ペンタックスK-3を使い始めてほぼ2ヶ月経ちましたが、中級機と言うことで、未だに使いこなせていない感があります。前のエントリー機であるK-30は操作に迷ったら、シーンモードに逃げる手がありましたが、K-3ではいろいろ設定を確認しないとシャッターを押せません。
深山に登った時は日が短くなって、風景の輝度差が大きいシーンばかりでしたが、半逆光気味のシーンでは白飛びの画像連発で、カメラが壊れているのではないか?と思ってしまったぐらいです。
写真は深山山頂から太平洋の海岸線を撮影したシーン。
右前方から日の光が差し込んでいます。
これは見事に白飛び。あまりの馬鹿な露出に唸ってしまいました。
この時は
評価測光&27点AFですが、シャッター半押しに露出が連動していないようです。

同じ設定で、
空の面積を多くして、水平線にピントを合わせて撮影したシーンがこちら。
少し露出不足ですが、色は出ています。

次に
中央一点AFにして、AEロックして撮影した場合。

この画像が見た目に一番近い露出になっていました。
帰宅後にいろいろ調べてみて分かったのですが、
カメラの設定画面で【AFロック時のAE-L】と【測距点と露出の関連付】がどちらもオフになっていました。
これではAFをシャッター半押しでロックしても、ファインダーの位置をずらしてしまうと、自動的に露出が動いてしまっていたのです。
その後、家の近所で同じようなシーンを撮影しても、白飛び画像にはならなくなりました。
これならHDR(ハイダイナミックレンジ合成)で撮影すればいいと言う意見もあるでしょうが、フィルム時代のカメラではもっぱらリバーサルフィルムを使っていた関係で、ラチチュード(画像(階調の集まり)として再現できる露光の範囲)が狭い画像を好ましく思っていますので、HDRは違和感あり過ぎなんですよ。
余談ですが、やっと
多重露出撮影の方法が分かったので、町場で試し撮りを行ってみました。
一枚がピントを外して光源を玉ぼけさせた画像、それにピントが合った画像を重ねてみました。
本来は三脚使用での撮影が望ましいのですが、今回は手持ちですので少しずれています。

まだまだカメラの持つ能力のほとんどを使いこなせていないと感じるこの頃です。
スポンサーサイト
- 2015/12/11(金) 23:31:07|
- 写真
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0