土岐麻子のベストアルバム「HIGHLIGHT – The Very Best of Toki Asako -」から、新曲
「STRIPE」。
⑩
RIRI(リリ)は、現在18歳の女子高生シンガーで、デビッド・フォスターが主催した世界的次世代スター発掘オーディションに出場し、わずか11歳でファイナリストの一人に選ばれた逸材です。彼女も世界水準になり得るミュージシャンだと思います。
1st ALBUM「RIRI」のシングルカット曲
「RUSH」です。
番外編:広島県出身のジャズボーカリスト
たなかりかが2012年に発売したアルバム「Japanese Song book」の一曲、
「エイリアン」です。
キリンジの名曲エイリアンは多くのミュージシャンにカバーされていますが、ここまで大胆にジャズテイストのアレンジをしているのは初めて聴きました。
紅白歌合戦とは対極にあるこんな楽曲もJ-POPには沢山埋もれているのですよ。
それでは皆さん、良いお年を!
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- 2017/12/30(土) 23:38:02|
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