ゆず君は山形県の桜咲くとある公園にゴマちゃんと一緒に捨てられていて、公園で仕事をしていた作業員の方々にお弁当の分け前をもらって生き延びていたそうです。
二匹ともとても人懐こく、保護しに行くと呆気なく捕まえることができたとか。
普通の野良猫の場合は警戒して懐かないので、明らかに誰かに飼われた後に何かしらの事情で捨てられたと考えられます。

普通こんなに明るい性格の人懐こい猫を飼った場合、捨てることは考えられないので、何故捨てられたのか考えてみました。
マスさんと一緒に
ゆず君の今までの性格や仕草などからプロファイルしてみて、ほぼ結論に達したのが下記の理由です。
➀とにかく懐こい性格で、人でも猫でも気軽に寄っていって甘える。
②ここが重要なんですが、飼い始めた当初は、頭を撫でようと上から手をかざすと、びくっと怯えた仕草を頻繁にする。
③猫じゃらしで遊ばせても、早い動きについてこれないが、今では動きが鋭くなってきた。
以上の事から想像すると、どうも高齢の飼い主に飼われていたような気がします。
②番目の事実は、しつけをする場合に叩かれていたと思う節があるんです。
お年よりは犬や猫が悪戯をしたときに叩く方が多いと思います。昔はそんな飼われ方をしていたペットが大半でした。
そして③番目は余り猫じゃらし等で遊ばせていなかったために、おもちゃの早い動きに慣れていない感じでした。
では何故捨てられたか、という確信の部分ですが、この高齢の飼い主の方がお亡くなりになって、身内の方が飼い猫の処分に困って、桜の花見に訪れる某公園に捨てれば、誰かが保護してくれるだろうを思い、二匹を捨てて行ったと思います。
自分の家で飼っていない犬や猫の場合、身内にとっては負の財産としか思えないでしょうね。
今はハナちゃんと追いかけっこをしたり、皆に甘えたり、穏やかな日々を過ごしていますが、不幸な過去を乗り越えて幸せに一生を終えて欲しいと願っております。

ところで一週間前の話ですが、仕事を終えて帰宅してみると
ハナちゃんが家の中で行方不明になってしまい心配しました。

台所の棚の上に置いていたお玉などが入ったバケットが床に落ちて散乱しています。
どうもゆず君と追いかけっこをしている時に、棚の上に乗って落としてしまったようで、その時の大きな物音にショックを受けて隠れてしまった感じです。
いやぁ~そこから約20分以上、家中を探しましたね。
結局、リビングのコーナーチェストの後に隠れているハナちゃんを見つけましたが、そこから出そうと手を入れて触ってみると震えています。
仕方なく、重いコーナーチェストを移動して何とかハナちゃんを動かしましたが、その後は晩飯も食べずに炬燵の中から出てきませんでした。
夜3時ごろ、炬燵に入っているハナちゃんを私の布団の中まで連れていって一緒に寝たら、やっと怯えがなくなって普通のハナちゃんの状態に戻りました。

とても臆病な性格なので、いろいろ心のケアが大変ですよ(苦笑)
でも臆病な性格ゆえに、凶暴なハクビシンが徘徊する外で8ヶ月近くも野良で生き伸びることができたと思います。
スポンサーサイト
- 2015/12/17(木) 23:52:53|
- 猫
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
ふむふむ・・・・なるほどのプロファイル。
お二人の分析、興味深く読ませてもらいました。
ゆず君もハナちゃんも個性豊かで、人間と同じですね。
本物のハナゆずちゃんに会いたい衝動にかられますよ♪うちの玄関猫もご健在です。
- 2015/12/18(金) 23:30:31 |
- URL |
- とむかの #BJNehaTI
- [ 編集 ]
とむかのさん今晩は。
何故、信じられないくらい人懐こいゆず君が捨てられたのか、いろいろ考えると記事内容になりました。
猫はツンデレなんて言われますが、家の二匹は犬のように甘えてきますよ。
冬に天気の悪い終末で、当地に来られる時があったら早めに連絡ください。その時には家にいるようにしますよ。
- 2015/12/19(土) 18:30:00 |
- URL |
- SONE #QVCxQ8ys
- [ 編集 ]