ゆず君はブラッシングが大好きな猫です。

ブラッシングをしている最中、ずっとゴロゴロ喉を鳴らしたり、時にはキュルキュルと喉を震わせて喜びます。
終わると必ず満足した落ち着いた顔になるのです。
過去に飼っていた猫の中でもブラッシングが嫌いな子もいましたが、季節の変わり目、特に春と秋の換毛期には家の中が毛だらけになるので、ブラッシングは日課にしなければなりません。
短い動画を作ってみました。
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- 2017/01/31(火) 19:26:25|
- 猫
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昨年、中身山林道に突き上げる
馬引沢を歩いて非常に楽しかったので、一年ぶりにまた訪れてしまいました。

多少ゴーロ状のところもありますが、出合からほぼ源流までずっと滑床が続きます。
沢筋のつららを眺めるのもこの時期ならではの光景です。

中身山林道に出てから、前回はショートカットして大失敗したので、今回は送電線の巡視路を忠実にたどりました。
送電線鉄塔のところからは
泉ヶ岳が顔を見せてくれます。

赤石山西峰から眺めた
中ノ森。
本日の最終ピークはここです。
背後に坪沼の愛宕山が見えています。

風が強い一日でしたが、風が当たらない場所でゆっくり休憩が取れて、仲間との会話も弾みました。
山行の詳細は本家ブログにアップします。
- 2017/01/28(土) 19:00:47|
- 登山
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遠藤周作の小説「沈黙」を、巨匠マーティン・スコセッシが映画化した歴史ドラマ
『沈黙 -サイレンス-』を見てきました。
私は小説は読んだことないのですが、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期の日本を舞台に、来日した宣教師の衝撃の体験を描き出すこの作品は、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどのアンドリュー・ガーフィールドをはじめ窪塚洋介や浅野忠信ら日米のキャストが共演していて非常に興味を惹かれた作品でした。
あらすじ
17世紀、江戸時代初期― ポルトガルで、イエズス会の宣教師であるセバスチャン・ロドリゴ神父(アンドリュー・ガーフィールド)とフランシス・ガルペ神父(アダム・ドライヴァー)のもとに、日本でのキリスト教の布教を使命としていたクリストヴァン・フェレイラ神父(リーアム・ニーソン)が日本で棄教したという噂が届いた。尊敬していた師が棄教したことを信じられず、2人は日本へ渡ることを決意する。
2人は中国・マカオで日本人の漁師にしてキリシタン(キリスト教徒)であるキチジロー(窪塚洋介)の手引きにより、日本のトモギ村に密入国する。そこでは隠れキリシタンが奉行の弾圧に苦しみながらも信仰を捨てずに祈り続けていた。司祭はなく、「じいさま」と呼ばれる村長のイチゾウ(笈田ヨシ)だけが洗礼のみを行えるという環境だった。2人は村人達と交流を交わし、布教活動を行っていく。キチジローはかつて弾圧を受け、踏み絵により棄教を示したが、自分以外の家族は踏み絵を行えず、眼前で処刑されたのだという。罪の意識を背負い苦しむキチジローは自分の村である五島列島にも2人の宣教師を招き、布教を広める。そこでフェレイラの手掛かりも掴み、任務は順調かと思えた。
しかし、キリシタンがトモギ村に潜んでいることを嗅ぎ付けた長崎奉行・井上筑後守(イッセー尾形)が村に訪れ、2人の宣教師の身柄を要求した。村人達は必死に匿ったが、代償としてイチゾウ、キチジロー、そして敬虔な信者であったモキチ(塚本晋也)を含む4人の村人が人質となった。奉行は踏み絵だけではキリシタンをあぶり出すことは困難と考え、「イエス・キリストの像に唾を吐け」と強要した。4人の内キチジローを除く3人は棄教しきれず、処刑されることとなった。
自分達を守るために苦しむ信者達を見てロドリゴは苦悩する。「なぜ神は我々にこんなにも苦しい試練を与えながら、沈黙したままなのか―?」感想
観ていてスカッとする類のエンタメ作品ではありません。
しかし重く心に残る作品でした。
この作品の背景になる江戸時代初期のキリシタン弾圧の歴史に疎いと、何故、江戸幕府があれほど惨いキリシタンの処刑や拷問を行っていたのか理解に苦しみます。
私もネットで幾つかそれらの知識を得た上で映画に臨みました。
その上で観てみると、残虐の限りをつくした幕府側が、その体制固めのための神仏中心の思想統制と、鎖国の口実作りに、キリシタン禁制を計った末の行為と理解できます。
面白いことに迫害された宣教師やキリシタンの苦悩の歴史の他に、体制側の捻じれた価値観も浮かび上がらせている点が、斬新な切り口を思いました。
信者たちの苦境に一筋の救いの光も見出せない主人公の苦悩は、「人間が こんなに 哀しいのに 主よ 海があまりに 碧いのです」の言葉に集約されています。最後に信者を救う彼の優しさ、そして原作にはない彼の敬虔さを象徴するラストは心を揺すられます。
しかし信仰のために彼ら自身が命を賭す意味が私にはどうしても理解できませんでした。
「死ねば現世の苦しみから逃れハライソに行ける。」劇中でこの信者の思い違いをガルペ神父(アダム・ドライヴァー)が否定するシーンがありましたが、何故当時の宣教師たちは信者の殉教を今のイスラム国のごとく許したのでしょうか?
これは仏教信仰がメインの日本人には分からないことだと思いますし、私がこの時代のキリシタンなら、絶対にキチジローのような心の弱い人間であったと思います。
この作品の評価は85点。非常に重く、作家性の高い作品なので、ハリウッドのエンタメ映画好きには向かない作品です。
- 2017/01/27(金) 20:59:15|
- 映画
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今まで写真編集ソフトとしてかなり前のバージョンであるAdobe Photoshop Elementsを使っていたのですが、編集機能が限られているために、どうしても思ったような画像補正ができない状態でした。
その制約からガイド記事などを書くときに、もっと機能の多い写真編集ソフトが必要になってしまい、この度、よりバージョンアップした
Adobe Photoshop Elements 15をネットで購入しました。

私自身はあまり大幅にレタッチした画像は好みませんが、この手のソフトの進化は非常に早く、余計な映り込みの削除や、覆い焼きなど、私が欲していた機能がかなり増えていて、その作業方法を覚えるのが大変そうです。
山写真に使える補正機能の一つに
かすみ除去というのがありまして、それで補正した画像の一例を挙げます。
原台山から早池峰山を遠望した画像ですが、
元画像はこんな感じでもやもやしています。
かすみ除去の補正後はコチラ ↓

手ブレもこのソフトで補正出来るのですから、世の中の進歩に驚く限りです。
- 2017/01/26(木) 21:18:01|
- 写真
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前作「Bittersweet」以来、約1年半ぶりとなる
土岐麻子のオリジナル・ニューアルバム「PINK」を購入しました。

前作は不惑を迎える女性をコンセプトに沿えた作品で、渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)がサウンド・プロデューサーとしてバンドサウンドを全面に出していました。
音数が少ないサウンドでCDを聞くと少し物足りなさを感じましたが、ライブではまったく印象が異なる素晴らしい演奏になっていて、ライブを意識して制作したアルバムという感じがしました。
そして本作でサウンドプロデューサーに迎えたのは、土岐麻子が“都会的で孤独で甘美的"なサウンドと称賛するアーティストのトオミヨウ。アルバムほぼ全ての作曲、そして全曲のアレンジを担当しています。
何回かアルバムを聴いてみると、今回は打ち込みの曲がメインで、最近トレンドになっている音作りをしていると思います。
どちらかと言うと生演奏が好きな私ですが、最近発売した冨田ラボの曲も、ほぼ同じようなアレンジが成されていましたので、違和感はありませんでした。
最初に聴いた印象はイマイチかな、と思ったのですが、キャッチーなフレーズが多く、何回か聴き込むうちにじわじわと良く感じてくる不思議なアルバムです。これが現在進行形のCITY POPなのでしょうね。個人的には「Fancy Time 」と「SPUR」が出色の出来でした。
それに付属のライブDVDは最高です。
前の仙台のライブハウスで見た「TOKI ASAKO LIVE TOUR 2015 "Bittersweet"〜子曰、四十而不惑。麻子曰、惑うなら今だし。〜」のライブの感動を思い出してしまいました。
今年4月にまた仙台でライブをやるので、見に行くのが楽しみです。
- 2017/01/25(水) 22:27:46|
- 音楽
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単館公開しかしないと思い、映画館で観るのを半ば諦めていた山岳ドキュメンタリー映画
『MERU/メルー』がまさかのシネコン:ムービックス利府で公開されたので早速観に行ってきました。
ストーリー
ビッグウォール・クライミング――それはリスクも見返りも大きい危険なギャンブル。聖河ガンジスを見下ろすインド北部のヒマラヤ山脈、メルー中央峰にそびえる“シャークスフィン”のダイレクトルートは、クライマーにとって究極の勲章となり得る難攻不落の岩壁。過去30年間、一人の成功者も出していない、もっとも困難な直登ルートだ。
手ごわい難所が連なるこの6,500メートルの峻峰は、百戦錬磨のクライマーにとっても悪夢でしかなく、だからこそ挑戦意欲をかき立てる。90キロの登攀具や食料の入った荷物を背負いながら、雪と氷と岩に覆われた1,200メートルのテクニカルな山肌を登攀することは、チャレンジの入口でしかない。真のシャークスフィンが姿を見せるのはその先。それはクラックや足場がほとんど存在しない、垂直にそびえる花コウ岩。450メートルに及ぶ文字通りの“壁”だ。
ベストセラーとなった『空へ―悪夢のエヴェレスト』の著者ジョン・クラカワーは言う。「メルーを制するにはアイスクライミングが巧いだけでは駄目だ。高度に強いだけでもダメ、ロッククライミングの技術だけでも足りない。これまで多くの優秀なクライマーたちがその壁に挑み、敗れてきた。それは今後も変わらない。メルーはエヴェレストとは違う。シェルパを雇ってリスクを人任せにはできない。まったく別次元のクライミングなんだ」。
2008年10月、コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズタークの3人はメルー峰へ挑むため、インドに到着した。7日間のはずだった登山は、巨大な吹雪に足止めされ、20日間に及ぶ氷点下でのサバイバルへと変貌。過去の多くのクライマーたちと同じく、彼らの挑戦は失敗に終わった。難攻不落の山頂まで残りわずか100メートルのところで。
敗北感にまみれたアンカー、チン、オズタークの3人は、二度とメルーには挑まないと誓い、普段の生活へ戻っていく。ところが故郷へ帰ったとたん、肉体的にも精神的にも苦しい数々の苦難に見舞われる。一方、心の中のメルーの呼び声が止むこともなかった。そして2011年9月、コンラッドは2人の親友を説得し、シャークスフィンへの再挑戦を決意。それは前回以上に過酷なチャレンジとなった……。
友情、犠牲、希望、そして人間の奥底に眠る、原始的な冒険心について描いた、壮大なスケールの映像美で綴られる山岳ヒューマン・ドキュメンタリー。感想ヒマラヤの8000m超えのジャイアントなら山を志す方なら名前は聞いているでしょうが、この作品の舞台となったメルーという山は全く知りませんでした。
その写真を見てびっくり。最高峰はおそらく左に連なる峰でしょうが、
メルー中央峰にそびえる“シャークスフィン”は名前通り鮫のひれを立てかけたような壮絶な岩峰となっています。(下の画像で中央の尖った峰です。)
この難攻不落のリッジをダイレクトに登攀するなんて想像もできません。

でもアメリカ国籍のこの
命知らずの三名(コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズターク)は幾多の試練を克服し、終に陥落させてしまうのですね。

2012年に『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち 』というアンナプルナ南壁における救出活動を描いた山岳ドキュメンタリーを見ましたが、それは遭難救助に関わったクライマー達の当時の証言を集めただけの作品で、後味の悪い結末にがっかりした覚えがあります。
しかし
本作品は山岳ドキュメンタリーの一つの完成形で、事実は小説より奇なり、の言葉をこれほど表す作品は今まで見た事もありませんでした。どうやって撮影したんだ、と誰もが感じる登攀の高度感や迫力は言うまでもなく、更なる困難を克服して再び山に挑む姿には驚きました。
山好きの方なら是非映画館の大スクリーンで観ていただきたい作品です。
久しぶりに本格的な山岳映像を堪能させてくれ、後味も凄くいい作品でしたので
評価は90点です。
- 2017/01/23(月) 21:44:00|
- 映画
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昨日は福島の写真展を観た後で、福島市の東側にある
高松山に登ってきました。
だいぶ前に保原の里山を歩いた後で、この山に登った事がありますが、周辺は工業団地になってかなり様変わりしています。
低山なので短時間に登れるため、登り初めは午後2時ごろでした。
車道の奥に
高松山が見えています。

詳しい山行記事は別途アップしますが、簡単に山頂に着きました。
マツの木に囲まれ、そんなに展望が良いわけではないですが、木々の隙間から
信夫山が見えていました。

下山は峨嶁山を周回します。
アカマツと岩場があるピークからは
福島市街地が一望できました。
特に競馬場の建物が目立っています。

車道を歩いて車を停めた
鹿島神社に戻ります。
すでに太陽は西に傾く時間になっていました。

いろいろ盛りだくさんなイベント満載の一日でした。
- 2017/01/22(日) 22:48:04|
- 登山
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本日は福島市で開催されている
山岳写真集団・福島『山の写真六人展』を見に行きました。
そのブログ記事は
コチラ東北道を南下すると
蔵王連峰が少しだけ見えていました。

写真展の会場に行く前に、福島のラーメンの名店と評判が高い
めんや 薫寿 (KOTOBUKI)に立ち寄りました。

午前11時半の入店でしたが、カウンター席が空いていて、すぐに着座できました。
前に山形の高畠町で食べた鯛味のスープの美味しさが忘れられず、今回は鯛味のスープが売りのこの店を選んだので、注文は薫寿そばで決まりです。

大盛りも同じ値段なので私は
薫寿そばの大盛りにしました。

塩味が絶品なラーメン店は何を注文しても美味しい、というセオリー通り、とても温和ながら濃くもある美味しいスープと、もちもちの麺の食感が絶妙でした。
ところでこのお店の支店が仙台の折立にも出店したそうです。
そのお店に行って、別なラーメンも食べてみたくなりました。
めんや 薫寿 (KOTOBUKI)
☎024-529-5848
福島県福島市野田町4‐11‐11 大竹第二ビル101
営業時間 11:00~15:00 18:00~22:00(L.O.21:45)
[土・日・祝] 11:00~22:00(L.O.21:45)
年中無休
- 2017/01/21(土) 20:36:14|
- グルメ
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昨日今日と山雑誌のガイド記事を書いていました。
あまり家に引きこもっていると、必ず消化不良の症状がでるので、気晴らしにゆず君の餌を買いに富谷のホームセンターに行きました。
その駐車場から
泉ヶ岳が一望できました。
ようやく積雪が増えて雪山っぽい姿になっています。
笹倉山は人工林が多いので、雪山といった感じではありません。
でも登れば20cm以上の積雪があるんでしょうね。

この1月は週末のマスさんが仕事お休みのタイミングで晴れないために、なかなか雪山に行けません。
明日から再び雪が降るようです。
蔵王の樹氷もようやく姿を現したでしょうね。
- 2017/01/19(木) 19:57:37|
- 日記
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寒い日々が続いています。
家の北側の道路は凍結して、今朝は登る車がスリップしていました。
今日は給与明細書を税務署と市役所に提出する仕事があったので、午前中は忙しかったです。
昨年度にバイト的な所得もあったので、確定申告の書類も貰ってきました。
ネットで申請できるか後で調べるつもりです。
ところでハナちゃんが亡くなってから、
ゆず君の甘えん坊の度合いが増しています。

例えば炬燵に夫婦で並んで座っていると、ハナちゃんは必ずその間に入ってきて寝ていましたが、ゆず君はそれが羨ましく思っていたようで、ハナちゃんがいなくなった今は、ハナちゃんの席はゆず君が収まるようになりました。
夜に寝る時も、ハナちゃんは冬場は必ず私の布団に入っていてましたが、今はゆず君がそれを真似ています。

まあ単に私が寝ている時に寝返りが少ないので、猫も安心して布団の中で眠れるから何ですが、ゆず君は常にハナちゃんのやっている事を見て、自分も同じようにしたいと思っていたのでしょうね。
そんなゆず君の姿を見て、またハナちゃんに無性に会いたくなってしまいました。
- 2017/01/17(火) 19:45:08|
- 猫
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今日は高館いこいの森から
五社山を経て外山まで縦走しました。朝方は道路が圧雪状態でした。
歩き始めると風が吹き抜けないところは快適なんですが、風が当たると凄く寒く感じました。
全行程の半分は今まで歩いたことのないルートですが、
雑木林の美しい森が多く、歩いていて楽しいルートでした。
五社山の展望所からは仙台湾の彼方に金華山も望めました。

脊梁山脈が大荒れのときには太平洋側の里山ハイクの季節です。
詳しい記事は本家ブログに後日アップします。
- 2017/01/15(日) 20:51:52|
- 登山
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昨日からこの冬一番の寒波が襲来して、
仙台でも雪が積もりました。今まで降っても積もることはない暖冬でしたが、ここにきて急に真冬に突入した感じです。

私の家は雪が積もり易い地形をしているのか、二日間の積雪は5cm程になりました。
朝方は道路が凍結していて、雪かきもスパイク長靴を履いて行わないと坂は危険です。
ゆず君にとって二度目の冬ですが、今朝雪を触らせたら冷たさに驚いていました。

この寒さでは高山は雪崩の危険性が高いので、日曜日だけ近郊の里山を歩いてくる予定です。
- 2017/01/13(金) 19:19:09|
- 日記
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過去にYou Tubeにアップした動画を含めて、
ハナちゃんの登場シーンの動画をまとめました。前の記事では写真のみでしたが、動画の方が動いているので、よりハナちゃんの愛らしさが分かると思います。
以前ペルシャ猫を6匹飼っていた頃は写真もまだフィルムでしたが、デジカメになって沢山の思い出の写真や動画ファイルが残っていて良かったです。
まず
ハナちゃんのお母さん猫からハナちゃんを飼うことになる経緯を綴った動画です。次に
マルちゃんを保護して里子に出す直前のハナちゃんです。ゆず君が家にきました。
全然猫のあいさつが出来ず、
図々しいゆず君に戸惑っているハナちゃんです。ゆず君が来て二週間目の二匹の様子。
ハナちゃんはやっとゆず君を仲間と認めてくれたようです。そして最後に未公開の動画ファイルを新たに編集してみました。
動画の編集をしているとハナちゃんの事を思い出して涙がでてしまいました。飼い始めて3年と1ヶ月。
これまで一度も爪を立てたり、噛んだりする事もなく、とても大人しくて優しい子でした。
動画編集をしていて、もう少しハナちゃんの動画を撮影しておけば良かったと思いました。
私とマスさんにとって大切な思い出です。
- 2017/01/10(火) 20:45:40|
- 猫
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正月も明けたので昨年12月27日の早朝に虹の橋を渡った
ハナちゃんの思い出話をしたいと思います。
これはハナちゃんの事を忘れないために記す忘備録ですので、長い記事になりますがご了承ください。
ハナちゃんとの出会いは2013年の初夏です。
ペロ母さんと名付けていた雌の野良猫のお腹の中に入っている時から知っています。
ペロ母さんは4匹のキジトラの子猫を生みました。
その内の一匹がハナちゃんです。もう一匹は私が保護して里親さんに貰われていきました。

ハナちゃんが生後6ヶ月を過ぎようとしている頃、キジトラ雄のペロおんちゃんがハナちゃんに交尾しようと迫っていました。
これは一旦保護して、避妊手術を受けさせ、地域猫として再び離すつもりでしたが、避妊手術の術後が非常に悪く、
酷い口内炎と下痢&熱を出して、全く餌を食べてくれなくなりました。

連日、動物病院に連れていって治療をしてもらい、家では流動食を食べさせました。
その甲斐あって、ようやくカリカリを食べてくれたときはホットしました。
かなり身体の弱い子と思ったので、再び野良に戻すことは不可能と感じ、結局家で飼うことにしました。
その後は
食欲も戻って、猫じゃらし等のおもちゃで遊んでくれるようになりました。
一か月も経つと慣れてくれて、常に私に寄り添うようになりました。

この頃、父の認知症が進み、私は昼夜問わず介護に追われる日々を過ごしていましたが、夜に布団に失禁する事が増えて、一日に3回以上もシーツやタオルケット、そしてパジャマを洗う状態が続き、心身ともに参ってきました。
そんな中で
ハナちゃんの可愛さが一つの救いになってくれました。年明け直ぐに父は老健施設に預けました。私一人での介護は限界を迎えていたのです。

2014年の正月。
ハナちゃんに服を着せてみましたが、身動きがまったくできなくなり、すぐに脱がせました。
その年の6月初旬、父が老健施設内で肺炎のために亡くなりました。
広い家には私とハナちゃんが残されました。
父のもろもろの整理が片付き、ほっとする反面、両親を失った寂しさが募りましたが、この時も
ハナちゃんに励まされました。
ハナちゃんの暮らす初めての夏。家は木造建築で暑ぐるしいのですが、ハナちゃんは平気な顔をしています。

この家はハナちゃんの天下ですね(笑)

週末にマスさんが遊びに行く以外はハナちゃんと
二人きりの静かな生活が続きました。

2014年に秋、倉庫にサバトラの子猫が住み着きました。
かなり小さいのにもう親離れしてしまったようです。
そこで捕獲機を借りてきてこのサバトラの子猫を保護し、里親さんを探すことにしました。
仮に
マルちゃんと名付けたこの子ですが、直ぐに知り合いの山仲間の方に連れられて行きました。
ハナちゃんを顔を合わせたのはごく僅かな日数だけでしたが、マルちゃんがいなくなると、ハナちゃんはしばらくの間、家の中を探し回っていました。
ハナちゃんが家に来て丸一年。ハナちゃんは常に私に寄り添ってきます。

キッチンにいるときには、この台がハナちゃんの特等席です。
穏やかな2014年の暮れでした。
寒い冬の季節は布団の中に入ってきて、
私の腕枕で寝ます。今まで多くの猫を飼ってきましたが、一晩中布団の中に入って寝る猫は初めてでした。

マスさんの知り合いの動物の保護活動家の方が、とても懐っこいチャトラの猫を保護したと聞き、ハナちゃんの友達として良さそうと思い、今度は私が里親になることに決めました。
ハナちゃん、仲良くやっていけるか少し心配ですが・・・

2015年の5月のGWに、飼い猫となるゆず君を家に連れてきました。
ゆず君は直ぐに適応したのですが、あまりに図々しく家を歩き回るので、ハナちゃんの機嫌を損ねてしまったようです。
ハナちゃんの体調が悪くなり、獣医師に診せると急性膀胱炎とか。
注射ですぐに治りましたが、ハナちゃんには少し悪いことをしたと感じました。
でも1ヶ月も経つと、二匹は仲良しになりホットしました。

この年の8月。
ゆず君が急性の貧血で動けなくなってしまいました。
マスさんが慌てて病院に連れていくと猫白血病が発症したらしいです。
一度は治るかに見えたのですが、10月に再発。
何度も病院へ通い、ようやく11月に自力で造血できるようになり危機を脱しました。
この時に
ハナちゃんはゆず君の分まで餌をガツガツ食べていたので、体重は4kgを軽く超えてしまいました。
2015年の晩秋の頃。二匹で庭にいるマスさんを眺めています。
こんな幸せな風景がずっと続くものだと思っていました。

ハナちゃんは冬にもかかわらず元気です。

こたつ布団に寄りかかって
二匹でくっついている事が多くなりました。
2016年の2月。
相変わらずハナちゃんは食べることが大好きです。

春の足音は聞こえ始めたら、ゆず君が去勢しているにもかかわらずハナちゃんに交尾をしようと首に噛みついて、上に乗るようになりました。
ゆず君って噛むときの按配が分からず、意外に痛いので、ハナちゃんは非常に嫌がりました。
その結果、
ゆず君を避けるようになってしまいました。
2016年5月。ハナちゃんが急に口から涎を垂らすようになりました。
口臭もあり、また口内炎が再発したようなので、病院に連れて行きました。

口内炎の原因を探るために血液検査をすると、
ハナちゃんは猫エイズと猫白血病が陽性であることが判明しました。時に猫エイズの場合、発症すると口内炎が酷くなるようで、免疫力も低下しているために治りにくいと言われました。
猫エイズも猫白血病もそのウィルスに効く薬はなく、対処療法で対応していくしかなさそうです。

口内炎の治療に毎週1回の頻度で病院に連れていく日々が続きました。
人間でも口内炎になると痛くて大変なので、とにかく痛くないような治療が必要となります。
しかし8月初旬に急に猛烈な下痢と高熱の症状がでて、半日入院を連日続ける治療が必要となりました。
この時、餌はほとんど食べられないので、
ハナちゃんの体重は急激に減ってきました。
そこからはこのブログを閲覧している方はご存じと思いますが、ハナちゃんの闘病生活が続きます。
医者で皮下点滴や注射を打ってもらうと、少しだけ食欲が増してくるんですが、日を置くと再び多方面に疾患が現れてきます。
まるでもぐら叩きのように、その都度注射の種類を変えて治療しますが、決め手となるものはありませんでした。
でも一旦11月に持ち直して、奇跡の復活を遂げるのでは、と期待した時もありましたが、それも二週間と続かず、12月に入ると自宅で皮下点滴と抗生剤やステロイドの注射を行うことで命をつなげていました。
ハナちゃんが少し元気な状態の最後の写真がコレです。この時の体重は2.6kgしかありませんでした。
ほぼ骨と皮だけのガリガリの状態です。

この体調では年を越すのは難しいと思い、少し体調が良かった12月26日に病院で入院させて点滴を打ってもらいました。
何とか夫婦二人と二匹で正月を迎えたかったからです。
しかしこの判断は誤りだったようで、点滴治療のために血管を探すとなかなか見つからないほど血流が細くなっていたようで、おかしいと思い血液検査したら極度の貧血状態に陥っていたそうです。
動けるのが不思議なくらいの血の薄さで、結果的に点滴したので血が更に薄くなって心臓に負担をかけたと思います。
帰宅後は少し調子悪そうにしていたハナちゃんですが、午後11時頃から急に動けなくなってしまいました。
布団の中で寝かせると、午前2時頃に失禁したのです。
この状態で布団で寝るのは無理なので、ハナちゃんを炬燵に連れていって、ペットシーツの上に寝かせ、様子をみていました。
すると午後3時半ごろから苦しい息になり、12月27日・午前4時52分、私が見守る中で静かに息を引き取りました。
たった3年8ヶ月の短い生涯でした。人間の年齢だと30歳ぐらいです。
ハナちゃんの病気に当たって、私が出来ることはすべてやってあげたと思っていますが、猫エイズと猫白血病にかかった猫で長生きした猫はほとんどいないという現実からは逃れることはできなかったようです。
私の家に来て幸せだったかは知るよしもありませんが、野良猫の場合は、誰にも看取られることもなく、暗い場所で病気に耐え、苦しんで死んでいくと言うので、少しでも安全な場所で、美味しいものを食べて生きたのはハナちゃんにとって良かったと思います。
今は天国で口の中の傷みも感じずに、沢山美味しいものを食べているのでしょう。
薄幸な子でしたが、私の記憶の中にずっと生き続けると思います。
短い間ありがとうね、ハナちゃん。
- 2017/01/10(火) 18:54:25|
- 猫
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昨日はマスさんの料理教室の日で、送り迎えしたし、今日は朝まで雨が残っていたので、この二日間はほとんど家で引きこもっていました。
撮りためて見ていなかった映画をみたりして、こんな日の時間の潰し方は得意ですが、折角の三連休だったので、今日は何処かの山に行きたい気分でした。
夕方に買い物に行ってきますが、暇なので土曜日の山行の動画を作り、アップする写真のレタッチまでは終わりました。
庭にでてみると、冬枯れの世界でほとんど色彩はないですが、唯一
苔の緑が綺麗に感じます。

よく観察すると、もう
スイセンの芽がでているんですね。

そう言えば、ここ最近、花粉症の症状が酷く薬を飲んでいます。
近くの森林公園のスギは既に茶色い花粉を飛ばしているようです。
こんな新年の早い時期から花粉症になるなんで、本当に参ってしまいますよ。
- 2017/01/09(月) 14:41:58|
- 日記
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今日は今年の実質的初登山をしたきました。
場所は秋保の境野の北側にある
境野五山です。

これまで歩いたことのないルートを歩いてみたりして、里山をひたすら徘徊した感じでした。
仙台市内では積雪はないですが、宮城県西部に当たるここは淡雪が積もっていました。
しばらくぶりに訪れた
上堤は薄い氷がはっていて、いい雰囲気の場所でした。

大旗山の東斜面はこれまで見た事がないほど
熊棚が密集していて驚きました。

詳しくは別途、本家ブログにアップします。
- 2017/01/07(土) 20:17:15|
- 登山
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今年のなって急に
ゆず君の指向が変わってきました。
爪とぎに少しだけマタタビの粉末を振りかけているのですが、今まではハナちゃんもゆず君も全然反応しませんでした。
ところが爪とぎの上下をひっくり返して、裏面を出したら急にマタタビの粉を舐めはじめました。

マタタビは子供の頃は反応しない場合がありますが、ゆず君はやっと大人になったのでしょうか?
しかし酔っぱらった感じや、涎をだらだら流すほどにはならないで、少しだけ興奮するだけです。
- 2017/01/04(水) 22:00:35|
- 猫
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昨日2日はマスさんの実家に年始のご挨拶に伺いました。
帰りに
寒河江八幡宮に初詣に行きました。ここ数年、毎年恒例になっています。
今年の干支は鳥ですね。鳥のつく山に一回は登りたいと思います。
鳥原山とか鶏頭山とか。他にも探してみますよ。

昨年の4月にこの八幡宮で結婚式を挙げたのですが、私はそれ以来初の参拝でした。

ところで今年から神社で飼っているワンちゃんを披露していました。
一昨年の12月10日生れで、ちょうど1歳の若いワンちゃんですね。
名前は人間みたいで『たけゆき』って言うんだそうです(笑)凄く人懐こいワンちゃんで、大げさに撫でてあげると、抱っこするような体勢になり、こちらはジャンパーやズボンが泥だらけになってしまいました。でも凄く可愛いワンちゃんでしたよ。

帰りにスーパーに立ち寄って肉を買い、この日の晩は二人で焼肉を楽しみました。
年末にハナちゃんの看病などでほぼ2日間徹夜の状態でしたから、その疲れがなかなか取れません。
この正月は山には行かず家でのんびり過ごしていました。
- 2017/01/03(火) 22:42:09|
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昨日は初日の出を見た後、直ぐに帰宅して
マスさんお手製のおせち料理をいただきました。

ちょろぎと黒豆、そして蒲鉾をのぞいて全て手作りです。
伊達巻きは絶品のお味です。

筑前煮も美味しかったですよ。

フルーツきんとんは私の母から受け継いだ味です。

二人は酒を飲まない、もっぱら甘党です。
おしるこを食べると完全に正月気分に浸れました。

ちなみにお餅は餅つき機でつきました。
ささやかなおせち料理ですが、あまり大量だと飽きてしまうので、このくらいの量がちょうどいいです。
- 2017/01/02(月) 20:07:51|
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穏やかに明けた元日の朝。
松島の扇谷山に初日の出を見に行きました。上空には雲がかかっていましたが、水平線は雲が切れていて、桂島の左手から神々しい初日の出が拝めました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
- 2017/01/01(日) 09:20:32|
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