東北の山遊び(雑記帳)

日々感じた事を気の向くままに書いていきます。添付写真とは無関係な内容も多いです。

ハナちゃんの思い出

正月も明けたので昨年12月27日の早朝に虹の橋を渡ったハナちゃんの思い出話をしたいと思います。

これはハナちゃんの事を忘れないために記す忘備録ですので、長い記事になりますがご了承ください。

ハナちゃんとの出会いは2013年の初夏です。
ペロ母さんと名付けていた雌の野良猫のお腹の中に入っている時から知っています。

ペロ母さんは4匹のキジトラの子猫を生みました。
その内の一匹がハナちゃんです。

もう一匹は私が保護して里親さんに貰われていきました。

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ハナちゃんが生後6ヶ月を過ぎようとしている頃、キジトラ雄のペロおんちゃんがハナちゃんに交尾しようと迫っていました。
これは一旦保護して、避妊手術を受けさせ、地域猫として再び離すつもりでしたが、避妊手術の術後が非常に悪く、酷い口内炎と下痢&熱を出して、全く餌を食べてくれなくなりました。

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連日、動物病院に連れていって治療をしてもらい、家では流動食を食べさせました。
その甲斐あって、ようやくカリカリを食べてくれたときはホットしました。

かなり身体の弱い子と思ったので、再び野良に戻すことは不可能と感じ、結局家で飼うことにしました。

その後は食欲も戻って、猫じゃらし等のおもちゃで遊んでくれるようになりました。

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一か月も経つと慣れてくれて、常に私に寄り添うようになりました。

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この頃、父の認知症が進み、私は昼夜問わず介護に追われる日々を過ごしていましたが、夜に布団に失禁する事が増えて、一日に3回以上もシーツやタオルケット、そしてパジャマを洗う状態が続き、心身ともに参ってきました。

そんな中でハナちゃんの可愛さが一つの救いになってくれました。
年明け直ぐに父は老健施設に預けました。私一人での介護は限界を迎えていたのです。

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2014年の正月。
ハナちゃんに服を着せてみましたが、身動きがまったくできなくなり、すぐに脱がせました。

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その年の6月初旬、父が老健施設内で肺炎のために亡くなりました。
広い家には私とハナちゃんが残されました。

父のもろもろの整理が片付き、ほっとする反面、両親を失った寂しさが募りましたが、この時もハナちゃんに励まされました。

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ハナちゃんの暮らす初めての夏。
家は木造建築で暑ぐるしいのですが、ハナちゃんは平気な顔をしています。

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この家はハナちゃんの天下ですね(笑)

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週末にマスさんが遊びに行く以外はハナちゃんと二人きりの静かな生活が続きました

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2014年に秋、倉庫にサバトラの子猫が住み着きました。
かなり小さいのにもう親離れしてしまったようです。

そこで捕獲機を借りてきてこのサバトラの子猫を保護し、里親さんを探すことにしました。
仮にマルちゃんと名付けたこの子ですが、直ぐに知り合いの山仲間の方に連れられて行きました。
ハナちゃんを顔を合わせたのはごく僅かな日数だけでしたが、マルちゃんがいなくなると、ハナちゃんはしばらくの間、家の中を探し回っていました。

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ハナちゃんが家に来て丸一年。
ハナちゃんは常に私に寄り添ってきます。

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キッチンにいるときには、この台がハナちゃんの特等席です。

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穏やかな2014年の暮れでした。

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寒い冬の季節は布団の中に入ってきて、私の腕枕で寝ます。
今まで多くの猫を飼ってきましたが、一晩中布団の中に入って寝る猫は初めてでした。

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マスさんの知り合いの動物の保護活動家の方が、とても懐っこいチャトラの猫を保護したと聞き、ハナちゃんの友達として良さそうと思い、今度は私が里親になることに決めました。

ハナちゃん、仲良くやっていけるか少し心配ですが・・・

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2015年の5月のGWに、飼い猫となるゆず君を家に連れてきました。

ゆず君は直ぐに適応したのですが、あまりに図々しく家を歩き回るので、ハナちゃんの機嫌を損ねてしまったようです。
ハナちゃんの体調が悪くなり、獣医師に診せると急性膀胱炎とか。
注射ですぐに治りましたが、ハナちゃんには少し悪いことをしたと感じました。

でも1ヶ月も経つと、二匹は仲良しになりホットしました。

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この年の8月。
ゆず君が急性の貧血で動けなくなってしまいました。
マスさんが慌てて病院に連れていくと猫白血病が発症したらしいです。

一度は治るかに見えたのですが、10月に再発。
何度も病院へ通い、ようやく11月に自力で造血できるようになり危機を脱しました。

この時にハナちゃんはゆず君の分まで餌をガツガツ食べていたので、体重は4kgを軽く超えてしまいました。

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2015年の晩秋の頃。
二匹で庭にいるマスさんを眺めています。
こんな幸せな風景がずっと続くものだと思っていました。

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ハナちゃんは冬にもかかわらず元気です。

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こたつ布団に寄りかかって二匹でくっついている事が多くなりました。

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2016年の2月。
相変わらずハナちゃんは食べることが大好きです。

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春の足音は聞こえ始めたら、ゆず君が去勢しているにもかかわらずハナちゃんに交尾をしようと首に噛みついて、上に乗るようになりました。
ゆず君って噛むときの按配が分からず、意外に痛いので、ハナちゃんは非常に嫌がりました。
その結果、ゆず君を避けるようになってしまいました。

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2016年5月。
ハナちゃんが急に口から涎を垂らすようになりました。
口臭もあり、また口内炎が再発したようなので、病院に連れて行きました。

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口内炎の原因を探るために血液検査をすると、ハナちゃんは猫エイズと猫白血病が陽性であることが判明しました。
時に猫エイズの場合、発症すると口内炎が酷くなるようで、免疫力も低下しているために治りにくいと言われました。

猫エイズも猫白血病もそのウィルスに効く薬はなく、対処療法で対応していくしかなさそうです。

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口内炎の治療に毎週1回の頻度で病院に連れていく日々が続きました。
人間でも口内炎になると痛くて大変なので、とにかく痛くないような治療が必要となります。

しかし8月初旬に急に猛烈な下痢と高熱の症状がでて、半日入院を連日続ける治療が必要となりました。
この時、餌はほとんど食べられないので、ハナちゃんの体重は急激に減ってきました。

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そこからはこのブログを閲覧している方はご存じと思いますが、ハナちゃんの闘病生活が続きます。
医者で皮下点滴や注射を打ってもらうと、少しだけ食欲が増してくるんですが、日を置くと再び多方面に疾患が現れてきます。
まるでもぐら叩きのように、その都度注射の種類を変えて治療しますが、決め手となるものはありませんでした。

でも一旦11月に持ち直して、奇跡の復活を遂げるのでは、と期待した時もありましたが、それも二週間と続かず、12月に入ると自宅で皮下点滴と抗生剤やステロイドの注射を行うことで命をつなげていました。

ハナちゃんが少し元気な状態の最後の写真がコレです。
この時の体重は2.6kgしかありませんでした。
ほぼ骨と皮だけのガリガリの状態です。

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この体調では年を越すのは難しいと思い、少し体調が良かった12月26日に病院で入院させて点滴を打ってもらいました。
何とか夫婦二人と二匹で正月を迎えたかったからです。

しかしこの判断は誤りだったようで、点滴治療のために血管を探すとなかなか見つからないほど血流が細くなっていたようで、おかしいと思い血液検査したら極度の貧血状態に陥っていたそうです。
動けるのが不思議なくらいの血の薄さで、結果的に点滴したので血が更に薄くなって心臓に負担をかけたと思います。

帰宅後は少し調子悪そうにしていたハナちゃんですが、午後11時頃から急に動けなくなってしまいました。
布団の中で寝かせると、午前2時頃に失禁したのです。
この状態で布団で寝るのは無理なので、ハナちゃんを炬燵に連れていって、ペットシーツの上に寝かせ、様子をみていました。
すると午後3時半ごろから苦しい息になり、12月27日・午前4時52分、私が見守る中で静かに息を引き取りました。

たった3年8ヶ月の短い生涯でした。
人間の年齢だと30歳ぐらいです。

ハナちゃんの病気に当たって、私が出来ることはすべてやってあげたと思っていますが、猫エイズと猫白血病にかかった猫で長生きした猫はほとんどいないという現実からは逃れることはできなかったようです。

私の家に来て幸せだったかは知るよしもありませんが、野良猫の場合は、誰にも看取られることもなく、暗い場所で病気に耐え、苦しんで死んでいくと言うので、少しでも安全な場所で、美味しいものを食べて生きたのはハナちゃんにとって良かったと思います。

今は天国で口の中の傷みも感じずに、沢山美味しいものを食べているのでしょう。
薄幸な子でしたが、私の記憶の中にずっと生き続けると思います。

短い間ありがとうね、ハナちゃん。




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  1. 2017/01/10(火) 18:54:25|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
<<ハナちゃんの思い出(動画編) | ホーム | 引きこもり>>

コメント

失礼ですが懐かしく動画も見せてもらいました。
楽しいひと時を過ごしてましたね。
ハナちゃんは穏やかで落ちついた子て゛したね。
つらい痛みにも耐えてました。
気遣いのあるここ優しい飼い主さんにめくり合って保護されて幸せな短い生涯を過ごして
虹の橋を渡りました。
今は痛みから解放されて有難うございましたと
天国からゴロゴロ喉を鳴らしてますよ。


  1. 2017/01/12(木) 13:25:06 |
  2. URL |
  3. ク~ #TU21jv9k
  4. [ 編集 ]

ク~さん今晩は。
写真では分からない、家族にしか見せないハナちゃんの姿が動画では分かりますね。
闘病生活の時は痛々しくて動画は撮影しませんでしたが、本当に頑張ったと思います。
野良猫の場合、3~5年しか生きられないそうですが、ハナちゃんも同じような月日しか生きられなかったです。
でも少しは愛情を感じてくれたと信じております。
今は天国で元気に暮らしているんでしょうね。
  1. 2017/01/12(木) 19:00:26 |
  2. URL |
  3. SONE #QVCxQ8ys
  4. [ 編集 ]

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