今日6日は
金星が太陽面を通過する天体ショーが見られる日でした。
全般的に雲がかかっている状態が続いて、金星の太陽面通過を観察するには向かない天気でしたが、少しの間だけ晴れて太陽が顔を出してくれました。
「金星の太陽面通過」とは太陽、金星、地球が一直線に並ぶことで起きる現象で、金星は太陽の直径の約30分の1の大きさの黒い点として見えるそうです。この天体ショーはおよそ243年に4回起き、105.5年、8年、121.5年、8年という周期で繰り返します。前回は04年6月8日に日本で観測できたが、次は105年後にならなければ見る事ができません。
この観察で活躍したのが、前回の金環日食で活躍した日食メガネです。
私は遠くを見る視力が良いので、日食メガネを透して見ると、赤い太陽面に黒い点となった金星が良く見えました。
しかし、コンパクトデジカメで撮影を試みますが、上手く撮影出来ません。
太陽が明るすぎて、表面に見える筈の金星が明るさに埋もれて写らないのです。
結局露出補正をマイナス2まで暗くして、何とかぼんやりと
「しみ」みたいに見える金星が写りました。
上部の薄いシミに見えるのが金星です。写真はトリミング&画質補正をしています。

恐らくデジタル一眼でマニュアル露出にして、かなりアンダー目に撮影しないと、黒い点には写らなかったでしょうね。
まあ、肉眼ではっきりと黒い点の金星が見えたので満足しております。
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- 2012/06/06(水) 22:32:32|
- 日記
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| コメント:2
ク~さんおはようございます。
10枚ほど試行錯誤を繰り返して撮影しましたが、この程度のシミ状の写真が限界でした。
大きな太陽黒点が出ていたら、金星か黒点が分からない程度の大きさですね。
先日の部分月食も見ていますし、今年は天体ショーが多い年になりました。
日食メガネを作っている会社は日食バブルの状態ですね。社員全員でハワイ旅行ですかぁ(笑)
次は2030年の金環日食と2035年の皆既日食までバブルになりませんね。
- 2012/06/07(木) 06:47:03 |
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- SONE #QVCxQ8ys
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