いろいろ頭の中がパニックを起こしそうな仕事が続き、ゆるい映画でも観にいこうと考えて、スキーやスノボの滑走シーンを予告編でやっていて、気になっていた
『疾風ロンド』を観てきました。
この作品は「容疑者Xの献身」など数多くの著作が映像化されてきた直木賞受賞作家・東野圭吾の小説を映画化したものですが、彼の作風では珍しいコメディタッチの作品です。
あらすじ
大学の研究施設の違法生物兵器「K-55」が盗難に遭い、さらに国民を人質に身代金3億円を用意するよう脅迫メールが届く。残された時間は4日間、主任研究員の栗林和幸(阿部寛)はひそかに兵器を探索するという任務を依頼されるも、手掛かりはゼロ。そんな折、犯人死亡というまさかの事態にぼうぜんとしながらも大惨事を回避すべく、犯人の遺品をヒントに国内屈指の規模を誇るスキー場へと向かう。野沢温泉スキー場が舞台の雪山サスペンスなら見ないと後悔する、と意気込んで観に行きましたが、いやはやこれは一言で言って珍作でした。
阿部寛のコメディタッチの作品は『トリック』や『テルマエ・ロマエ』が直ぐに連想されますが、本作もほぼ同系列のすっとぼけた笑いを提供してくれます。
しかし『トリック』では仲間由紀恵、『テルマエ・ロマエ』では上戸彩という、いい突っ込み役がいたのですが、本作ではそれらの女性に当たる役回りの人がいないので、阿部寛のピン芸人的なお笑いに終治し、笑いのインパクトに欠けた感じがしました。
あえて言えばムロツヨシがその役回りなんでしょうけど、阿部寛との絡みのシーンが少なすぎるんです。
結局、この作品の主題は家族の絆を確かめるという一点に終息しますが、肝心の違法生物兵器探索の切迫感が薄いので、その点では消化不良に陥ってしまいました。でもスノボ協議でオリンピックを目指す女性役の大島優子の滑りはなかなかのもので、
特に「SNOW WARS」と称する滑走中のストックでの戦いは最高に面白かったです。まあ、頭が疲れた時に、くすくす笑えるこんな映画の存在は助かります。
評価は以前行った野沢温泉の温泉街の風景が少しだけ見られたので、その点が嬉しくなって
60点です。
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- 2016/11/29(火) 22:14:32|
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とむかのさん今晩は。
ハナちゃんは調子が良い時と悪い時の差がありまして、今は下痢で食べられないので、明日皮下点滴が必要か病院に行って相談する予定です。
- 2016/12/01(木) 21:22:20 |
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何もできませんがハナちゃんの事、いつも気になっていて・・・
我が家も野良猫2代目シロが父の親友です。
- 2016/12/01(木) 22:53:36 |
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とむかのさん、
自宅療養に切り替えてから早め早めの処置をしていましたので、少し皮下点滴を行えば元気になると思いますよ。
二代目のシロちゃんが家に来ていて良かったですね。
- 2016/12/01(木) 23:32:53 |
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