穏やかな晴天の下の登山を欲して、長躯、日光の山に日帰りで行ってきました。
東北人には馴染みの薄い山ですが、関東の方には人気のある
社山と言う山です。
中禅寺湖の南岸に聳える端正な三角形の山が社山です。
やしろやま、ではなく『しゃざん』と読みます。
中禅寺湖畔から眺めた社山。取りつきの阿世潟まで湖岸を3.4km歩かねばなりません。

途中、小規模なしぶき氷が見られました。
奥に見えているのは
奥白根山です。

途中、中禅寺湖の対岸に
男体山が見事な山容で聳えていました。
肉眼では凄く大きい山なんですが、レンズを通して写すと、あまり大きく見えないのは残念です。

社山の稜線は小笹の生えた展望抜群の行程で、右に
男体山、左に足尾の山々が常に見えていました。

社山の山頂付近から見た
黒檜岳です。
笹の繁る展望抜群と思われる尾根を辿ってみたくなりました。
尚、左奥に皇海山が見えています。

詳しい山行記録は本家ブログに書きますね。
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- 2016/02/28(日) 23:40:49|
- 登山
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シンガー・ソングライターの
村田和人さんが22日午後4時20分、転移性肝臓がんのため死去された報道には悲しくなってしまいました。
つい最近もギタリストの松原正樹さんが亡くなられたばかりでしたので、尚更驚きました。
大腸がんが転移したと言うことでしたが、今年の1月にもYouTubeなどでライブを行っていた様子を見ていたので信じられない気持ちです。まだ62歳と、これからもご活躍できるお歳でした。
村田さんは82年4月、シンガー・ソングライターの山下達郎の後押しでデビューしました。
翌年に発表したマクセルカセットテープのCMソング「一本の音楽」がヒットし有名になりました。
当時、会社勤めを始めたばかりの私は、通勤の車の中で編集したカセットテープを毎日聴いていましたが、その中の一曲に
『一本の音楽』を収めていました。
自分の若い頃の思い出の中に残っている大切な曲のひとつです。
当時の夏を歌うミュージシャンは山下達郎さんから村田和人さんにシフトしていました。
チューブが音楽シーンに出るのはそこからかなり後です。
次の曲
『天気雨を待ちながら』も当時よく聴いた曲です。
1987年には村田和人、平松愛理、山本圭右、西司によるユニット:
Honey & B-Boysを結成してアルバム1枚を発表していますが、その中のオープニング曲
『morning selection』が超ご機嫌の曲でした。
平松愛理はまだヒットする前の頃です。
透き通るような伸びのいい歌声が、正に夏を感じさせる素晴らしいミュージシャンでしたが、早逝されたのは誠に残念です。
でもその歌声や曲は何時までも私の記憶の中に残っていくでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
- 2016/02/26(金) 01:11:03|
- 音楽
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雌保呂羽山に登った後、うめさんとマスさんが行った事がないと言っていたので、近くにある
神割崎に立ち寄ってみました。
神割崎の由来が書かれた看板が設置されていましたので、下の写真をご覧ください。

帰宅後の画像を眺めていて気がついたのですが、現在この地は
三陸復興国立公園と名称が変わったようです。
ウィキペディアで調べてみると下記のように記載されていました。『三陸復興国立公園は青森県南部から宮城県の牡鹿半島に至る三陸海岸一帯を占める国立公園。東日本の国立公園では唯一ともいえる本格的な海岸公園である。
1955年5月2日に陸中海岸国立公園として指定。2011年に発生した東日本大震災による津波で指定区域が大きな被害を受けたことを受け、震災からの復興および被害の伝承を目的として、2013年5月24日に、青森県の種差海岸階上岳県立公園及び八戸市鮫町の2地区を編入の上、現在の名称に改められた。
2015年3月31日、南三陸金華山国定公園を編入し、続けて宮城県内の県立公園を編入することも検討している。公園の名称は復興状況を見て、将来的にふさわしい名称を検討する。』
宮城県内に住んでいて国定公園から国立公園に編入されていたのは知らなかったです。
これに付随して青森県から福島県相馬市までの区間に
~みちのく潮風トレイル~と言う遊歩道を順次整備しているそうです。
整備された暁には是非とも歩いてみたいものです。
話が湧き道に逸れましたが、神割崎は駐車場から階段で下ったところにあります。
階段の上から眺めるとこんな感じ。あまり大きく割れた岩の形が定かではありません。

でも一番下まで降りていくと
凄い迫力の光景が観られました。
この日の海は大荒れだったので、下の立っているところまで時折波が打ち寄せてくるんです。

はっきり言って、この日のメインイベントはこの神割崎だったと言っても過言ではなかったです。
マスさんは押し寄せる波の姿を飽きずに眺めていましたよ。
そして階段の途中の岩の割れ目も凄いことになっていました。
割れ目に押し寄せた波が、一番奥の岩にぶつかって海側に跳ね上がるんです。
波が穏やかな時には絶対に観られない光景を見て、得した感じがしましたよ。
- 2016/02/24(水) 18:00:55|
- 観光
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土曜日に映画
『X-ミッション』を観てきました。
エクストリームスポーツの度胆を抜かれる予告編を見て、これは絶対に観なきゃいけない、と思っていた作品です。
実は予告編以外に全く予備知識を得ないで観たのですが、その内容が1991年にキャスリン・ビグロー監督で制作された「ハートブルー」にそっくりで、何か釈然としないものを最後まで感じてしまいました。
でも帰宅後に
本作品がその「ハートブルー」を原案にしたという事が判明し、心のもやもやが霧消しました。
何てたって、原題(Point Break)も、ユタやボーディなどの役名も、FBI捜査官と犯罪集団のリーダーという関係性も、サーフィンをきっかけに接触するシナリオもまったく同じで、デジャヴ感覚が半端じゃなかったのですよ(苦笑)
あらすじ
以前アスリートだったFBI捜査官ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)は、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディ(エドガー・ラミレス)が中心となっているアスリート犯罪集団への潜入捜査を開始する。彼らには、卓越した能力を使って、犯罪行為を繰り返している疑いが掛かっていた。しかし、ユタは彼らと危険な行動を共にするうち、ボーディに対し信頼と友情を抱くようになり……。観た感想ですが、一言で言うと素晴らしいアクション映画でした。
サーフィンやスノーボード界などの有名アスリートがスタントとして出演し、CGをほとんど使用しない生身のアクションが展開される映画は昨今のハリウッド映画では稀な存在です。
エンドロールの撮影ユニットの多さには呆れました。
多くのスタッフの苦労の末に超ド級のアクション映画が完成したことをエンドロールは現しています。
でも本作品の欠点はシナリオにあります。
精神と肉体をネクストレベルへ到達させようとし、極限の8つの課題に挑戦するボーディが、それを提唱したオザキの思想を曲解して、人間の自然破壊に対して犯罪的な行為を行う理由が自分には全く理解できなかったのです。
これだけ凄い超人的なエクストリームスポーツの世界を見せてくれるのなら、何もFBI捜査官と犯罪集団のリーダーと言う構図を作らなくても良かった感じがしました。
この点、「ハートブルー」に拘らず独自の解釈でエクストリームスポーツの神髄を見せてくれたら、アクション映画の金字塔的な作品になっていたと思います。
しかし上記の点を考慮に入れても、これほどの凄いアクション映像はなかなか見られるものではありません。
特にウィングスーツの滑空シーンと、エンジェルフォールのフリークライミングシーンは大迫力でした。その特別映像があるので下に貼っておきます。
とにかく映画館のでかいスクリーンで観なければ、そのド迫力アクションは味わえないと断言します。
多少ストーリー展開に無理がある点を考慮しても、観る価値は充分の映画でしたので、
今回の評価は80点です。
- 2016/02/23(火) 18:00:00|
- 映画
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日曜日は低気圧が通過し夜半まで雨が降っていましたが、朝には雨が止んでいました。
北海道沖で低気圧が発達し、西高東低の冬型の気圧配置になると奥羽山脈の山は大荒れになります。
こんな時は阿武隈山地か北上山地の太平洋側に行くに限ります。
と言うことで
南三陸町の保呂羽山と雌保呂羽山の二山に登ってきました。
詳しくは本家ブログにアップしますが、荒島のところからは雄雌の保呂羽山の二山が望めます。
どっしりした山容のこちらは
保呂羽山です。
山頂北側に並ぶ杉並木は植林した杉が伸びてあまり目立たなくなってしまいました。

志津川湾の対岸に位置する
雌保呂羽山です。
山と海を一挙に眺めるアングルは正にリアス式海岸ならではの風景です。

お昼はくう海というお寿司屋さんで
海鮮丼(くう海丼:1600円)を食べました。
ネタが全部で12種、ちょっとしゃりが少ない感じでしたが、新鮮な魚介類を美味しくいただきました。
くう海
TEL 0226-46-5162
住所 宮城県本吉郡南三陸町志津川字廻館56-3
営業時間 11:00~15:00 16:00~22:00
定休日 不定休
- 2016/02/22(月) 19:07:25|
- 登山
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東北百名山などのガイドを制作し、38年間に渡って活躍してきた『東北山岳写真家集団』の後継団体として、
昨年4月に
山岳写真集団仙台が発足しました。
その
第一回写真展『想いの山 四季』が3月1日より6日まで、宮城県美術館 県民ギャラリー1にて開催されます。

山岳写真集団仙台の参加メンバーは早川輝雄さん・東野 良さん・舟山 章さん・鈴木 茂さん・渡辺寿夫さん・須藤 稔さん・福井美津江さんらで構成され、紅一点の福井さんは私の山仲間のナカシィさんなんです。
東北を代表する山や、北アルプスで撮影された作品約100点余りが展示され、登山家はもとより、写真愛好家の方々にとっても見逃せない写真展になると思います。


尚、
入場は無料ですし、無料駐車場も完備されています。地下鉄東西線の「国際センター駅」徒歩7分、「川内」駅徒歩7分ですので、東西線に乗ってみたいと思っていた方もいい機会ですね。
- 2016/02/19(金) 19:27:19|
- 写真
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毎年、この時期に開催されている
大和町まほろばの風景『七ツ森』展を見に行きました。
場所は
まほろばホールです。

今年で21回目の開催なんですね。
両親が元気な頃、二人で見に行ってその感想を聞かされたのが思い出されます。

毎回、写真の部を楽しみにしているのですが、今年は特に気に入った作品はなかったです。

例年、河北美術展で評価される抽象画に似た絵画が出品されますが、今年は具象画に好作品が多かった印象です。

近くの山を歩いたついでに立ち寄るのにいいかもしれません。
- 2016/02/19(金) 11:22:41|
- 日記
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庭の梅が開花しました。例年ですと3月に入ってから開花するのですが、今年は異常な速さです。
福寿草も咲きはじめました。他の日当たりの良い庭では満開になっているところもあります。

明日も4月並みの気温になるそうですね。
ところで今日は社用車を車検に出してきまして、午後から時間ができたので、七ツ森界隈の藪山を歩いてきました。
難波地区から眺めた
笹倉山です。

この山に寄生した高山っていう山に登ったのですが、今まで右肩のある出っ張りが高山と思い違いをしておりました。
実際にはもっと低い山でした。
詳しい記録は後日アップします。
- 2016/02/18(木) 21:22:12|
- 花
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昨日は朝方雨だったため、午後から近場の
松島界隈の低山を軽く歩いてきました。
大郷町と松島町の境にある
鷹場山は低山の割に結構展望が良い山です。
送電線の彼方に
上品山が望めます。

次に
白坂山に登りました。
この山は山頂まで車で行ける山なんですが、この日は湿った雪が車道に残っていたため、下の駐車場から歩いて登りました。
山頂からは松島湾と
金華山が一望できます。

最後に利府町にある松島湾に飛び出た
馬の背を見に行きました。
マスさん、馬の背をまだ見ていなかったんです。

帰りに浜田のかき小屋に立ち寄って
焼き牡蠣を食べてきました。
閉店近い時間だったので、30分食べ放題はできず、二人で30個(3000円)を食べました。
30個を自力で殻剥きすると、焼く時間を含めて、それだけでほとんど30分かかってしまいます。
最後は店のおじさんが剥いてくれましたよ(笑)
でも一人15個でも充分牡蠣を満喫できました。

しかしこの日の気温は仙台で20度近くまで上がったそうです。
山シャツ一枚でも汗をかく陽気でした。
- 2016/02/16(火) 18:00:57|
- 登山
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12日は山仲間のMt.Raccoさんと二人で
吾妻連峰の中大巓から大平下りをしてきました。
ここは吾妻におけるクラシックツアーコースですが、ルートファインディングが難しく、間々川の渡渉もあるので、あまり一般的には使われていません。
詳しいツアーの内容は本家ブログに記しますが、この日の午前中は快晴で、主稜線に出ても寒さを感じず、素晴らしい景色を楽しんできました。
久しぶりに吾妻連峰から見た
飯豊連峰です。
今年の樹氷は小ぶりな感じがしました。

大平コースは写真の左手に見える藤十郎のピークの先から、北へ派出する尾根を下ります。
東大巓に伸びる広大な尾根は正に吾妻連峰の真骨頂です。

しかし快適な滑降は間々川まで。
そこから下部は気温が上がって激重の雪質に変わり、大平集落まで悪戦苦闘の行程となりました。
- 2016/02/15(月) 10:03:55|
- 登山
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11日の建国記念日はマスさんと山形の低山に登る予定でしたが、マスさんの都合が悪くなり、私一人で蕃山の南西に広がる山域を歩いてきました。
詳しい行程はこのブログでは書ききれないので、それは本家ブログに後日記しますが、熊沢林道から遡行した
馬引沢左俣が、出合からずっと滑が続く美渓で、そこを歩いただけでも満足してしまいました。

一応ピークを踏んでおこうと、赤石山西峰から鹿ノ上山まで縦走しましたが、送電線ルートじゃない藪尾根を進んだところ、見事に難場にはまってしまい、多少アドベンチャー的な山歩きになってしまいました。
写真は
赤石山西峰から見た鹿ノ上山です。
この時点で午後3時。鹿ノ上山からは藪漕ぎで車に戻りました。

この日も結局9km強歩いてしまいましたよ。
- 2016/02/13(土) 12:03:35|
- 登山
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昨日のヤフーニュースを見て愕然としてしまいました。
日本のギタリストで一番好きな松原正樹さんが、末期癌のため2月8日未明に亡くなられたそうです。
この方を知らない人は多いと思いますが、70年代から90年代のJ-POPや歌謡曲を聴いていた世代の方は、誰もが彼の奏でるギターの演奏を聴いていたはずです。
スタジオミュージシャンとして1万曲以上の演奏に関わったそうで、有名な曲では松田聖子の「渚のバルコニー」や、松任谷由実の「恋人はサンタクロース」、そして松山千春の「長い夜」のギターソロやリフを知らない人はいないでしょう。
個人的にはそっち方面の演奏ではなく、
フュージョンミュージシャンとしての松原正樹の方を愛聴していて、ファーストアルバムのタイトル曲「流宇夢サンド」のリリカルな演奏や、3枚目のアルバムタイトル曲「SNIPER」のソリッドな演奏が今でも心に残っています。また1979年に今剛や林立夫らと結成したフュージョン・バンド、PARACHUTEは世界に通用する音を出していた稀有なバンドでした。
アルバム「6 Kinds 6 Sizes」の「HERCULES」における歌心溢れるギターソロが秀逸です。
YouTubeでアップされている幾つかの楽曲を紹介します。
今から12年前の25周年記念ライブのシーンですね。
今剛とのツインギター演奏が楽しめます。3曲目に前出の「HERCULES」が入っています。
次は2年前の
35周年記念ライブのダイジェスト版です。
2分から4分20秒のところは、松原正樹さんがスタジオミュージシャンとして関わったJ-POPの名曲を紹介しています。
この部分だけでも聴いてみてください。
最後に
PARACHUTEの曲の中で一番好きな「Miura Wind」です。
この曲を聴くと、学生時代の思い出が蘇ってきます。
日本の音楽シーンは惜しい人材を失いました。
まだ61歳だったそうです。
歳を重ねて、もっと枯れた演奏を聴きたかったです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
- 2016/02/11(木) 00:31:14|
- 音楽
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巨匠リドリー・スコット監督がメガホンをとった最新作
『オデッセイ』を観てきました。
『ボーン』シリーズなどで人気を博したマット・デイモンが火星に取り残された宇宙飛行士を演じるSFアドベンチャーです。
あらすじ
火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。この作品、一言で感想を述べると
傑作です。
個人的にはロン・ハワード監督の名作『アポロ13』に匹敵する感動作と思いました。
内容的には無人島でサバイバル生活を行う『キャスト・アウェイ』と『インターステラー』、に『ゼロ・グラビティ』風味を付けたような感じですが、
主人公には切羽詰まった悲壮感がありません。とにかくポジティブに物を考えて生き抜いて行こうします。
実はこの作品、アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデン・グローブ賞のコメディ/ミュージカル部門に分類され、作品賞&男優賞の受賞を果たしたのですが、シリアスな題材なのに、???何故コメディ部門と観る前は感じていました。
でも実際に観賞してみると、思わず笑いがこみ上げる愉快なエピソードが満載で、それぞれの場面に70年代のディスコ音楽が上手くシンクロしていくのですよ。
この70年代ディスコヒット曲集は宇宙船の船長が地球から持ってきたCDで、それを心の支えに明るく振る舞えたのですね。
あまり映画の中で流れている曲を意識したことは今までなかったのですが、この
絶妙の選曲センスにはうなってしまいました。
例えば生き抜くぞ、と主人公が思ったシーンで
グロリア・ゲイナー『恋のサバイバル』。
NASAが彼を助けようとして作戦をみんなで立てるところでかかる曲が何と
デビッド・ボウイ『スターマン』です。
他の曲もリアルタイムで聴いていた曲で、歌詞の内容がある程度分かっていたので楽しさ倍増でした。
映像もハリウッドとNASAの全面的なコラボレーションの結果、火星をリアルに再現し、宇宙空間や無重力描写も素晴らしく、救助作戦に奮闘するNASAの描写も現実的で、SF映画として納得できる内容でした。
あまりにも科学的な知識や考証を求められた『インターステラー』より、万人に敷居の低い分かりやすいSF映画だと思います。
爽やかな後味の後日談も考えて作られていて、まだ2月ですが私にとって今年一番の映画になりそうな感じがしました。
今回の評価は95点です。
- 2016/02/10(水) 18:32:18|
- 映画
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土曜日はマスさんがいただいてきた
タラバガニを食べました。
北海道からクール便にて直送された新鮮なカニです。
量は何と1.2kg。お値段は1万円弱もするとか・・・・・もの凄い贅沢な食事です。
太い足の部分は生でそのまま頂きました。

残りの部分は
タラバガニステーキにして食べました。
フライパンの中に入れて、バターと一緒に少し焼くと・・・・・はっきり言って生の数倍美味しかったです。

一部をパスタかピラフにする案もあったのですが、折角の新鮮なカニなので、やはり素材そのままで食べるのが一番美味しいようです。
今回は美味しそうな画像ですいませんね(笑)
- 2016/02/09(火) 18:00:00|
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昨日の日曜日は陸前高田市の最高峰:
原台山に登ってきました。
東北百名山の氷上山の西に位置する山ですが、氷上山より標高は20m高いのです。
東西から登るルートがありますが、今回は東側の矢作町生出地区から山開きのルートで登りました。
朝8時前、生出地区から見上げた
原台山です。

気仙沼市を車で通過していると、道路沿いに全く雪がないので、スノーシューを使えるか心配していましたが、6合目から積雪量が増えて、この冬初めてのスノーシューイングを楽しめました。

ほとんど造林地を登る山なので、展望がほとんど得られず、山頂に着いたときに一気に広がる展望には驚きました。
写真は南側、
室根山(右)と左奥に大森山、徳仙丈山が望めます。

北東から東側には北上山地南部の標高1300mクラスの山々が連なっていました。
左から
六角牛山、片羽山、そして五葉山です。

北には
早池峰山も見えて、山頂からの大観を堪能しました。

こんな名山があまり知られていないのは不思議ですね。
詳しい山行記録は本家ブログに書きます。
- 2016/02/08(月) 19:31:26|
- 登山
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タイトルだけ見ると、ほとんどの方は『なんのこっちゃ?』と分からないでしょうが、
ペンタックスデジタル一眼レフカメラに対応したGPSユニットを利用した、簡易的な天体追尾撮影が行なえる事を“アストロトレーサー”って言うんです。
このGPSユニットはO-GPS1と言う名称で、実は2ヶ月前に購入していたのですが、山に持って行って使おうと思っていたところ、今まで使う機会がないままになっていました。
とても小さい機械でカメラの上部に取り付けるとこんな感じです。

詳しい使い方は記載しませんが、本体とO-GPS1の両方の電源を入れ、撮影メニューでGPSを表示させると、
アストロトレーサーの画面が出てきます。

天体追尾するためには精密キャリブレーションと言う行程が必要なんですが、カメラ本体を三次元的にぐるぐる三方向に360度回転させねばなりません。
でも専用の赤道儀のように極軸を出したり、三脚を正確に水平にセットする等という面倒くさい操作が一切いらず、後は撮影するだけなので楽です。
詳しい説明はペンタックスのHPを見てください。
→
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/o-gps1/なかなか星を撮影する機会がなかったのですが、数日前に自宅の近所の開けた場所で試しに撮影してみました。
仙台駅から4kmしか離れていない場所で、住宅地の真ん中なので光害の影響をもろに受けてしまいますが、少し練習しないでぶっつけ本番は避けたいのもありました。
そんで、撮影した最初の写真は完全に失敗。
露光時間が最大5分まで設定できるんですが、適正露出が分からず適当に4分露光したら、完全に全画面白とびの画像になってしまいました。
それで山勘で
絞りはF8、露光時間は2分、ISO感度200,焦点距離29mm(35mm換算43mm)、露出補正なし、WBオートでオリオン座を撮影した結果がこれです。西から雲が流れてくる生憎の夜でしたが、
2分間の露光でも星が流れることなく、ほぼ点像のままで写っています。天体を追尾させない場合、この焦点距離だったら点像で撮れるのは20秒の露光で限界です。
但し、星を追いかけている分、右端の電柱は動いてしまいますが・・・

この機能はGPS情報から取得した緯度で天体の動きを算出し、内蔵している磁気センサーおよび加速度センサーから得られたカメラの状態によって、イメージセンサーを天体の動きに同調して移動させることで、三脚だけで簡易的な天体追尾撮影が楽しめると言うことなんだそうですが、ペンタックスというメーカーはなかなか素晴らしい発想をするなと感じました。
実は昨年の10月に戸隠に行ったとき、未明に天の川まで肉眼でくっきり見える満天の星を見てしまい、泊まりで山に行くときには星空を撮影したいと思っていたのですよ。
そのためにも、露出時間などのノウハウをもっと頭の中に蓄積せねばなりません、
- 2016/02/06(土) 18:00:29|
- 写真
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先日のお話ですが、
ゆず君を一か月に一度の検診に連れていきました。
血液検査で貧血と内臓機能の二点を調べた結果、ほとんど問題ない状態のようです。
そんな感じなので、次の検診は4ヶ月先の6月でOKになりました。
一応難病なので年3回程度の定期健診を継続せねばならないそうですが、これで6ヶ月続いた貧血の状態は完全に治ったようです。
しかし、ゆず君の発情期は未だに終息せず、ハナちゃんの首根っこを噛むので、ハナちゃんから完全に嫌われてしまいました。

これ以上ゆず君が近づくと、シャーシャー威嚇します。

ハナちゃんってなかなか忘れない性格なので、ゆず君の発情期が終息しても、しばらくの間は避けられるかもしれませんね。

でもたまには二匹で私の膝の上に乗って寝ている事もありますよ。

この状態って凄く重いので、私は二匹を起こさないように耐えるのみです(*_*;
- 2016/02/05(金) 18:00:56|
- 猫
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とうほく蘭展の後は、少し足を伸ばして塩釜駅前にある
来々軒に行きました。
産業道路沿いに伊藤商店を見つけたのですが、進行方向と逆の上り線沿いにあるので、Uターンして戻るのは面倒くさかったのが本音です。
来々軒は確か2年前に塩釜のひな祭りイベントに来た際に食べた記憶がありますので、本当に久しぶりの入店です。
ここって駐車場スペースがあまりないのが欠点なんですよね。
ちょっと遠い駐車場に車を停めて歩いて向かいました。

店内に入ると、流石に日曜日。
10名以上のお客さんが立って待っています。
この時は午後2時近かったですから、空いていると思っていたのですが読みが甘かったです(笑)
でも立って待っている間に注文を取っていましたので、着席してからは余り待たずにラーメンが出てきました。
毎度ワンパターンなんですが、今回も
中華そば520円を頼みました。

この中華そば、昔ながらのラーメンそのもので、食べると懐かしい感じがします。
スープは鶏と魚系の出汁が混ざっている感じで、雑味がなくあっさりしています。
麺はほとんどストレートの細麺で、硬くもなく柔らかくもない絶妙なコシがありました。
最近流行っている家系や次郎系のラーメンとは異質の味です。
主張に乏しいのですが、でも最後まで口飽きせずに食べさせてしまい、しかも美味しかったと思うのは流石に塩釜の人気店と感じました。
店名 来々軒
TEL 022-364-8944
住所 宮城県塩竈市海岸通3-2 JR「本塩釜」駅から156m
営業時間 [月~木]11:00~18:00 [土・日・祝]11:00~17:00二日間、混雑する中を行動していたら、案の定頭痛が酷くなってしまい、帰宅後にグロッキーでした。
人ごみが本当に苦手なんですよ。
山に登らないと病気になる変な病気を持っている私でした(苦笑)
- 2016/02/04(木) 18:40:16|
- グルメ
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昨日の続きです。
蘭の世界は華々しい色彩に彩られていますが、私的には
ガーデニングやバラのコーナーも好きで、それを見るのに時間を費やしました。
こんなデザインされたガーデニングの庭に憧れてしまいますが、どうもコツコツ花の栽培をやるのは向いていないようで、宿根草を植えても手入れが悪くて枯らしてしまうパターンが多いんです。

でもこれだけ密に植えて、一斉に花を咲かせるなんて素人では無理そうに感じてしまいますよね。

まあ、
こんな寒い時期に春の花に会えるだけでも満足してしまいました。
こんな何処でも咲いている花の写真を撮っている人は少なかったですよ。

ここから
バラのコーナーです。

今の時期にバラを咲かせるのは大変でしょうね。

赤いバラは少なかったような?

室温が高いせいか、少し痛んでいる花も多かったです。

もう一つ。
華道の世界はあまり理解ができないですが、
フラワーデザインの作品は綺麗だな、と感じてしまいました。

後2ヶ月もすると東北の里山にも早春の花が咲きはじめますね。
花に飢えた今の時期にぴったりのイベントだと思います。

アップした写真点数が多くなってしまいましたので、この後で食事に行った記事は明日にします。
- 2016/02/03(水) 18:00:32|
- 花
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今までマスさんが蘭展を見た事がなかったので、加瀬沼に行った後で、仙台新港の夢メッセで開催している
『とうほく蘭展&バラとガーデンフェスタ 2016』を見に行きました。
このイベント、今年で22回目の開催になるそうです。
日曜日なので混雑は覚悟の上で行きましたが、駐車場に車を停めるのに少し時間がかかりました。
会場に入ると、
洋蘭大型メインディスプレイの『飛翔』の前には人だかりができて、全体の写真を撮れたのはお昼すぎになってしまいました。今年のテーマは胡蝶蘭でデザインされたクジャクだそうです。

本日は蘭に関してのみ写真をアップします。

ディスプレイ出展ゾーンは
ライティングされているところは綺麗に写真が撮れますが、ライトが当たっていないと結構暗いので、手ブレ写真連発でした。

ISO感度を上げて撮ればいいんでしょうが、花の描写は細かいためノイズが気になってISO800までしか上げなかったです。

マスさんと話したのですが、震災の5日前に行った仙台市農業園芸センターの温室で観た蘭は、とても良かったと言うのは同じ意見でした。あの施設が無くなってしまったのは残念です。

ちょっと混雑し過ぎで、ゆっくり鑑賞できる雰囲気ではなきんですよね。

でも一年で一番寒い時期にこれだけ多くの花を眺められるのは有難いです。

今回の特別展示は
ジュエルオーキッドと呼ばれる、葉を観賞する蘭でした。
光を当てると葉脈が光っていたり、文様が独特な点から宝石に例えられるそうです。
でも昨年のお猿の顔に似た花の方がインパクトはありましたね。
今回は並ぶ時間も少なくて、短時間に観られましたよ。

明日の記事はバラやアレンジフラワーを中心にアップします。
- 2016/02/02(火) 19:20:14|
- 花
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土曜日のボウリングで臀筋が筋肉痛になってしまったのと、少し疲れたのもあって、日曜日は山に登らずゆっくり起きました。
そんな訳で一年ぶりに
加瀬沼で水鳥を見たくなり、マスさんと一緒に出掛けました。

この沼は七北田川に近く、海から遡ってきている
ユリカモメの群れがいます。
皆から餌付けされているようで、パンを与えると直ぐに群れてきました。

その敏捷な飛び方には毎回驚かされます。

持参したデジタル一眼は毎秒8枚ほど連写できるので、パンを加えたショットも撮れました。

今回はカモ類の種類は少なかったです。
一番多かったのは
オナガガモでした。

白黒の
キンクロハジロも結構いました。
その他に黒いオオバンも見かけましたが、近くに寄ってこないので撮影できなかったです。

写真の
コブハクチョウですが、何時来ても一羽しかいません。
おそらくこの沼に居ついているのでしょうが、孤独で可哀想な感じがしました。

公園の中に
ウスタビガの繭を見つけました。
今年は里山歩きばかりしていますが、今年初めて見つけたのがコレです。

この後の行動は明日の記事でアップします。
- 2016/02/01(月) 22:51:15|
- 鳥
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