東北の山遊び(雑記帳)

日々感じた事を気の向くままに書いていきます。添付写真とは無関係な内容も多いです。

ジャンクレンズを全域マクロ改造

SIGUMA 70-300mmF4-5.6 DL MACROは1999年ごろに発売されたフィルムカメラ用の安価な望遠ズームレンズです。
このレンズは300mmのテレ端に固定した時のみフルサイズ換算で1:2のマクロ機能を有していて、通常1.5mの最短撮影距離がマクロスイッチの切り替えで95cmまで寄って撮影できます。

ネットでいろいろ探っていると、レンズを個人的に改造して、70mmから300mmのズーム範囲全域で95cmまで寄れるマクロ化をしている方が多いことを知りました。

そんな中、某ショップでジャンク的にかなり安価な価格で売られていたので、レンズ改造をしたくなって購入してきました。
それがこのSIGMA 70-300mmF4-5.6 DL MACRO SUPERです。(ジャンクなのでレンズフードはなし。)

2016011501.jpg


しかし購入後に決定的な間違いに気づいてしまいました。
製品名の最後にSUPERがつく機種は、表側からマクロ切り替えスイッチを簡易加工する事で全域マクロ化は不可能で、マウントを一から分解していく「本格改造」が必要だったのです。


しかし機械をいろいろいじるのは好きなので、壊れるのは覚悟の自己責任で改造する事にしました。
その改造は結構難しかったので、詳しい行程は一切省きます。


写真の様に前玉と筒鏡まで分解しないと、マクロスイッチの加工部分までたどり着けません。
しかしこの状態までばらしてしまうと分解前の正常な状態に戻すのが至難の業で、特にズーム機能の復元に苦労します。


前玉と後玉の位置関係や、鏡筒とレンズ玉との部品の引っかかり具合など、詳細に観察してばらさないと組立段階で挫折してしまう公算が大きいと思います。
特に下の写真の状態から組み上げる最初の段階が複雑な知恵の輪を解くような感じでした。
それでもチャレンジしたい方はネットで検索して方法を調べてみて下さい。でもネットの画像を見ても根本的な組み立てのツボを指南しているものはありませんでした。

2016011502.jpg


まあ、全域マクロ化の方法は単純で、ズーム用のゴムベルトを外して、マクロ切り替えスイッチの下側に出っ張ってくる凸形の小さな□状突起を平に削れば全域マクロ化できるのですが・・・

2016011503.jpg


最終的な組立段階である、絞りリングの取りつけもちょっと難しく、何度か最終部分の組み直しをやり直した結果、レンズか問題なく動いた時には嬉しかったです(笑)


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そんな訳で、待望の試写です。
ワクワクしながら夕方近くの森林公園に散歩に行ってきました。


何時もの展望ポイントから泉ヶ岳を撮影します。

先ずは70mmの画像。

2016011504.jpg


135mm付近だとこんな感じ。

2016011505.jpg


流石にデジタルに対応していないオールドレンズなので300mmの望遠域は解像度が低いです。
APO化されていませんが、逆光でなければ色収差はあまり気にすることがなさそうでした。

2016011506.jpg



でもこのレンズで風景を写す気はさらさらなく、自分的にはマクロ撮影専用機にしようと思っていましたので、接写の時の映り具合が一番気になります。


そこで何枚か接写でテスト撮影してみましたが、オールドレンズとしては結構使える画になっていると思います。
円形絞りでないので光芒が丸くなっていないのは仕方ないですね。

2016011507.jpg

2016011508.jpg


次の写真は300mmテレ端で95cmの最短撮影距離ぎりぎりで撮ったものです。
花穂の大きさは1.5cm程度で、正直ここまで寄れるとは思いませんでした。
ワーキングディスタンスが比較的遠いので扱い難い事は否めませんが、300mmテレ端マクロの時は登山道から離れた花の撮影も出来そうです。

2016011509.jpg


風景は青みが強い印象ですが、接写では色のりも満足できると感じました。

2016011510.jpg


最後に室内で少し遠くに離れていたゆず君を撮影。
室内では望遠レンズは使いにくく、AFは非常に遅いので猫撮りには向いていない事が分かりました。(笑)

2016011511.jpg


結論から言ってSIGUMA 70-300mmF4-5.6 DL MACRO SUPERの全域マクロ改造に関しては、改造難易度が非常に高いのでやらない方が良いと思います。

今回改造行程を記載しなかったのは、写真では細かな行程まで網羅できず、文章のみの説明で作業をした場合、結果的に組立工程で失敗する可能性が高いと考えたからです。

それでも作業される場合はあくまで自己責任で・・・




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  1. 2016/01/15(金) 19:38:35|
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