土曜日は単独で朝日連峰の
ヨウザ峰に登ってきました。
一般的に知られていない山ですが、大井沢川と大桧原川の間にある尾根の末端の一峰です。
紫ナデから北東に伸びる長い尾根の鼻に当たる山と言ったほうが分かるかもしれません。
夏道は存在していないので積雪期限定の山となります。
写真は寒河江川にかかる二ツ掛橋から眺めた
月山です。

詳細な記事は本家ブログに記しますが、小さなアップダウンが続く朝日連峰らしい細い尾根の登りでした。
途中の見晴らしの効くピークから
大朝日岳が望めました。
でも気温の上昇で春霞がかかってクリアには見られません。

登路の第一目標となる825m峰から見た
ヨウザ峰です。
山頂の大きな雪庇が印象的です。
大きな雪庇の直下に出ました。
この雪庇は左手に回り込んで越えました。

ヨウザ峰の山頂から眺めた大桧原川流域の山々です。
右から赤見堂岳、枯松山、高倉山、大桧原山、紫ナデと続く稜線には道がなく、雪山のエキスパートのみに許された稜線とも言えます。

この日は深く潜るザラメ雪のラッセルが続き、当初の目標では障子ヶ岳の見えるピークまで行きたかったのですが、単独ラッセルでは体力的に無理でした。
それは次回訪れた時の楽しみに取っておくことにして下山しました。
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- 2014/03/31(月) 08:53:40|
- 登山
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金曜日は東北一円で晴れの予報がでていたため勇んで山に行きましたが、目的の最上町の天気は曇り。
どの山も雲がかかって晴れの予報は完全に外れ状態でした。
今回の山は赤倉温泉スキー場の正面左手に位置する
大森山です。
スキー場のゲレンデトップからカンジキを履いて歩きますが、雪堤はあちこちで雪割れが出ていて、ルーファイに神経を使いました。
郡境の尾根に乗り上げる頃からガスで視界が悪くなり、一番酷いときには20m程度先しか見えませんでした。

2時間の登りの末に大森山の山頂に着きますが、ガスが去来して何も見えません。
天気が良ければ翁山や神室連峰を一望できるそうです。
登りはじめはお昼頃から晴れてくるという淡い期待を抱いていましたが、結局晴れてきたのは午後1時半過ぎでした。
雪庇の崩壊が始まっている840m峰を振り返ります。
しつこく山頂部の雲がとれなかった
大森山ですが、ようやく山頂まで見えてきました。

この山、スキーでの登降には余り向かない感じです。
アップダウンが多く、雪堤にきつい段差の箇所が多いのです。
しかしこの日の雪質はジメジメのザラメで、カンジキだと酷い時には膝まで潜って歩くのが大変でした。
- 2014/03/29(土) 22:42:21|
- 登山
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急に5月の連休以降の気温になってしまって花粉症の症状が最悪です。
今年は鼻づまりよりも、鼻で息を付けないことにより喉を傷めてしまって、寝ているときに喘息を思わせる咳が止まらずに苦しんでいます。今日も内科に行って咳を緩和する薬を貰ってきました。
ところで昨日の夕方ですが近所の空地に行ってみたら
フキノトウが芽を出していましたよ。
もう花が咲いているものもあり、小さな芽を選んで採取しました。

本当は天ぷらにしたかったのですが、一人で天ぷらを揚げるのも油が勿体ないので、楽して
フキノトウ味噌を作りました。

温かいご飯の上に乗せて食べると、口の中に春の香りが広がっていく感じでした。
- 2014/03/27(木) 18:01:15|
- 山菜
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昨日は5月上旬のような気温で
仙台気象台の梅の標本木が開花したそうです。昨年より26日遅れての開花で、今年の冬の寒さが良く分かりました。
ちなみに野草園のセリバオウレンや福寿草も例年より2週間以上遅れて見頃を迎えたようです。
昨日は暖かかった反面、強風が吹き荒れて花粉症の私としては厳しい日でしたが、仕事の合間に農業園芸センターに立ち寄って開花したばかりの梅の花を見てきました。

風でゆさゆさ枝が揺れるので撮影は大変でしたが、青空バックに咲く梅は綺麗です。
紅梅についてはやっと咲きはじめの感じでした。


そういえば、この仙台市農業園芸センターは市の管理が無くなり、民間の業者に管理を委託することになったそうですね。

小規模ですが綺麗なバラ園もあるので、施設が閉鎖にならなくて良かったと思います。
- 2014/03/26(水) 23:27:06|
- 花
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金曜日の彼岸の中日は雪が降る生憎の天気でしたので泉のタピオに買い物に行き、その後ムサシによってハナちゃんの缶詰をまとめ買いしてきました。
そんな事をしていたらお昼を回ってしまい、軽くお腹が空いたのでムサシから比較的近い向陽台の団地内にある
味へいに久しぶりに立ち寄りました。
場所はちょっと分かりにくいですが、地域密着型の定食屋といった感じです。

このお店は20年前から知っていますが、お昼時になると郵便配達の方々が大挙して入店するお店です。
定食や丼物もありますが、私はラーメンしか食べたことがありません。
毎回塩味で野菜たっぷりのタンメンを注文していましたが、今回は
五目そば(800円)を注文しました。

少しスープは濃いめですが、野菜の甘みがでてとても美味しいラーメンです。
あんかけなので身体が温まりました。
マスさんは
ラーメン(600円)を注文。

気をてらわない昔風のオーソドックスな味のラーメンでしたよ。
午後2時を過ぎていたのに、お客さんが沢山いる人気の高いお店です。
- 2014/03/25(火) 23:53:32|
- グルメ
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急に梅の花を見たくなって、満開のエリアをネットで調べていたら
筑波山が出てきました。
ご存じ日本百名山の一座であり、連休の中日とあって混雑が予想されましたが、先週登った古賀志山からも優美な双耳峰が見えていて、何時かは登りたいと考えていたので急きょ仙台から日帰り登山をすることにしました。
筑波山市営第三駐車場に着くと、ほぼ半分のスペースが埋まっています。
どんどんハイカー達が筑波山神社の門前町を登っていて、この山の人気のほどが分かりました。
最初は梅林を観賞しましたが、そこから東京の
スカイツリーが確認できました。

神社の左手にケーブルカーの乗り場がありますが、その軌道に沿って御幸ヶ原コースが伸びています。
往路はこの道を登りますが、階段が多くて閉口してしまいました。
御幸ヶ原は男体山と女体山の鞍部に広がる平地で、お土産屋や展望台が立ち並ぶ観光地です。
登山道とのギャップが凄く、場違いなところに登ってしまった感じがしました。

先週も眺めた
日光連山がここからも遠望できます。

最初は男体山に登ります。
こちらのピークはアンテナ施設が邪魔をして展望はそれほど良くありません。
双耳峰の
女体山が見えています。

御幸ヶ原に戻り、次は最高峰の女体山を目指しますが、ロープウェイで登ってきた観光客ともバッティングして遊歩道は渋滞気味です。
一等三角点のある女体山は岩が積み重なったピークで、そこからの展望は息を飲む高度感に溢れていました。
南東側には
霞ヶ浦が見えています。
男体山が意外に雄大な姿をしていました。

しかしながら関東平野の広大さには驚きました。
人工物が多く、文明の利器で簡単に登れてしまう山ですが、
この山頂の展望に関しては一見の価値があると言えましょう。
下りのコースなど詳しい表記は本家ブログにて後日アップします。
- 2014/03/24(月) 20:47:34|
- 登山
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土曜日に茨城県の筑波山に行ってきました。
筑波山神社の西側に
筑波山梅林があり、登山をする前に見学してきました。

この梅林は,筑波山中腹(標高約250m)にあり,遠くには
富士山や都心の高層ビル群まで見渡すことができます。

園内には,白梅・紅梅など約1000本もの梅が植えられ、ちょうど満開の時期を迎えていました。

メジロなどの野鳥が沢山来ていましたが、上手く写真に収めることはできませんでした。

この日は無風快晴で青空をバックに梅の花が引き立ちましたよ。

背景に見えている山が
筑波山です。

彼岸の連休中日だったために、沢山の登山者&観光客が来ていました。
- 2014/03/23(日) 17:47:10|
- 花
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昨日の午後から湿雪が降り、今朝は5cmほど積もっておりました。
しかしびちょびちょに湿った雪なので、直ぐに融けてしまうと予想して雪かきはしませんでした。
昨日は父の通院日で認知症の診断と泌尿器科、そして内科の3か所を回ってきました。雨の中、ほとんど歩けない父をカバーして車に乗り降りさせるのは大変でしたよ。
老健施設にずっと入所していて、あまりハードに動いていなかったので、父はかなり疲れてしまったようです。
終いには今日は自宅に泊まりたくない、早く施設に帰りたいと言っていました。
施設に再入所させ、4月の初旬に今後の介護の打ち合わせをやることとなりました。
週明けに新規に老健施設の予約を取らねばなりません。
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久々に
ハナちゃんの話題ですが、最近は甘えん坊になっていて、遊び疲れると私の膝の上に乗って寝るようになりました。
それでも抱っこはさせてくれません。
あくまで炬燵布団の上に乗っている感覚のようです。

炬燵を外す時期がきたときにはどんな対応になっているのでしょうかね?
相変わらず部屋の扉を開けていても、部屋から出ようとしません。
臆病なところは全然治っていませんね。

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先週末に栃木の山に登ってから花粉症が酷くなりました。今日は医療用成分が入っている花粉症の薬を大手の薬局に買いに行ったのですが、祝日と日曜日は薬剤師が不在なので売ってくれませんでした。
売り場に陳列しているのに変な話ですよ。
- 2014/03/21(金) 21:27:31|
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今年も庭の一隅に
セリバオウレンが咲きはじめました。
とても小さな花で、近づいてみないと見逃してしまいそうですが、この花が咲きだすといよいよ春が来たという感じがします。
写真は
雄花でめしべがほとんど無いに等しいです。
雌花の方はめしべが突き出しているので、じっくり見るとその違いが分かると思います。

蝋細工のように透き通った白い花びらがとても綺麗ですね。
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ところで明日、父を病院に連れていくために、一泊だけ自宅に戻っています。介護の世話をされるのが慣れてしまったせいか、服を脱いだり着たりすることすらできなくなってしまいました。
でも寿司を食べさせたら、施設では食べられないものなので、美味しいと喜んでいましたよ。
明日は一日病院通いなので疲れる一日になりそうです。
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全然話は変わりますが、月曜日に
Outlookでメールを送ろうとしたら、送受信が一切できなくなってしまいました。かなり時間をかけて原因を調べてみると、Outlook2010と2013の二つのバージョンがPC内に混在しているために、メールアカウントが上手く認識できなくなってしまったようです。
今まで併用していて問題はなかったのですが、16日にOutlookのアップグレードがなされた結果、今回の不調が起きてしまったと考えられます。
そこでいろいろ復旧方法を考えて、Outlook2010の方をアンインストールする事にしました。
オフィス2010の中からOutlook2010だけを削除する方法が良く分からなかったため、これもネットで調べて対応しました。
結果的にOutlook2013で正常に送受信できるようになって一安心です。
この作業に2時間半。結局深夜1時半までかかりましたよ。
- 2014/03/19(水) 22:18:38|
- 花
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せっかく宇都宮市まで遠征したのだから、宇都宮のソウルフードとも言える餃子を食べずに帰るのは勿体ない、と言うことでNYAAさんご推薦のぎょうざ専門店
【正嗣(まさし) 駒生店】に夕方5時過ぎに立ち寄りました。

沢山ある駐車スペースは我々の車を止めたら満車でした。
しかし入店すると直ぐに5名分の席が空いて、あまり待つことなく座れましたよ。
注文したのは餃子ライス(520円)と水餃子1人前(210円)です。餃子ライスは焼き餃子2人前とライス、そしておしんこのセットです。その他のメニューは一切なく、餃子を食べながらノンアルコールビールを飲むのもできません。
しかし単純なメニュー故にお客さんの回転率は非常に高い感じがしました。
さて注目の
餃子のお味ですが、皮は薄くパリッとした食感です。
具は野菜中心ですが生姜の味が良く効いて食べ飽きない美味しさでした。
水餃子は想像していたのと全然違い、餃子6個がお湯の中に入っているだけです。
この場合、餃子は餅もちした食感になりますが、スープは自分で醤油と酢で味付けしてくださいと言うものでした。
さっぱりした中華スープに餃子が入っていると思っていたので、あまりに淡泊な味に面食らいました。
個人的には少し中華だしを利かせてくれた方が美味しく感じたと思います。

でもここの餃子はリーズナブルな割に美味しいので、宇都宮に来ることがあれば是非再訪したいと感じましたよ。
この日は山と食の両面で満足できた一日でした。
- 2014/03/18(火) 22:57:04|
- グルメ
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土曜日はマイミクのNYAAさんのご案内で栃木県宇都宮市の西部に位置する
古賀志山に登ってきました。
この山は関東地方でも有数のロッククライミングのメッカとして有名な山です。
東北道の宇都宮ICの西側にゴジラの背中を思わせるゴツゴツした山容の山が見えますが、それが古賀志山なんです。
今回は一般登山ルートより数段難しいコースを縦横無尽に歩き回りました。
そのコースは釣堀→中尾根→熊尾根→コマラ岩→獅子落し→マラ岩→不動滝→カニノヨコバイ→カニノタテバイ→三本松→御岳→古賀志山→東稜見晴→東稜展望台→釣堀と言う、この山に精通していないと全く分からない名所巡りでした。詳しくは本家ブログに後日記しますが、幾つかの写真で雰囲気だけでも紹介します。
先ずは
中尾根コースの二番岩の登攀です。

急な岩場を登りきるとなだらかになった尾根に突如として
軍艦岩が現れます。

中尾根を登り切った稜線上のピークから
男体山が望めました。

稜線から南西側に熊尾根を下り、今度はコマラ岩のある尾根を登り返します。
コマラ岩はロープや鎖などの補助となるものが一切ない岩場でした。

一旦、御岳と古賀志山を結ぶ稜線に乗り上げて、今度は獅子落しの尾根を急降します。
クライマーがいるマラ岩の下をトラバースして、そこから急下降すると滝コースに合流します。
そこは不動ノ滝と呼ばれ、多くのクライマーがロッククライミングに興じていました。
その岩場を西側に大きくトラバースしていくと、
カニの横這いと呼ばれる岩場を斜高します。

足場の悪いカニの縦這いを登りきると広く展望の良いテラスに着きました。
そこから
御岳と古賀志山が一望できます。
三本松と呼ばれる小ピークへの突き上げは脆い岩場の登りとなりました。

午後の陽を浴びて
宇都宮市街地がくっきりと見えます。

古賀志山の山頂から急峻な
東稜をくだりました。

標高が600mにも満たない低山なのに、この山の急峻さは折り紙つきでした。
しかし一般ルートを歩くだけでは、その真実の姿は見られないと感じました。
その点で今回コースを熟知したNYAAさんの存在は大変頼もしく感じました。
この場を借りて御礼申し上げます。
- 2014/03/16(日) 23:40:28|
- 登山
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2月に観た映画ですが、なかなかブログに感想を書く機会がなく非常に遅いレビューとなってしまいました。
その映画がマーティン・スコセッシ監督と主演レオナルド・ディカプリオの
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』です。
あらすじ: 学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。)
本年度のアカデミー作品賞と主演男優賞にもノミネートされていたので、評価の高い作品と想像して観に行きましたが観てびっくり!
実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した実録ドラマとはいえ、こんなハチャメチャな人間が存在したとは信じられない内容です。
とにかくほとんどセックスとドラックに明け暮れている成金野郎の栄枯盛衰なのですよ。これではR18の成人映画扱いになったのは納得できます。
レオナルド・ディカプリオをレオ様と崇めていた女性ファンが見たらさぞかし幻滅するでしょうね。
しかしディカプリオはタランティーノ監督の『ジャンゴ』で見せたような悪徳農場主の役から、二枚目俳優と言う殻を脱皮した感じです。
実在のジョーダン・ベルフォートは投資家相手にペニー株を騙し売る株式仲介会社のストラットン・オークモントを創業しました。
投資詐欺を行っている間、ベルフォートはパーティーを繰り返し、また鎮静催眠剤「クエイルード」や麻薬の依存に陥りました。
ストラットン・オークモントが雇った株式ブローカーは1000人を超え、10億ドル以上の株式に関与したそうです。
1998年にベルフォートは証券詐欺と資金洗浄により起訴され、FBIとの協力の後、彼は約2億ドルの投資損失を産みだした風説の流布のために22ヶ月間服役することとなりました。またベルフォートは被害者の投資家たちへ1億1040万ドルの返済が命じられています]。
しかし彼が騙した1513名の顧客に対し、収入の50%を返還するという賠償要件をいまだに満たしておらず、既に返済されている1160万ドルのうち1040万ドルは没収物件を売却して得たものだそうです。
2013年10月、ベルフォートは自著2冊の売上と映画の版権で176万7203ドル、2007年以来の講演活動で2万4000ドルを得ているにもかかわらず、過去4年で24万3000万ドルのみしか支払っていないとして連邦検察は再び提訴しました。この作品の本質は拝金主義のアメリカを風刺したものと感じます。
ジョーダン・ベルフォートは現在は投資コンサルタントとして各地でセミナーを行っているそうですが、こんな犯罪者が未だに生きていく術があるのは、日本のホリエモンが未だに報道に乗ってきている事と似ている感じがしました。
余りにもコメディタッチの作品なので私は観ていて面白かったですが、これがアカデミー賞を取る作品とは到底思えなかったですよ。
- 2014/03/14(金) 00:03:43|
- その他
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今日で東日本大震災からまる3年の月日が経ちました。震災関連の報道で持ち切りの一日でしたが、どの報道番組を見ても、復興も遅れが如実に表れている内容でした。
現在は津波の瓦礫はほとんど無くなり、港湾施設の整備や、防潮堤の建設、そして地盤沈下した地盤のかさ上げ工事が中心の状況です。
写真は昨年登った
硯上山から俯瞰した雄勝町の市街地です。
多くの住宅が建っていた港町は粉塵舞い散る荒野と化してしまいました。

まだ被災した旧市街地の開発計画も青写真の状況で、街がどう変わっていくのかのビジョンが住民にとっては描けないと思います。
ここにきて一番の問題は建築資材の高騰と、土木・建設作業員の確保になってきました。
政府や東京都は景気の底上げに、東京オリンピックを活用しようという魂胆が見え見えですが、それに伴う公共事業の拡大が震災復興の足かせになっている状態です。
完全に弱者切り捨ての政治がまかり通っている現状に私は憤りを感じています。
津波で自宅が全壊した住民の多くは現在も仮設住宅に暮らしています。
プレハブ作りの仮設住宅は冬寒く、夏暑い作りで、現在は結露によって部屋中がカビだらけとニュースで言っていました。
石巻市の仮設住宅群をトヤケ森山から眺めると、言い方は悪いですが難民キャンプのようにも感じてしまいました。
(写真、手前にひしめき合って建っている建物が全て仮設住宅です。)

宮城県では凄い距離の海岸線に非常に高い防潮堤を建設しようとしています。
しかし気仙沼市の鹿折地区ではもっと高さを抑えて欲しいと要望をだし、県がそれを聞き入れない意見の相違が見られます。
ここで冷静になって考えてみると、防潮堤の躯体に当たる部分は全てコンクリートによって作られますが、コンクリートの耐久年数ってたったの60年しかないのですよ。
その建築費は国の予算から捻出されますが、耐用年数を越えた時の補修費は全て県の支出になるとか。
これはいけません。未来の負債を子供たちに押し付ける施策は受け入れがたいものです。
それよりも車で逃げられる車道の整備や、避難場所の確保を優先したほうが、今後近い未来に発生するかもしれないアウターライズ地震による津波に効果があると思います。
様は今の国政や県政は公共事業をやりたいだけと勘繰りたくなってきますよ。
写真は
安波山から眺めた気仙沼市街地です。空地が非常に目立ちます。

最後に現自民党政権に一言。
原発の再稼働と輸出は今後一切行うべきではありません。原発はクリーンで安価なエネルギーですと・・・馬鹿も休み休み言って欲しいものです。
故郷を喪失した福島県民の苦悩は金で保障すれば良いというものではなく、未だに汚染水の問題も収束していないのに、安全宣言をするなど言語道断です。
広大な山野を全て除染するのは予算的・技術的に素人が考えても不可能です。
少なくても現状避難地域に当たっている住民に関しては、新たな住居と仕事を全て国が面倒を見ることが必要だと思います。
早晩帰れる訳がないのに淡い期待を抱かせるのは正に詐欺師ですよ。
それに原発の発電コストを算出するときには使用済み核燃料棒の処理費用と、耐久年数が過ぎた後の廃炉のコストを加算して算出すべきです。
その二点を加味したら原発の発電はべらぼうに高コストになると思いますよ。
未来の子供達にそんな膨大な負の遺産を背負わして良いものでしょうかね。今まではあまりブログで政治的な発言をしていませんでしたが、震災から3年目に当たるのでちょっと言わせてもらいました。
- 2014/03/11(火) 23:37:11|
- 日記
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とても3月とは思えない寒い日が続きます。あと9日後に父が老健施設から退所しますが、施設の特別な計らいにより、在宅2日の後に再び同じ老健施設に再入所できることとなりました。
しかし、あくまで特例という事で、6月以降は別な老健施設を予約せねばなりません。
今後は数か所程度、老健施設やショートすてぃを交互に利用させるようになるでしょうかね。
そう上手く事が運べばいいのですが・・・
私も今週から仕事が本格化して忙しくなってきますので、父の心配は少し後倒しされることで精神的に助かりましたよ。
さて寒いながらの庭の
福寿草が咲きだしました。
たった二株しかないですが、この花が咲きだすと春が近いことを実感できます。
しべの部分をアップで撮影してみました。

少し融け残った雪が残っていますが、日陰の雪が完全に融けると、次にはセリバオウレンの花が咲きだすんですよ。

今年は杉花粉の飛散量が少ないようで、その点は例年より過ごし易い春のような感じがします。
- 2014/03/10(月) 23:56:12|
- 花
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交通事故による怪我で、しばらく登山を控えていた
morinoさんのリハビリ山行。
そして今回初めてご一緒する
CafeTomさん、
とむかのさん、
うめさんに楽しんでもらう事を考えて、
牡鹿半島第二の高峰:光山に登ってきました。
そして毎度お馴染みのmaronnさんとマスさんも一緒です。
詳しくは本家ブログに後日アップしますが、朝方の寒さも徐々に和らぎ、風を受けない東斜面では陽だまりハイクを楽しめましたよ。
この山は牡鹿半島の中央部に位置する山なので左右どちらを見ても太平洋の大海原が広がります。
南東には牡鹿半島一の標高を誇る
金華山が見えていました。

今回は高山から光山を往復しましたが、
高山の南肩から見た光山は実に高山的な姿をしています。

二等三角点のある高山山頂は樹林に囲まれて展望はありませんが、少し東側に下ると
江の島群島が一望できます。
冬の青い海が眼下に見られるここは第一級の展望台だと思います。

まだ冬の時期なので山野草の花は咲いていませんが、赤い実の落ちた
ツルウメモドキが花のように見えていました。

ここまで海の展望を楽しめる山も滅多にないので、ご一緒にた皆さん満足されていましたよ。
- 2014/03/09(日) 23:16:57|
- 登山
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一通り雛巡りが終わった後、午後1時半を過ぎたところで本塩釜駅に近い
来々軒に立ち寄りました。
ここは老舗のラーメン店で、地元の方々に絶大な人気を誇るお店です。
私はほぼ20年ぶりの入店でした。

とっくにお昼を過ぎた時間帯にも関わらず、5組8名のお客さんが並んでいました。
モヤシそばやタンメンを注文している方も多かったです。
私は
中華そば(520円)を注文。
まだ胃腸炎が完治とまでは言えない体調でしたが、このお店の中華そばは油っけほとんど皆無に近く、スープは鶏ベースに軽めの煮干味ととてもさっぱりしているので、蕎麦をすする感覚で食べられます。

久しぶりに食べましたが、今の自分の年代にはこんな温和な中華そばが一番口に合うと思いました。
とても美味しくいただきましたよ。店名 来々軒
TEL 022-364-8944
住所 宮城県塩竈市海岸通3-2
交通手段 JR「本塩釜」駅から徒歩約4分
営業時間 [月~木]11:00~18:00
[土・日・祝]11:00~17:00
定休日 金曜
- 2014/03/08(土) 11:54:59|
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雛巡りの第二会場は街中にある
松亀園(旧えびや旅館)です。
ここは過去に何度も車で前を通っていましたが、
明治初期に建てられた当時では珍しい木造3階建ての旅館・遊郭遺構があるなんて今まで気が付きませんでした。
その外観の写真を迂闊にも撮り忘れてしまいましたよ。
この建物は東日本大震災で被災し、取り壊しの危機にあったそうですが、NPO法人の尽力で保存されることになったそうです。
中に入ると一階には
七段飾りのお雛様が飾られています。


北風が冷たい日でしたが、梅の花が春を感じさせてくれました。

部屋の中を見学して行ってください、と声を掛けられて、建物内を見学しました。
近年は茶舗として使われたそうですが、
各部屋に多種多様な天井を採用し、欄間や長押(なげし)には港町らしい貝殻細工や象眼細工が施されています。
特に3階 桜の間にある
桜の樹が描かれた天井には驚きました。

その後、本塩釜駅までぶらぶら歩き、須坂市の雛飾りを見たりして過ごしました。
歩いて塩釜の街を見たのは初めてでしたが、たまにこんなゆったりした行動も楽しいものですね。
- 2014/03/06(木) 19:28:24|
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塩竈神社の駐車場に車を止めて裏坂の階段を少し下って行くと
旧亀井邸があります。
塩釜市でも4日まで市内の随所で、ひな飾りを町中の37か所の協力店舗に飾るイベントをやっていました。
山形の古い歴史を持つお雛様のような重みはありませんが、震災の津波で被害を受けた市内の商業地の活性化に一役かっていると感じます。
その中で
メイン会場となるのが旧亀井邸でした。入口は古い民家に入っていくような感じです。
お雛様は現代風のものでしたが、江戸ちりめんの古布で作られた
2000店のつるし飾りが見事です。

こんな
変わり雛もなかなか可愛らしいと感じました。

会場は想像していたよりも狭く、混雑していましたので動画は撮影できなかったです。

しかし手作りのこんなお雛様もなかなか風情があって良いものですね。

明日は第二会場の松亀園を紹介したいと思います。
- 2014/03/05(水) 23:02:41|
- 観光
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昨日は車検に出した社用車の引き取りが午後遅くなので、その前に
塩釜に行ってきました。
北西風が強く晴れているのに寒い一日でしたが、立ち寄った塩釜神社では早くも
マンサクの花が咲き始めていました。
でも庭園の柵内に咲いているので近づくことができず、イマイチの写真です。

むむっ、マンサクが咲いているなら間違いなく
トウロウバイ(唐蠟梅)も咲いていると思い、奥に進むとほぼ満開に咲いていましたねぇ~。

この木は中国原産で、日本でも江戸時代中ごろから鑑賞用に庭園などに栽植されている落葉低木です。
一般的なロウバイ(ソシンロウバイ)に比べると花が大きく径2~3cmで、とても良い香りがしました。

境内では他にヤブツバキも咲きだしていましたが、花が痛んでいるものが多く写真にはなりませんでした。
- 2014/03/04(火) 19:12:32|
- 花
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先週マスさんと東根市でお気に入りの店になっている
明烏に行ってきました。
毎度同じものを注文してしまいますが、それがこの
ゲソ天ざる(大盛り:900円)です。

二八の蕎麦ですが、腰と喉越しがマッチして美味しい蕎麦です。
十割蕎麦も注文できるそうですが、固い十割よりも喉越しが良いほうが好きです。
ゲソの消費量は山形県が全国一と言われますが、蕎麦王国だからこその所以と思います。
マスさんは
ラーメン定食(850円)を注文しました。

ラーメンの他にご飯、温泉卵、おひたし、そして鶏手羽肉のチーズ巻きが付いています。
このお店のラーメン、スープが絶妙に美味しいです。
さっぱりした中に魚介系のうま味が出ていました。
コーヒーがサービスで少しだけゆっくり過ごすことができました。
- 2014/03/04(火) 15:45:56|
- グルメ
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風邪からきた胃腸炎で土日の2日間はほとんど外出せずに大人しくしていました。
金曜日の夜は最悪で嘔吐と寒気、そして微熱が出て酷かったです。
土曜日は腹のへその上が痛くなり、十二指腸か小腸が炎症を起こしている風でした。
医者に行こうか迷いましたが、下痢にもなっていないので市販の胃薬とビオフェルミンを食後ごとに飲んでいて、DVDを観ながら安静にしていたら、日曜日になって身体のだるさは残っているものの、症状は改善してきました。
しかし食べるとゲップが頻発し、胃酸過多の状態になっているのはなかなか治りません。
そんな中で
マスさんが消化の良い食べ物を工夫して作ってくれました。と言うか、私が『おかずのクッキング』という本からリクエストして、材料を購入していた料理だったのです。
その一例を挙げると、
大豆とたらのトマト煮
ささみとワカメのゆず胡椒和え
ミズナのサラダ
大根の漬物です。

特に
大豆とたらのトマト煮は大豆が柔らかく、魚もタラなのでお腹に優しく、かつ食欲が増す料理でした。
これにおかゆを食べて胃のもたれがほとんど解消しましたよ。
もう一品は
鮭の焼きうどん
肉豆腐
煮リンゴです。

不思議な事に自分が胃腸炎になる事を予測していたかのような、うどんメインの料理になりました。
鮭の焼きうどんは本来は塩鮭を使うそうですが、塩っ辛い鮭は売っていないので、うす塩の鮭になってしまいました。
しかし余り塩分が効いていない今回の料理の方が美味しく感じましたよ。
この週末、マスさんが世話をしてくれて本当に助かりました。
- 2014/03/03(月) 22:55:49|
- 日記
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昨日は気温が17度まで上がり、道路の隅に寄せていた雪もかなり融けてきました。
日当たりの良い場所には春の花である
ヒメオドリコソウが咲きだしていましたよ。

この花ってシソ科の花なので花びらをアップにすると綺麗なんですが、葉っぱに毛が多く、色合いが薄汚れた感じなので、雑草扱いにしか見られない花ですよね。

でも畑の中などにタンポポやホトケノザなどと一緒に咲く時は、春真っ盛りの感じがします。
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ところで昨日の夜から体調を崩してしまいました。
少し風邪気味なのでしょうか?
夕食で食べたものを全て戻してしまい、冷や汗がでて体調は最悪です。下痢になった訳ではないので食中毒ではない感じですが、今日もだるさと腹の重さは改善されず、結局DVDを観賞して一日が終わりました。
夕方に仕事で使っている車を車検に持っていきましたよ。
この週末は登山は無理そうな感じです。
- 2014/03/01(土) 18:44:15|
- 花
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