『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣が総監督と監督を務め、日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた本作
『シン・ゴジラ』は、ゴジラ大好きな私にとっては必見の映画です。
さっそく本日観てきましたよぉ~。
あらすじ
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。この作品は今までのゴジラ映画とは全く異なった視点で描かれている点が秀逸です。
現代日本に未知の巨大生物が上陸したさい、政府並びに自衛隊は如何に対処するべきか、という有事シミュレーションをとことん突き詰め、縦割りの現在の政治&行政組織の硬直化がまねく意思決定の鈍足化をあぶりだしています。
それに放射能汚染まで踏み込んで描かれているのは、現政権におもねることなく、映画としての自由な表現を打ち出していて好感が持てます。
特に圧巻だったのは多摩川攻防戦で初めて火器の使用を発動した総理の決断と、そこから始まる激しい攻撃シーンです。
ヘリで空中から遠景で撮ったアングルが素晴らしかったです。
でも褒められる点ばかりではなりません。
300人を超える登場人物と、ほとんどのシーンが会議室及び執務室で占められている点は、カット割りし過ぎの編集も含めてマイナスポイントだと感じます。子どもを連れていったら絶対に飽きてしまうでしょう。
それに
ほとんどの登場人物が早口過ぎて、セリフが聞き取れないことも多く、演出面で疑問符をつけざるを得ませんでした。本作品の主役はゴジラそのものですが、その最終造形ははっきり言って私の好みのゴジラ像とはかけ離れています。
一昨年公開されたギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA ゴジラ」の方が活動的で筋肉質溢れた生物としての躍動感が感じると思いました。
それにちょっと懸念していたのですが、熱線放射のシーンはどう見ても巨神兵にしか見えませんよね(笑)
まとまりのない感想を書きましたが、ゴジラ好きは見て損はない映画だと思いますので、
評価は75点です。石原さとみは可愛い女性で、この映画の花にもなっておりますが、米国大統領特使 カヨコ・アン・パタースン役と言うのは無理が過ぎましたね。
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- 2016/07/29(金) 18:17:42|
- 映画
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次の週末は遠くの山に泊りがけで遠征いてきます。
土曜日の深夜に家を出て、日曜日の深夜に帰ってくるんですが、その間の猫たちが心配なんです。
ハナちゃんは先週口内炎の注射を打っているので食欲満点ですが、ウエットのご飯が好きなので、多めに置いておくカリカリ中心の餌では機嫌が悪くなってしまいそうです。

問題は
ゆず君。
今まで一泊で家を完全に空けたことがないので、甘えっ子のゆず君は大丈夫でしょうかね。
昨年の夏場は貧血になってしまったので、暑さに弱い体質なのでしょうが、一階の一部屋のエアコンを付けて出かけるしかなさそうです。

猫飼いの方は、猫は2泊3日までなら餌と水を多く置いておけば大丈夫といいますが、やはり心配なのは親ばかなんでしょうかね。
- 2016/07/28(木) 20:48:17|
- 猫
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少し記事のアップが滞りがちになっていましたが、今日は久しぶりに音楽ネタの記事を書きます。
ジャン=リュック・ポンティと言うミュージシャンを知る人は少ないと思いますが、主にジャズ/フュージョンの分野で活躍しているフランスのヴァイオリニストなんです。
日本ではあまり知名度はないですが、欧米での人気はかなりなもので、ヨーロッパのジャズ・ヴァイオリニストとしては、ステファン・グラッペリと並び、最も卓越した、かつ影響力の強い人物とされています。
私は大学時代に友人からカセットを借りて聴いたのが始まりで、アメリカのフュージョンにはないジャズ・ロック的なスペース感溢れた演奏に魅了され、LPを6枚も買ってしまいました。
しかし現在、日本国内ではほとんどCD化されておらず、唯一最高傑作と言われている『Enigmatic Ocean(秘なる海)』がネットで購入できるのみの状況が続きました。
でも70年代アトランティックに残した5作品をなんと2000円台で購入できるセットが発売されたので、2年前にそれに飛びついて買ってしまいました。
それがこの
Jean-Luc Ponty Original Album Series Box setです。

この中の、『秘なる海』(1977年)と『コズミック・メッセンジャー』(1978年)はアメリカの総合チャートBillboard 200でトップ40入りしています。
そして最近、この
5枚組セットの続編が登場しましたので、またまたポチってしまいました。

最近の円高傾向で前作よりお安い値段でした。
この記事ではどんな音楽なのか分からないと思っている方のために、何曲かYouTubeにアップされていた動画を紹介します。
ジャズと言うよりかなりロック寄りで、プログレッシブロックに近い感触があります。
昔聴いていたイエスやピンクフロイドを少しだけ彷彿させるのも気に入っています。
- 2016/07/26(火) 23:20:56|
- 音楽
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昨日の土曜日は日本海側のみ晴れの予報でしたので、岩手・秋田県境の
焼石岳に登ってきました。
今回は東成瀬から山頂を経てツブ沼に降りる連峰の横断ルートです。
詳細は別途本家ブログに記載しますが、ここでは触りの画像のみアップします。
先ずは
焼石沼から少し登ったところのお花畑です。
背後に鳥海山がくっきり見えていました。

山頂に着くと岩手県側から去来する雲で視界が悪くなりました。
それでも時折ガスが飛ぶ時があります。
写真は焼石岳と横岳鞍部に広がる
ハクサンイチゲの群生地です。

下山路は一旦中沼まで下り、そこから連絡路をツブ沼コースへ登り返しました。
中沼は行く度に花の構成種が変わりますが、今回は
トウゲブキが咲き誇っていました。

花が沢山咲いていて、その写真撮りで時間がかかりましたよ。
- 2016/07/24(日) 18:39:23|
- 登山
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20年前に公開され、地球に攻めてきた侵略者と人類の激突を描いたSF大作『インデペンデンス・デイ』は、当時のVFXやCGの技術技術を駆使した映画で、その迫力に度胆を抜かれてしまいました。
ウィットに富んだセリフと、爽快な話の帰結が素晴らしく、ローランド・エメリッヒ監督の名を広く映画ファンに認知させた良作だと思います。
そして前作での闘いから20年後を舞台に、地球防衛システムを完備した人類が再び侵略者と対峙する本作
『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は、前作のファンには絶対外せない作品です。
あらすじ
エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。余りにも大業なディザスター映画ばかり作ってきたエメリッヒ監督ですが、そのハッタリ的な描写はこの作品で極まった感じがします。
アメリカ大陸級の超ド級マザーシップの襲来により、その機体の内部重力で地表のありとあらゆる建造物やランドマークが持ち上がり、それらが一斉に落下してくる地獄の様相はエメリッヒ監督でしか表現できなかったでしょう。
でも本作品の見せ場はここまででした。
前作はウィル・スミスと言う物語の核となる主人公がいたので、物語の視点がぶれない作りでしたが、ウィル・スミスが出演しない本作は誰が主人公なのか一向に分からない群像劇に終始したので、話の内容がとても希薄に感じました。
あまり詳しく書くとネタバレになってしまいますが、最後は何やらエメリッヒ監督の黒歴史である『GODZILLA』のラストシーンを彷彿させますし、『GANTZ』の様な球体の出現に至っては、『この展開はないだろぅ~!』と苦笑してしまいました。
ネット民の中では中国市場を意識し過ぎる内容、と不評をかっていますが、今やアメリカを凌駕する勢いの中国の映画産業の隆盛を考えると、ビジネスなんだからそれは仕方のない事です。
日本の映画で毎年ヒットするのはアニメ、もしくはイケメン俳優をキャスティングした邦画である点も、ハリウッドがより中国にシフトする原因なんですよ。
話が逸れましたが、元大統領役のビル・プルマンや、技術者役のジェフ・ゴールドブラムなど第1作のメンバーが再結集していて、何か同窓会に出たような感じを味わえたので、
今回の評価はおまけして60点です。しかし何も考えずに凄い映像を楽しむだけなら、夏場の2時間の冷房の効く避暑にはもってこいだと思います(笑)
- 2016/07/21(木) 22:06:53|
- 映画
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マスさんとうめさんの月1回の女子会に今回も乱入して堤町にあるピザ店
『イル・ピッツァイオーロ 』に行ってきました。

このお店、超豪華なクリスマスイルミネーションで有名な菊田陶業さんの斜め向かいにある小さなピザ店でして、車でその前を通る度に一度は入ってみたいと、マスさんと話し合っていたんです。
その口コミをネットで調べてみると、
こちらは勝山館にあるイタリア料理屋さん「ピッツェリア・パドリーノ・デル・ショーザン」でピッツァイオーロを務めていた千葉さんと言う方が独立オープンさせたピッツェリアで、ピザ生地作りでは「世界3位のピザ職人」との事。これは期待が高まります。
入店したのが金曜日の夜なので、小さなテーブルが3基置かれたテーブル席は予約しないと座れない感じ。
でも予約時間が約45分後なので、それまでに食べきってしまう約束でテーブル席にしてもらいました。
狭い店内は他にカウンター席が少しあります。

まあ、注文は女性陣に任せて、3枚のピザをシェアして食べました。
最初は定番のマルゲリータ(1000円)トマトソース、バジル、モッツァレラでイタリア国旗を現しているそうです。

サクサク&もちもちの微妙なピザ生地の食感が絶品でした。
次に夏野菜のチチニェッリ(1300円)マリナーラに夏野菜、シラス、ミニトマトをトッピングしています。

シラスの塩味がちょうど良く、これは美味しかったです。
そして最後の1枚が
クワトロフォルマッジ(1600円)ゴルゴンゾーラ、リコッタ、モッツアレラ、グラーナの4種のチーズを使ったピザです。

蜂蜜をかけて食べる変わり種のピザでしたが、個人的には甘いよりも、チーズ本来の味で食べた方が美味しく感じました。
テーブル席を使う時間が迫ってきたので、慌ただしく店を出ましたが、3枚のピザだけではどうにも物足りない感じです。
そこで台原にあるサイゼリアに入って、安いパスタを食べ、ついでにドリンクバーにてコーヒーなどを飲みながら、しばらく話に興じたのでした。
- 2016/07/19(火) 19:10:51|
- グルメ
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太平洋側は晴れそうな天気予報でしたが、暑くなることが予想されるので、ガスられるのを覚悟で
姥が岳へ花見に行ってきました。
しかし予報では曇りのところが、登り始めると断続的に霧雨がふる生憎の天気。
湯殿山の東斜面はぼ~っと霞んでいます。

今回の一番の目的は
キヌガサソウを見る事。
しかし知っている群生地に着くと、白い花ではなく茶色く変色した花しかありませんでした。
そこでその界隈を探すと小規模ですが、キヌガサソウの群落を見つけました。

もう一つの目的が姥ヶ岳の頂稜に咲く
ニッコウキスゲ。
咲いている密度は低いですが、充分過ぎるほど咲いていました。

姥ヶ岳湿原は
チングルマがあちこちに群生しています。
姥ヶ岳の下りで、雪渓が残っていないのは初めての経験でした。

最後に姥沢界隈で見つけたウスヒラタケ。
もうキノコの声を聞ける季節になりました。

まあ、雨に降られましたが、多くの花を見れて満足できる山行でした。
- 2016/07/18(月) 20:47:16|
- 花
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本当は全く違うコースで
早池峰山の登山道調査に行く予定だったのですが、晴れの天気に巡り合えず、また諸般の事情から仕方なく昨年とほとんど同じ鶏頭山への縦走コースを昨日歩いてきました。
天気予報から言って視界が得られない山を想像していたのですが、小田越に着くと空が明るくなってきました。
一合目の御門口からは南に聳える
薬師岳が峠を流れる雲の上に姿を現してきました。

御金蔵まで達すると、ハイマツの海の上部に
早池峰山の山頂が見えてきます。

花は真夏の花との端境期に当たっていましたが、お目当ての
ハヤチネウスユキソウは随所で見られました。
鶏頭山への縦走路に入ります。
この時は晴れていましたが、中岳の登りにかかると、雲海から雲が湧き上がりガスの中の行程となりました。

しかし雨にも降られず、なかなかの登山日和だったと思います。
詳細は本家ブログにて・・・
- 2016/07/17(日) 11:53:42|
- 登山
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登山道調査は基本的に雪が消えてから山に入ります。
従来の山行と違って山頂往復の登山ではなく、2コースを同時に巡るロングコースが調査日数削減のために必要になってきます。
そんな中で、今まで履いていた靴底が硬く、がっちりした作りの登山靴では、登山靴自体の重量が重いためにロングコースのトレイルは苦手に感じていました。
特に足首の稼働範囲が狭い故に、膝に着地の衝撃が伝わりやすく、長い歩きではかなりな確率で半月板損傷している左膝が痛くなる状態でした。
これでは一日20km以上の歩行は厳しいので、軽く足首の稼働範囲が大きい登山靴を探していたのですが、たまたま立ち寄ったスポーツDEPOで
Salomon メザリ MD GTX トレッキングシューズ(2015年モデル)が安く販売していたので買ってみました。
価格は税込み13500円のものが9450円で売っていました。
写真は栗駒周回で25km歩き通した登山靴です。

歩いてみた感想ですが、
靴が軽い点で日帰りの長距離山行には向いています。車を例に取ると、アルミホイールにした場合、バネ下荷重が軽くなるので燃費が良くなると言われていますが、私的には登山靴についても原理は同じだと思っています。
しかし山の歩きに慣れていない方は足首を捻って捻挫してしまう恐れがありますので、最初は足首が固定される靴の方が怪我のリスクは少なくなります。
また、安価ながらもゴアテックスの防水なので、多少の沢の渡渉でも水漏れなく快適に歩けました。
今回、御室下の雪渓登りもありましたが、雪が柔かったので全然問題なし。
濡れた岩もあまり滑らず良かったです。
但し靴底が軟いために長く歩くと足裏が少し痛くなってきました。まあ一日で25kmも歩けばどんな靴でも同じでしょうけど・・・
でも鳥海山など石畳の上を延々歩くルートには向いていないかもしれません。
尚、私の使用頻度では1年持てばいいので、耐用年数については全く気にしていません。
今年の夏はこの靴の出番が増えそうです。
オレンジの色は服とのコーディネーションが全くできないですね(笑)
- 2016/07/14(木) 22:52:42|
- 登山
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自分の仕事が一区切りついたので、最近では珍しく晴れた本日、栗駒山へ登山道調査に行きました。
今年組んだ調査計画の中で、日帰りでは一番距離が長く、しかもマニアックなコースを歩いてきたのですが、マスさんを含めて一緒に行ったら文句の一つも出そうなロングコースでした。
その内容は世界谷地から大地森コース~天狗平~湯浜コースを経て、羽後岐街道を歩き、世界谷地に戻る三角形の周回コースです。
山頂は一か月前に一日に二度踏んでいるので今回は割愛しました。
朝一で
世界谷地に立ち寄りましたが、キンコウカが満開で素晴らしかったです。

御室下の雪渓は例年に比べて半分以下に減っていました。
でも御室から先は長くベルト状に雪渓が残っていて、滑落しないように慎重に歩きました。
その上部で咲いていた
ヒナザクラです。

天狗平で休憩の後、湯浜コースを下ります。
小桧沢源頭に広がる傾斜湿原に入る手前の
ハクサンシャクナゲです。

湿原を抜けると、後は世界谷地までほとんどブナの原生林の中を歩きます。
単調極まりないので、ブナの森が好きな私でも最後に飽きてしまいました(苦笑)
- 2016/07/12(火) 22:52:24|
- 登山
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南東北のみ天気が良さそうなので、磐梯山に登りに行きましたが、裏磐梯に着くと磐梯山は雲の中。
北側の
西吾妻山が見えていたので、急に転進してグレンデコから登ってきました。
詳しくは本家ブログに記しますが、西大巓と西吾妻山の鞍部付近は
シナノキンバイが咲き乱れていました。
この写真はお花畑の際まで笹薮を漕いで達したものです。
かなり密な藪だったので腕が大分傷ついていまいました。

時折ガスが去来して全く遠望が利きませんでしたが、完全に視界を隠すことなく登山日和だったと思います。
花に関しては
ハクサンシャクナゲが見ごろを迎えていました。
ミヤマリンドウも沢山咲いていて、山はもう夏本番といった感じです。

でも雨の影響で登山道が滑り易く、歩きに苦労しました。
- 2016/07/10(日) 22:55:50|
- 登山
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昨晩から降り続いていた雨のようやく上がり、青空も見えてきましたが、結局今日は一日家でのんびりしていました。
気圧配置を見ると、梅雨前線が東北地方まで北上しているので、梅雨明けまでもう少しの辛抱のようです。
しかしこの夏は酷暑の長期予報も出ているので、体調管理には注意したいですね。
今の時期はアジサイの花ばかり目立っている庭ですが、夏の花が咲きはじめました。
鉢に植えて次第に増えている
ネジバナです。
何度見てもその造形の妙にうなってしまいます。

こぼれ種から生えてきた
コスモスがもう咲いています。

ある建築現場からレスキューしたハーブの仲間の
タイムです。
更地に住宅建設が始まり、敷地の境界付近に生えていましたが、擁壁工事にかかる場所だったので、刈り取られるまで風前の灯でした。
レスキューして鉢植えしたのはいいのですが、鉢からはみ出て急激に増えています。

一時期、かなりな株数が生えていた
ヤマユリですが、球根が駄目になったようで、数株だけ残って健気に花を咲かせています。
どうも湿気のせいで球根が腐ってしまったようです。
ラベンダーはこの品種が一番育っています。
水をやり過ぎて枯らしてしまった経験があるので、何も手入れしないのが良いそうです。
セイヨウノコギリソウはほっておくと増えすぎるので、マスさんが適当に間引いているようです。

庭で勝手に自生している
ミツパの花です。
花の大きさは1mm程度なので、接写するかルーペで見ないと作りが分かりません。

明日は南東北の天気が良さそうですが、この雨で登山道は泥道になっているでしょうね。
- 2016/07/09(土) 18:38:12|
- 花
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珍しく漫画ネタの記事です。
漫画大好きのマスさんから、
三部けいによる漫画作品『僕だけがいない街』がとても評価が高いと聞いていたましたが、某書店の中古コーナーに1巻から完結した8巻までBOOKOFFより格安で販売していたので、読みたくなって思わず大人買いしてしまいました。

この作品は『ヤングエース』(KADOKAWA)にて、2012年7月号から2016年4月号まで連載され、『このマンガがすごい!2014』オトコ編第15位。『マンガ大賞2014』第2位に選ばれたそうです。
<あらすじ>
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。
後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人の正体にも気付いた。しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。
(wikipediaより)
三部けいと言う漫画家の存在は今まで知りませんでしたが、秀逸なストーリーテーラーであることに間違いはありません。
全巻を通じて話の構成がきちんと出来上がっていて、彼方此方に散りばめられた伏線が物の見事に回収されていきます。
個人的にはタイムスリップやタイムリープを扱ったSF小説が大好きなんですが、この作品はそれに上質なサスペンス要素を詰め込んで、最強のサイコパスである犯人に迫っていきます。
その中でタイトルの『僕だけがいない街』の真の理由を浮かび上がらせる手腕は凄いの一言でした。
そして読後感の非常に爽やかな点は特筆ものです。
あまり漫画は読まず、どちらかと言うとアニメの方が好きな自分ですが、この作品については出会って良かったと思いました。
たかが漫画と考えず、多くの方に読んで欲しい作品です。但し、全巻一気読みをするのがお勧めですよ。
ちなみにアニメと、藤原竜也主演の実写映画は最後のシーンが原作とまったく異なっています。
アニメの犯人は犯行に至った動機が弱いですし、映画はタイトルをはき違えて別な内容になっているようです。
- 2016/07/08(金) 22:33:03|
- 本
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雨の日に
ハナちゃんを病院に連れていきました。
口内炎はかなり良くなっていますが、まだ少し症状が残っているので、完治するまでは根気よく治療するつもりです。
先週、酷い下痢になってしまったのですが、翌日には下痢も収まったので一安心しました。
どうも食べ過ぎが原因のようでした。
ゆず君の口喧嘩相手のキジトラ猫は最近来なくなりました。
少し前に庭で他の猫と大喧嘩していて、どうもテリトリー争いに負けてしまったようです。
これ以来、一度も姿を見ていません。
ゆず君も喧嘩相手がいなくて少し寂しそうですが、網戸を破られる勢いでぶつかってくるので、来なくなって良かったと思っています。

昨晩は部屋に紙の買い物袋を置いていたら、ハナちゃん、ゆず君の順にその袋の中に入っていました。


ゆず君は家に来た当初はご飯をがつがつ食べていましたが、最近はカリカリを何時でも食べられる状態なので、少量ずつ間を開けて食べる習慣がついてしまいました。そのためにかなり太り気味になっています。
でも一年前に白血病で貧血になってしまったので、今は充分食べて栄養を付けてくれたほうが安心なんです。
お蔭さまで子ども時代に丸くなって寝ていた猫用のベットに寝る時は、こんな感じではみ出して寝ていますよ(笑)

8月にゆず君の血液検査があるので、病院に連れていかねばなりません。
もう貧血が再発しないことを祈っています。
でも今は二匹とも元気で過ごしていますよ(^^)v
- 2016/07/08(金) 18:00:00|
- 猫
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2010年に公開されたティム・バートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』の続編に当たる、
新作
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』をマスさんと観てきました。
今回監督をされたのはジェームズ・ボビンで、ティム・バートンは製作側に回っているようです。
原題は『鏡の国のアリス』なんですが、その点はほんの僅かしか触れられておらず、今作品は時間の旅がメインの主題になっています。
すっかり大人になったミア・ワシコウスカやジョニー・デップなど前作のキャストが続投し、時間を司るタイムを、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが演じています。
あらすじ
ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムにマッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞いたアリス(ミア・ワシコウスカ)。マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族の帰りを待っていたのだ。ワンダーランドに着いたアリスは、白の女王(アン・ハサウェイ)たちから頼まれ、マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、過去を変えようとする。時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間をコントロールできる“クロノスフィア”を盗み、時間をさかのぼったアリスだったが……。
本国アメリカで大コケした評判は聞いていて、こちらの映画レビューでもあまりいい評価を与えられていない作品でしたが、前作は『アバター』が作りだした3Dブームの余勢をかって、家族で楽しめるファンタジー映画のタイミング良い公開だったので、大ヒットしたのは当然と言えます。
でも他人の評判より、ファンタジー映画が大好きな我々にとって、この映画は必見の作品でした。
そんな点も考慮して下記に私の感想を述べるので、多少採点は甘くなっています。
【感想】前作品はバートンが具現化した奇矯なキャラたちが、極彩色のワンダーランドで繰り広げる奇天烈なアドベンチャー娯楽作でしたが、バートン特有の毒がありすぎる世界観が少し鼻につきました。
頭部をVFXで巨大化させたヘレナ・ボナム・カーター演じる赤の女王が、事あるごとに『首をはねておしまい!』と絶叫するシーンばかり目立ち、見ていてうんざりした思いがあります。
最後のジャバウォッキーとの戦いでは、普通の女の子が、何故突然剣を持って怪物と戦えるスキルがあるのか、唖然として見てしまいました。
しかし今作は前作の様な唐突な話の持って行き方はなく、等身大のアリスの活躍がメインで、しかも話が非常にテンポ良く進むので、お話にドンドン引き込まれていく感じでした。それに白の女王(アン・ハサウェイ)と赤の女王の幼少期から続く確執にも触れられていて、何で赤の女王が極悪になったか、やっと合点がいきました。
予告編では悪役と思っていたタイムが、実際は凄く良い人だったと言うのも面白かったです。
ワンダーランドを破滅に導くかもしれない“クロノスフィア”を盗んだことについて、アリスを許す優しさを持っています。
まあ、最後はディズニーらしくハッピーエンドで幕を閉じますが、押しつけがましくなく良い印象でした。
でも得意の白塗りでマッドハッターに扮したジョニー・デップですが、大分歳を感じるようになってしまいましたね。
もう白塗り路線はこれで止めにした方が良いと思いますよ。
今回の映画の点数は、大甘で80点です。
- 2016/07/07(木) 18:00:45|
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庭に自生している
オカトラノオですが、年々その生えているエリアを拡大しています。

前に写真をアップしたウツボグサよりも拡大スピードが早く、庭が里山状態になってきた感じです。

他にクガイソウも咲いているのですが、こちらは自生地を拡大できないでいます。
以前購入した
ルドベキアなんですが、株が年々小さくなって、もう今年は咲かなくなるかな、と思っていましたが、どうも種が自然に飛んだようで、まったく植えていない場所に彼方此方咲き始めています。
花粉目的でしょうか、蟻が花開いた一輪にたかっていました。

こちらの色の濃い花は大分株が小さくなってしまいましたが・・・
ガクアジサイは剪定しても翌年にはどんどん新芽を伸ばして蔓延るので困ってしまいます。

色の薄いガクアジサイは車庫の前に生えていて邪魔なので、毎年大きく剪定しています。

まさに我が家の庭はワイルドガーデンそのものです(苦笑)
- 2016/07/05(火) 23:24:19|
- 登山
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5月末に納車された
スズキ SX4ですが、一か月と少し運転してみた上での感想を記したいと思います。

項目ごとに箇条書していきますね。
【デザイン】 スイフトベースの車ですが、あのいすず117クーペをデザインしたジウジアーロが手掛けたデザインと言うことで、意外にヨーロッパ的なところがいいです。
特に前から見た姿が気に入っていますが、Aピラーの部分が厚く、曲がるときに視界が妨げられる時があり、その点に注意して運転しています。
それに塗装被膜が薄いようで、小傷が知己易い感じです。
【インテリア】 プラスチック素材を使っているところが多く、傷がつきやすくチープな印象です。
運転席側の天井が高く、圧迫感はありません。
サイドエアバックや前席シートヒーターがついていて、その点ではポイントが高いです。
でも一番駄目な点は荷室の狭さで、トノカバーの他に、上げ底になっていた荷室パネルを外しても、登山装備4名分を積み込むのが限界でした。泊まりの場合は更に荷物が増えるので、一部リアシート横に荷物を置かざるを得ないでしょう。
装備の多い冬山の場合は3名乗車が限界です。
【エンジン性能】 今まで3000ccディーゼルターボに乗っていたので、1500ccのこの車はトルクが全然足りない感じです。
スズキの車は初めてですが、ホンダ車に似た高回転域までスムースに回るエンジンと言った感じで、高速道に乗る時の加速性能はストレスを感じませんが、上り坂で回転数が落ちてくるとトップと3速を行ってこいする点が違和感ありありです。
蔵王エコーラインの登りでもトルクの足りなさを大いに感じました。
但し、平坦地なら全くストレスなく走行できます。
【乗り心地】 足回りは一言で言って硬めです。ワイディングロードではハンドルを切った方向に思った通りに曲がっていく感じで印象は良いです。前に乗っていたハイラックスサーフはアメ車的なフワフワした足回りでしたので、全く異なるフィーリングに最初は戸惑いましたが直ぐに慣れました。
但し、着座位置がSUV車よりかなり低くなったので、必然的に前方視界が悪くなり、その点では運転し難くなりました。
【燃費】 購入時には遠乗りすると最大15km╱リッターと聞いていましたが、どうもそれはFF仕様の車の場合だったようで、実際に満タン法で計ると、街乗りでは10km、登山での使用時には2人乗りの場合12~13km、4人乗りの場合は11km程度でした。
軽油のハイラックスサーフが街乗りで7km、登山時には10kmでしたから、相対的に燃料費にかかる費用はほとんど変化なしですす。
それより一番の問題がガソリンタンクが45リットルしか容量がない点で、八幡平を満タンで往復するのは厳しいと思います。
常にガソリン残量を気にしながら走行するのはストレスとなりそうです。
【総評】 林道のダート走行も考慮してパートタイム4WDのこの車を選びましたが、最低地上高が175mmしかないので、ダートでは亀足走行しかできません。前輪の前に飛び出している四角い泥除けは、林道の配水用の溝を乗り越えるときに触って折れてしまいました。その点では極悪路と言われる林道走行は不可能です。
燃費に関してはもう少し伸びて欲しかったですが、やはり4WD車に燃費を求めるのは酷と言うものでした。
しかし燃費以外のランニングコストは前の3000ccSUV車より大幅に下がってくるので、その点で買い替えは正解でした。
でもこの車に乗り始めてから一番気になった点があります。
それは後方の車から煽られることが非常に多くなった事です。
前車は大型SUVでしたので、多少威圧感もあったのでしょうが、この車の場合、交通の流れに乗って走行していても、後方から煽られます。
コンパクトカーに乗っている方は皆さん同じ思いを抱いているのでしょうかね?
まあ総合的に考えるとあまり嫌な点が少ないいい車だと思います。
ほとんど同じ車種の車を見ないというのも私には合っていますね(笑)
- 2016/07/04(月) 18:00:00|
- 車
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熊野岳に登った後、刈田リフトの駐車場に車を停めたまま、西側にある
御田の神湿原に立ち寄りました。
ヒナザクラやチングルマが終わり、キンコウカが咲くのは早い時期なので、全然期待しないで歩いていると、意外に
ワタスゲの穂が見ごろとなっていて、立ち寄って得な気持ちになりました。

蔵王でワタスゲと言うと芝草平やいろは沼を思い浮かべますが、7月初旬にこの場所に来たのは初めてでしたし、ワタスゲが見られてラッキーでした。

この他にトキソウも咲いていましたよ。
- 2016/07/03(日) 13:05:19|
- 花
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朝起きてネットで蔵王のライブカメラを確認すると、視界が良いことが分かって、朝食を食べてから出かけました。
しかし刈田峠のリフト乗り場駐車場に入ると、弱い雨が降りだしてきたので、取りあえず刈田レストハウスに逃げ込んで雨具を着用。
雨の中、7月1日から通行が解禁された馬ノ背を歩いて
熊野岳に向いました。
こんな梅雨空の天気でも大勢の登山者が登っていてびっくり。
時折山稜には雲がかかります。

熊野岳避難小屋北側の登山道沿いの
コマクサは今が見ごろ。
お釜の火口原のような大株のものはありませんが、レンズが濡れないように傘をさして写真を撮りました。
オノエランが寄りそうように咲いています。

熊野岳に着くころ、やっと雨が止んで
雁戸山の奥に船形連峰も見えてきました。

詳しくは本家ブログに後日アップします。
- 2016/07/02(土) 18:05:35|
- 登山
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