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東北の山遊び(雑記帳)

日々感じた事を気の向くままに書いていきます。添付写真とは無関係な内容も多いです。

映画 『猿の惑星:聖戦記』

チャールトン・ヘストン主演の大ヒット映画『猿の惑星』の前日潭を描いた三部作のラストを飾る
『猿の惑星:聖戦記』を観てきました。

あらすじ
猿と人類の全面戦争が始まってから2年が経ち、シーザー(アンディ・サーキス)が率いる猿の群れは、森の奥深くのとりでに姿を隠していた。ある日、奇襲によってシーザーの妻と息子の命が奪われる。シーザーは人類の軍隊のリーダーである大佐(ウディ・ハレルソン)に復讐するため、オランウータンのモーリス(カリン・コノヴァル)らと共に旅立つ。




前2作で人間が猿インフルエンザウイルスから滅亡に瀕している事実を知りました。
しかし脳が退化して言葉を失う理由が分かりませんでしたが、本作でウィルスが進化してそうなる事が判明し、いよいよ猿が支配する世界が創出される時が近いことを観客は知ります。

ここで面白いのはシーザーはあくまで猿なんですが、観ている私は猿を完全に擬人化して、例えばアメリカインディアンがされたように、白人がマイノリティを迫害する構図で観てしまいます。

オリジナルの『猿の惑星』は目だけが人間で、顔に被り物を付けて撮影されていました。
でもこの新3部作ではシーザーを演じるアンディ・サーキスの顔や身体の動きをキャプチャーして、実際の猿が演じているように感じるのです。特に知性を秘めた目の動きが凄かったです。
アンディ・サーキスはこの演技でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされるのでは、という下馬評もあります。
この特別映像があるので、下記の動画を御覧ください。



今回の物語は妻と子供を殺されたシーザーの復讐劇が中心になります。
そこに「大脱走」(63)や「プラトーン」(87)などの過去の名作戦争映画のエッセンスを加え、猿対人間、人間対人間の戦いを交えて物悲しいラストに突き進みます。

オリジナル「猿の惑星」で猿たちが暮らす、理想の地へたどり着いた時は、やっとこれでオリジナルに繋がる物語になったと感動しました。

でも良く考えてみると、オリジナルの「猿の惑星」はここから2000年後の話です。
言葉を離せない人間の少女ノバや、シーザーの子供がコーネリアスなのは、時空的繋がりを欠いているので、無理に同じ名前にしなくても良かったと思いますし、オリジナル「猿の惑星」のラストで、人間が核戦争によって死に絶えたとなっている点に関しても辻褄が合わず、それを語るにはもう1作品欲しいところです。

ところで初期の「猿の惑星」は一作目が大ヒットしたために、二匹目、三匹目のドジョウを狙ってその後は4作品も作られてしまいました。
うる覚えですが、続編はコバルト爆弾を信奉する人間の成れの果てのミュータント集団が出てきて、結局地球は木っ端みじんに破壊されてしまいます。
その後、チンパンジー属のジーラとコーネリアスが飛行士が乗ってきた宇宙船を使って過去の地球へ戻り、シーザーと言う子どもを産みます。その子が回り回って人間と猿が共存する地球を創生するのがラストなのですが、これでは閉ざされたタイムループの中で永遠に堂々巡りするような話になってしまい、TV放送で観ていた自分も納得できない話でした。

今回の三部作はオリジナルの「猿の惑星」より後に制作された4作品はあえて無かったものと捉え、オリジナル作のショッキングなラストシーンをより強調させてくれる良作となりました。

本作品の評価は88点です。
上記に書いていますが、最終的に核戦争で滅びた人類と、汚染された地域を2000年後の猿たちが禁断の地、と称していた理由が知りたいです。


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  1. 2017/10/20(金) 17:49:58|
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