スタジオジブリの巨匠、高畑勲監督が手掛けた劇場アニメ
『かぐや姫の物語』を観てきました。
8年の歳月、50億円の製作費をかけた高畑監督渾身の作品ということで大いに期待して行きましたが、その期待通りの素晴らしい作品でした。
あらすじ: 今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり……。お話自体は誰もがよく知っている竹取物語の内容と全く同じです。
でも描かれている絵が正に日本情緒に溢れていて、花鳥風月を愛でる日本人的な感性が迸っていました。
特に
従来のアニメ手法とは全く違った水彩画的描写はとても新鮮で、ほのぼのした気分を味あわせてくれます。
背景画を描くだけでも膨大な時間を費やしたと思いました。
その風景に溶け込むようにややディフォルメされた人物が流れるように動いて行きます。
かぐや姫が疾駆する描写は粗い線を生かして凄まじい迫力がありました。
宮崎監督の映画で私は声優を酷評しましたが、今回の作品はすべての登場人物がマッチしていて違和感なく物語に没頭できました。
最後は悲しい別れで終わりますが、残された翁と媼の気持ちを考えると胸が痛くなりました。
ひとつだけ残念だったのは御門の人物設定で、もっと凛とした気高い人となりに描けば、より作品の質が深まったと思います。
最後にあまり気が付いた人は少ないでしょうが、作品の中にでてくる富士山に噴煙が上がっていましたよ。
これは竹取物語が書かれた時代に噴火していた記録があるそうで、そんなところまで気を配っている高畑監督には驚いてしまいました。
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- 2013/11/29(金) 21:11:17|
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だいぶ賞味期限切れの話題ですが、今月の中旬に秋保温泉の
磊々峡を軽く散策してきました。
あまり知られていない観光スポットですが
磊々峡と書いて『らいらいきょう』と読みます。秋保温泉街の入口にある「覗橋」が磊々峡のほぼ真ん中に位置していて、この橋を挟んで上下約1kmの長さにわたり、深さが20mにも達する渓谷美が続いているんです。

また、下流側に向かって渓谷沿いに約650mの遊歩道が続き、峩々たる渓谷美を堪能できます。
実は紅葉を狙って行ったのですが、周辺の木々は黄葉する木が中心で艶やかさには欠けていました。

遊歩道の中心地である
「八間巌」付近が一番迫力に満ちていました。

東側の橋の付近から開けた渓谷になりますが、その地点の紅葉が素晴らしかったです。

こんな記事を書いていますが、現在の仙台市近郊の紅葉はイロハモミジ以外はほとんど終わってしまいました。
伊達家の廟所のある瑞宝殿の紅葉が一番見ごろとニュースで言っていましたが、見て見たいものです。
- 2013/11/27(水) 23:45:42|
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日曜日は朝方の雨で出鼻をくじかれてしまいました。
本当は二口山塊に行く予定でしたが、天気予報で晴れていそうな南三陸の
翁倉山に行きました。
4年ぶりの再訪ですがマスさんが登っていない山でした。
津波被害で民家が流失してしまった北上川流域の走行は心を痛めてしまいます。
飯田屋敷跡の奥の登山口から登りはじめます。
かつての爆弾低気圧によるアカマツの倒木地帯は今も残っていました。
登りではほとんど展望がないので、
山頂からの展望を楽しみにしていましたが、周りの木々が伸びてしまって展望皆無に近い状況でした。震災復興事業が忙しいために、登山ルートや山頂の整備に人をかけられないのでしょうね。
帰路は一本東側の尾根を周回します。
以前、うるさいくらいに付けられていた赤布は全く無くなり、途中の小ピークからの分岐と、それに続く踏み跡道が分かりにくくなりました。
藪に慣れていない登山者が足を踏み入れるのは危険です。
伐採地にでてからのブル道も、棘植物が繁茂し始めて歩き難いこと甚だしい感じでした。
後2年も経過したら完全に藪に埋まる道だと思います。
しかしこの伐採地は今回の山行で唯一の展望地となっていました。
振り返ると登ってきた
翁倉山が望めます。

真っ赤に色づいた実があると思って近づくと
ウメモドキの木でした。

正面には
硯上山が見えています。

短時間に登れる山ですが、景色が見えなくなったので登る価値が半減してしまいました。
下山時の刈払いの道が何処に続いているのか? その点だけ興味を持ちましたよ。
- 2013/11/26(火) 22:15:21|
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22日金曜日、
マスさんが父の退院のお祝いに手料理を作ってくれました。メインディッシュは
芋餅です。
山形県の郷土料理で、つるり芋とご飯を一緒に炊いて、それをつぶしてぼた餅風にして納豆で食べます。
食感は正にぼた餅と同じです。
これだけでご飯がいらない一品でした。

おかずは
肉豆腐とおみづけです。

そして
麩の煮物は卵をつけて揚げたものを、熱い内に醤油と砂糖で煮たそうです。
よく味が染みていました。
サラダはヤーコンです。千切りにしたヤーコンを水でさらしてアクを抜くのがコツとか。
さっぱりした味のサラダでしたよ。
ナメコの味噌汁は今年採ったものです。
冷凍保蔵すると正月まで食べられます。

父は退院してから以前より体調が良くなりました。
前立せん肥大で慢性的におしっこがでなくなっていたようで、そのために血圧が安定しなかったようですが、薬を飲んで見事に改善しました。
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同じく金曜日ですが
ハナちゃんを別の動物病院に連れていきました。唇の化膿がかなり酷く、少しでも固形の餌を全く食べられず、更に化膿しているので身体に熱がありました。
化膿から下側の前歯が抜けてしまっていました。重症です。
病院に毎日連れていけないので、
抗生物質の注射二本と、傷口の洗浄と軟膏を塗るのを朝晩必要になりました。食欲はあって、ペースト状の食事は一日一缶自分で舐めてくれますし、猫用の流動食も一日一缶飲んでくれます。但し流動食については口に流し込んでやらねばなりません。
そんな感じなので脱水になる危険性はなくなり、皮下点滴をすることもなくなりました。
トイレも自分でトイレに行ってしてくれるので助かりますよ。
でも注射や食事の介護に要する時間が朝晩一回当たり40~50分もかかるので大変です。
早く化膿が治るのを祈るばかりです。
- 2013/11/25(月) 00:02:53|
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泉区の
賀茂神社のイロハモミジの紅葉が見ごろを迎えています。

ここは地元版のニュースでも毎年紹介される仙台の歳時記のひとつとなっています。

拝殿に向かって二本のイロハモミジの巨木が並び、その樹高は15m以上もあります。
陽の光を透かしてみる紅葉はため息がでるほど美しいものです。

高価な撮影機材を持ったカメラマンが何人かシャッターチャンスを待っていました。

この木が紅葉すると、いよいよ仙台市内の木々の紅葉が見ごろを迎えます。
- 2013/11/22(金) 23:59:20|
- 日記
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17日の日曜日のお話ですが、瀧山から帰ってきた後、マスさんと一緒に山仲間のク~さん家に伺いました。
前日採れたムキタケをお裾分けに行ったのです。
夕方でしたのでキノコを渡して直ぐに帰るつもりでしたが、何とク~さんはお手製の
きりたんぽ鍋をご馳走しようと準備されておりました。
ク~さんのお母様は秋田のご出身で、きりたんぽ鍋は自慢の料理だったそうです。
そのお母様直伝の味を堪能させていただきました。
それにムキタケを入れて食べると最高の美味しさでした。

鍋のいい匂いに惹かれて
柴犬のク~ちゃんが部屋に入ってきました。

でも一番気になるのは視線の先のお鍋です。

地鶏を取り分けてもらって。とても美味しそうに食べていましたよ。
食べ過ぎてお腹がパンパンになってしまいました(笑)
しばらくぶりにク~さんと山の話や世間話で盛り上がりました。
とても楽しく、そして美味しいご馳走を堪能できたひと時でした。
- 2013/11/21(木) 20:55:23|
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昨日からハナちゃんの病状が悪化し、今朝は餌を食べることができなくなりました。猫風邪由来の熱は下がったのですが、
口の怪我の化膿がかなり悪化して痛そうです。
一時はかなり改善したのですが、再び化膿がぶり返してしまい、更に酷くなりました。

ペースト状の子猫の離乳食を舐めることも出来ず、仕方なく液体の流動食を注射器で少しずつ与えるしかなくなりました。
時間を空けると夜には40mlほど飲んでくれましたが、それで栄養が足りているとは思えません。
かかりつけの獣医師に電話しましたが、遠距離の病院なので近くの動物病院に相談して治療するように促されました。
ただし電話相談した病院は明日は休診日なので、金曜日に来て欲しいと言われました。
それまでは朝晩の皮下点滴と、夜だけ抗生物質の注射を同時に行うしかなさそうです。
流動食は飲んでくれるので、診察まではそれを飲ませるしかないでしょうね。口の周りが化膿して痛々しく、見ていて可哀想です。
早く治って元気に餌を食べるようになって欲しいものです。
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20日の午後に父が退院しました。前立せん肥大が思いのほか悪化していて、今後は泌尿器科の診察が継続して必要になりました。
しかし病院に入院して自分の病気が悪化したと今でも言い張っています。
何の薬を飲まされているのか納得できないと怒っていて、その説明に苦労しました。
詳しく話してもほとんど理解できないのです。
また父の世話と、今度はハナちゃんの介護があって忙しい日々が続きそうです。
- 2013/11/21(木) 00:39:02|
- 猫
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17日の日曜日は蔵王連峰の前衛峰である
瀧山に行ってきました。
何度も登っている山ですがマスさんが未登だったので決まりです。
ハナちゃんの皮下点滴が終わって、少し餌を食べたことを確認して自宅を出たので、登山口である西蔵王放牧場を出発したのは午前10時を回っていました。
この日も山形の平野部には放射冷却による霧が立ち込めていて、一面の雲海の彼方に朝日連峰が霞んで見えます。
前滝コースの取り付きは以前登った時より崩壊部分が安定した印象でした。
谷底からロープが張られた急斜面をどんどん登ります。
一歩一歩が高度を稼いでいるのが実感できる急登です。

薄く積もった雪を踏みしめながら登りますが、ロープ場にはほとんど雪がついていません。
たどり着いた瀧山山頂は貸切状態でした。
東側には双耳峰の
雁戸山が眺められます。

眼下には
山形市街地の東部が雲海が切れて見えてきました。

そして南東側には
蔵王スキー場と熊野岳が一望できます。
この山が蔵王温泉を火口としたカルデラの火口壁というのが実感できる景色です。

帰路は一般ルートである姥神(乳母神)コースを下りました。
西蔵王放牧場から振り返った
瀧山です。

短時間で蔵王随一の急登を楽しめる瀧山は何度登っても飽きない山です。
- 2013/11/20(水) 23:08:18|
- 登山
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鉤掛森に登った後は近くの
竜馬山に登ってきました。
当初は魚清水コースを往復する予定でしたが、対岸に渡る橋が工事中で迂回することを嫌って、あまり情報がない修験道コースから登りはじめました。
入口には赤テープがあるのみの不確かな登山口です。
しかし霧で見通しが悪く、最初の杉林で道を失い、
岩壁の基部に達してしまいました。

基部をトラバースして右手の急斜面を木に掴まって攀じ登り小尾根にでます。
そこから更に顕著な尾根までトラバースすると薄い踏み跡がありました。
しかしこの尾根も急峻で、一か所ナイフリッジのところはロープが張られているにも関わらず慎重に越えました。
岩場の上から
神室山方面が見えています。

竜馬山の東面は柱状節理を思わせる壮絶な岩壁が連なっています。
その岩場を横から眺めながらヤセ尾根を辿ります。
背景に見えている山は
杢蔵山です。

北西側には
丁山地が連なっていました。
その奥に鳥海山が微かに見えていますが、写真では確認できません。

尾根の途中で正規のルートに合流できました。
山頂に着いたのは午後3時過ぎです。
少しの休憩を入れて、慌ただしく修験道コースを下りました。
この日は終日下界は霧に包まれていましたが、展望の利くときに山頂から下界を見下ろしてみたいものです。
- 2013/11/19(火) 22:59:50|
- 登山
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以前、戦国時代からの古道探索で有屋峠越えをしましたが、その時の最初に踏んだピークが鉤掛森でした。
今回はグリーンバレー神室の奥に位置する『ふれあいの森散策道』を利用して晩秋の
鉤掛森を目指しました。
16日・土曜日の山形県は平野部に終日霧が立ち込めていました。
実は金山町の竜馬山と大平山に登るつもりで出かけたのですが、もっと標高を上げないと霧の上に出ないと判断。
急きょ予定を変更して鉤掛森に転進しました。
登山口からしばらくの間は
霧に包まれたブナの森を歩きます。

積雪は深いところで15cm。
ブナの森は二次林ですが、名残の黄葉が残っていてこの時期ならではの景色が堪能できました。


山頂看板がある三角山展望所には立ち寄らずに鉤掛森の山頂に向かいます。
その途中の尾根から
前神室山(左)と神室山が見えていました。

帰路は道のない南西尾根を下って散策道に合流しました。
途中で凄い獣臭と、長さ20cmもある大きな熊の足跡がありましたよ。
何処かで出くわすのではと注意深く歩きました。
- 2013/11/18(月) 23:47:11|
- 登山
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先週の木曜日の夜から子猫のハナちゃんが餌を食べなくなりました。
特に下痢が酷く、しかも舌を出しっぱなしで涎が垂れ流しになっています。
これはただ事ではないと思い、獣医師に電話すると金曜日の夕方に診てもらうことになりました。
診察の結果はどうも猫風邪を引いているようです。
体温が40.5度と高熱で、これではとても餌を食べられる状態にないそうです。
まず下痢の原因を確認するためうんこの検査をしていただきました。
回虫はおらずそれが原因の下痢ではなさそうです。
保護する前から他の猫に引っかかれていた口の怪我については化膿は酷くなっていました。
舌を出すのと、涎が酷い原因はそこにあるようです。
そして一番問題の高い熱ですが、考えられる原因としたは常に行動を共にしていたペコちゃんにあると考えられました。
ペコちゃんは猫風邪を引いて鼻が常にぐずぐずの状態で、一緒にいてウィルス感染しないか心配していたのですよ。
どうも潜伏していたウィルスが避妊手術で免疫力は落ちたところで発病した可能性が高いです。そこで当面自宅で皮下点滴と抗生物質の注射を行い様子を見ることになりました。
以前経験した皮下点滴を再びやることになるとは夢にも思いませんでしたが、ハナちゃんを助けるためには頑張るしかないです。
自宅にいたときにはこんなに元気のない状態だったのですよ。

そして今日の夕方、再び獣医師に診察してもらいました。
一番心配していた熱も下がり、今までの半分程度の量ですがウェットの餌を食べられるように回復してきました。
最初は子猫のペースト状の離乳食を与えて何とか舐められるようになって安心しましたが、少しでも餌を食べることによって体力が戻ってきたようです。但し症状がぶり返す危険性もあるので、皮下点滴による自宅治療はあと1週間継続することになりました。
金曜日に医師に診てもらわずに土日を過ごしていたら、ハナちゃんの様態は更に悪化したはずですので、早めに動いて良かったです。
以上の理由から土曜日は庄内地方の山を予定していましたが、朝晩の皮下点滴治療に時間がかかるために登る山を変更しました。
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ところで11月5日に憩室炎で入院した父ですが、未だに退院の予定が決まりません。
憩室炎は抗生物質の点滴で数日で下痢は収まりましたが、それ以上に悪いところが見つかってしまったのです。
何と入院時に膀胱に尿が1リットルも溜まっていて、自力でおしっこが出来る状態ではなかったそうです。
原因は前立腺肥大と強度の膀胱炎らしいです。通常は500mlの尿が膀胱に溜まっただけで凄まじい尿意を感じるそうですが、1リットルも溜まってどんな感じだったのでしょうか?
入院して1週間は膀胱に管を差し込んで尿を抜いていました。
現在は自力でおしっこができるようになるか経過観察をしているみたいです。
でもかなり力まないとおしっこがでないらしく、そこが改善されなければ退院は難しいかもしれません。
このところ3日に一度しかお見舞いに行っていないのです。
行くと病院に対する文句ばかり言っていますし、挙句の果てに
『入院したら病気になった。』などとまくし立てるので呆れてしまいましたよ。
- 2013/11/18(月) 22:42:31|
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山形県には二つの鳥海山がある事実は意外に知られていません。
雪が降り続く月曜日に、本家鳥海山ではなく、もう一つの
鳥海山を訪ねてきました。
その鳥海山は山辺町大蕨地区にある標高531mの低山です。
山頂にある鳥海神社の祭神は大物忌神で元祖鳥海山と同じです。この山の由来を簡単に述べます。
康平3年(1060年)に源義家が奥州騒乱を平定するため、山辺町の山の上から、北方に位置する鳥海山大物忌神社に向かって戦勝を祈願しました。
すると北から霊鳥が飛来したことで軍勢が奮い立ち、結果的に戦いに勝ったそうです。
それまでこの山は水上山と呼ばれていましたが、鳥海山大物忌神社を勧請して鳥海山と名を改めたと言われています。降り出した雪の中を朝日町へ向かう峠道を登って行きます。
まだ冬タイヤじゃなく普通タイヤなので、このまま振り続けたらヤバイと感じながら走行しました。
鳥海トンネルを抜け、鳥海山の看板を右手に確認して右折します。
次のT字路も右折。さらに右折すると狭い舗装道路の坂になりました。
途中で石の鳥居があり、傍らに鳥海山の石碑が建っています。
本来はここが参拝道なのですが、降りしきる雪のため、そのままほとんど山頂まで車で登ってしまいました。
一段下の駐車場に車を止めて、傘をさして階段を登ります。

上部に鐘つき堂があり、少し下ると再び車道に出ます。
そこから僅かな距離で鳥海神社の社地に入ります。
一段上の小高いところに東屋があり、その下に
三等三角点が埋められていました。

雪が降っているために周囲の景色はほとんど見えません。
1本のカエデの紅葉が目立っていました。

後で写真をチェックしたら鳥海神社を写していませんでした。
神社にお参りしてから景色が見えないか確認しましたが、東側は山腹を走る車道が望めるのみ。
展望が利くときには山形盆地や蔵王まで見えるそうです。

西側は晴れていれば朝日連峰や月山が見えるらしいですが、それは次に再訪するときまでお楽しみにとっておきます。
ところで大蕨地区は慶長年間に鳥海山麓の八幡町大蕨の稲村備後一族16名が移住してきた土地だそうです。
稲村性は鳥海山の稲倉岳に由来しています。
この山の鳥海神社は鳥海山麓から移住した方々の心の拠り所になって今に至っています。
- 2013/11/15(金) 15:06:46|
- 登山
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本家ブログに書くほどの記事でもないので、こちらの雑記帳に記載します。
タイトル見て何だか分からないでしょうが、
岩笠とは権現森の南端にある小さな岩山のことなんです。
先週の金曜日に折立界隈に仕事があったため、昼休みを利用してデジカメだけ持ってちょっと登ってきました。
この岩山の位置は国道48号線のラーメン店:折久のある位置から、広瀬川の対岸に当たる場所と言えば分かる方が多いと思います。
その傍に新落合橋という歩行者しか渡れない橋があって、橋の上から
岩笠が眺められます。
この岩山には今から37年前に登ったことがありました。当時は単独で権現森や蕃山を足繁く歩いていましたが、この岩山の上に立ってみたくなったのです。
原付バイクを車道に置いて、山勘で道を探し、岩場の基部から回り込んで、最後は少しだけ岩場をよじ登って岩山の山頂に着きました。
その頃はこの岩山が岩笠という名前を持っているとは知るよしもありません。
季節は早春の頃で、残雪に輝く蔵王や大東岳を眺めて一人悦に入っていました。
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その後、宮城県立図書館で一冊の自費出版の本を見つけます。
それは高村潔さんの
『T教官のかわいい山』と言う本でした。
この本は目からうろこ。
車を使わずに、宮城県内のマイナーな藪山を登っている素晴らしい内容を持っていました。
その中の1編に岩笠の記載があり、私が過去に登った岩山が正に岩笠であると驚きました。
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さて今回一番問題だったのが車の駐車です。
広瀬川左岸の県道は道幅が狭く、駐車に適した場所がほとんどありません。
唯一路肩が広くなった場所を見つけて車を止めました。
昔の記憶では登山口に石の鳥居があったはずですが、それらしくものは見つかりません。
おそらく東日本大震災で倒壊してしまったのでしょう。
山の神の石碑がある場所から梅園を北に歩くと、仙山線の線路に通じる道がありました。
踏切のない線路を渡って、道なりに左折するとコケ蒸した石段の登りになります。
やがてオーバーハングした岩場の基部に着くと、その場所に
岩笠稲荷神社が祀られています。
このオーバーハングいた岩場の名称が岩笠なのでしょうね。

山頂まではこの岩場を左手に回り込んでいきます。
途中からザレた急斜面の登りになりますが、木に掴まりながら登ると問題なく登れます。
最後は踏み跡を離れて、3級程度の岩場を登って図根点のある岩笠山頂に着きました。
ここから権現森方面に登る道は存在していません。
足場に注意しながら岩場の上まで降りていくと、小さな岩場なのに大きな展望が開けます。
南側には
西風蕃山。眼下には広瀬川の流れが一望です。
西側には落合から愛子にかけての市街地と、その奥に大東岳も望めました。
蔵王連峰は雲がかかって見えませんでした。

この岩山に登る場合は岩場の上の足場が悪いので細心の注意を払ってください。
またハングした山頂直下の場所に、巨大なスズメバチの巣がありましたので、8~9月の期間は登らないほうが身のためだと思います。
- 2013/11/13(水) 22:54:48|
- 登山
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ハナちゃんを捕獲してから6日目の今日、
避妊手術を受けることができました。
手術は無事に終了して、今は椅子の下に隠れています。
ハナちゃんにとって恐ろしい出来事の連続だったでしょうが、これで不幸な子猫を生む心配もなくなり安心できました。
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手術までのハナちゃんの様子ですが、最初の2日間はケージの中に入れておきました。
私の居間にケージを置いて人に慣れさせるためですが、ほとんど餌を食べません。
捕獲した野良猫の大半は2~3日はストレスで餌を食べないそうです。
ケージの中のトイレも、扉を開けるとシャーシャー威嚇してきますので掃除はできませんでした。
=================================================
そして8日・金曜日ですが獣医師の下に猫のワクチン接種に伺いました。この時はケージから出すのが暴れて一苦労です。
でも洗濯ネットに入れると大人しくなりました。
健康状態を診察してもらうと、耳はまったく汚れていませんが、口の右側が怪我していました。
怪我してから1週間以上経っているそうです。
おそらく他の猫と喧嘩したかもしれないそうです。
少し化膿していましたので、化膿止めを口に塗っていただきました。
そして伸びた爪を切ってこの日はお終い。
餌を食べない猫の場合は、ケージから出して自由にすると食べる可能性が高いと言われ、帰宅後にケージの扉を開けておきました。
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そして翌日の土曜日。
この日は早朝から山に出かけましたので、居間で自由にさせておくました。
山から帰ってくると椅子の横に隠れていました。

傍に餌をおくと少しだけ食べてくれました。
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日曜日には高い場所に設置している
パソコンのプリンターの上を居場所にしたようです。普通は怖がって狭い場所に入るものですが、大胆にも常に見える場所にいます。

横に缶詰の餌を置くと一心不乱に食べてくれました。
これで少しは家の中の環境と人に慣れてくれたようです。
その後、試しに撫でてみましたら、最初は緊張してウ~ウ~鳴いていたのですが、
5分間ほど撫でていると終いにゴロゴロと喉を鳴らし始めました。まだ抱っこは難しいですが、時間をかければ完全に懐いてくれそうです。
その事を獣医師に話すと、是非里親を探してほしいと頼まれました。
完全な野良猫が1週間もしないうちに懐いてくれるのは、余程性格が穏やかで甘えっ子な子だそうです。
その点では先に里子に出したミミに似ているのでしょうね。
取りあえず2回目のワクチン接種までに里親さんを探してみることにしました。
- 2013/11/11(月) 23:14:23|
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日本晴れの11月9日。
新潟県下越の
日本一小さい山脈:櫛形山脈を縦走してきました。
山脈なんて名前がついていますが、実際は標高600mに満たない低い山々の連なりです。
標高は低いですが櫛形山の山頂付近は白い木肌のブナの森が広がり、奥羽山脈では終わってしまった
ブナの黄葉が楽しめました。

今回は完全縦走ではなく櫛形山から鳥坂峰までの2/3行程をあるきましたが、展望の利く場所からは
冠雪した飯豊連峰が眺められました。

杜の宝石とも思える
ナメコにも出会えます。
カエデの紅葉もちょうど見ごろを迎えていました。
蒼い空と濃紺の日本海に浮かぶ粟島。
右手に飯豊連峰を見て、左手に日本海を眺める贅沢な展望の山でしたよ。

登山道の整備状況もよく、晩秋の今の時期にぴったりの山だと思います。
- 2013/11/10(日) 23:02:52|
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川西ダリヤ園は11月4日で今年の営業が終了するので、前日の3日に久しぶりに訪れてみました。
もう花は終盤で花芽が切り取られた状態が多いですが、それでも見応えがありました。
開催期間中は650種10万本のダリヤが咲くそうですから、行く度に少しずつ見ごろの花が違っています。

紅葉と同時に綺麗な花が楽しめるのも今の季節ならではです。


秋も深まってきましたが、未だに蝶々や蜂が花の蜜を吸いにきていました。

4日の最終日は入場者にダリヤの切り花を貰えるそうです。

これから東北の厳しい冬が始まりますが、その直前の艶やかな花の競演でした。
- 2013/11/09(土) 21:17:17|
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大沼に行った後で兼ねてから行ってみたかった、長井市の
かめや食堂で昼食にしました。
長井市周辺の西置賜地方は昔は馬肉の産地で、
馬肉チャーシューや、その煮汁を合わせたスープが持ち味の
馬肉ラーメンは立派な食文化となっています。
ネットで調べると、このかめや食堂は
昭和28年に創業され、初代である母が作ったおふくろの味を忠実に守り、秘伝の味・名物馬肉チャーシューと8種類の材料を使った醤油ベースのスープが絶妙な人気店と言われていました。

入店した時間は午後1時を回っていましたが、その時点でも7組11名のお客さんがいました。
駐車場は広く、それだけでも人気店だと分かります。
メニューは中華そばのみ。
小盛570円、普通盛600円、大盛700円で、これに馬肉チャーシューやネギ、メンマが各100円でトッピングできます。
今回は大盛を注文しました。
このお店の注文方法が少し変わっていて、カウンターに注文する中華そばの種類と、自分が座る席番を申告するようになっています。
あまり時間がかからずに
中華そばの大盛が出てきました。
濃い茶色のチャーシューが馬肉です。
一口食べてみるとかなりしょっぱい味付けでした。
脂身がほとんどないのでパサついている食感です。
よく噛むと美味しいですが、トロトロしたチャーシューが好きな私としては口に合わない感じでした。
気になるスープは生醤油の味が全面に出ていて、これも少ししょっぱいお味です。
馬肉の独特な風味が感じられ、しょっぱいながらも美味しさが出てくる不思議なスープだと思いました。味が薄い米沢ラーメンとは別物のお味です。
麺は中太麺でもちもち感があり好きなタイプの麺です。
帰宅後の再びネットでこの中華そばの評価を見ましたが、地元でも評価が二分しているお店でした。
少し味が濃いめの中華そばが好きな方なら絶賛する味だと思います。
油ギトギトのスープじゃないので、私的には美味しく最後までいただけましたよ。
馬肉ラーメンのかめや食堂
〒993-0033 山形県長井市今泉2246
電話 0238-88-9753
営業時間:11:00~15:00 17:00~20:00
定休日 :水曜日
- 2013/11/07(木) 23:20:37|
- グルメ
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毎日倉庫に来て餌をねだっている野良猫のハナちゃんですが、もう生後6ヶ月になるので妊娠できる年頃になってしまいました。
そこでハナちゃんを捕獲して、獣医師のもとに連れていって避妊手術を受けさせることにしました。
数日おきに、ペロおんつぁんやペコお父さんがハナちゃんに絡んでいますので、このままではまた不幸な境遇の野良猫が増えてしまいます。
捕獲前のハナちゃん。
まだ餌のとき以外は近くに寄ってきませんし、触らしてもくれません。
とても用心深い性格の猫なので、生まれた子猫4匹の内、ミミを除いて唯一生き残っているのでしょうね。

ところでその捕獲方法なのですが、マスさんの知り合いの猫の保護活動をされている方に捕獲機を借りる予定になっていました。
しかしある地域で猫に毒餌を喰わさせるという非人間的な虐待事件が発生したために、現在捕獲機を総動員して、その地域のネコ達の保護活動をしているそうです。
そんな訳で捕獲機による捕獲は不可能になりました。そこで考えたのがケージによる捕獲方法です。
ケージは山仲間のク~さんからお借りしました。
この場を借りて御礼申し上げます。その捕獲方法はケージの中に餌を入れて、猫が入るのを待って、扉に付けたロープを引いて閉じ込めるという原始的な罠です。
それで捕まえることができるか自信は全然ありません。
気が弱い猫で、カメラのレンズを向けただけで遠く離れていってしまうのです。

でも最近、塩釜の仲卸市場で買ってきた煮干しを与えていたら、それが欲しいのか、明け放った窓から部屋の中に入ってくるようになりました。
しめしめ・・・部屋に閉じ込めてしまえば何とか捕まえることができそうです。
そこで玄関前の掃き出し窓を開けていると、居間を抜けて台所のそばまでハナちゃんが入ってきました。急いで別な窓から外に回り込み、玄関前の窓を閉めます。
再び台所まで戻ると、ハナちゃんは入ってきた窓方面に逃げていきましたが、そこは袋小路なんです。
敢え無く玄関ルームにハナちゃんの封じ込めに成功。
でもここからが大変でした。
素早く逃げ回って捕まえることが出来ません。それに捕まえても力が強くて押さえるのができないんです。
下手に手を出すと鋭い爪で怪我をしますので、いろいろ考えて最後の手段。
洗濯用のネットを被せてやっと捕獲に成功しました。そして
ケージに入れましたが、シャーシャー威嚇しますし、しばらく可哀想に震えていました。
でも心を鬼にして手術の日まで閉じ込めておくしかありません。

想像した通り、まったく人の手に触られたことがない野良猫ですから、慣れるまではかなりな時間がかかるでしょうね。
夕方に美味しい特別な餌を与えましたが、ケージの奥に引きこもったまま食べません。
普通でも捕獲後2~3日は食べないことが多いそうです。

多少でも人に慣れる気配があれば里親探しが可能かもしれませんが、
今回は地域猫として再び同じ場所に離すのが一番この子のためかもしれません。でも一般的に知られていませんが、野良猫の寿命は3~4年しかないと言われています。
その年月を危険と隣り合わせで自由に生きるのが、猫にとって幸せかどうかは測りかねます。
ワクチンを打ってから1週間後に避妊手術。
融ける糸を使っての手術なので、手術後の翌日でも自由にさせてやることが可能だそうです。
明日、その日取りを決める予定です。
- 2013/11/07(木) 00:39:49|
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マスさんが体調不良で2日の山形神室に登れなかったのですが、
翌日は少し体調が良くなったので山形県朝日町の
大島の浮島を見に行ってきました。
大沼は、朝日町宮宿から西の山合いに入った標高310mの地にあります。
湖畔にある浮島稲荷神社の神池とされ、
十数個ある浮島は風の向きなどに一切関係なく、静かに、あるときは走るように動き、すれ違ったり、一列に並んだり自由自在に遊泳するそうです。

ここは大正14年に国の史跡名勝地に指定され、湖岸の老い松と四面の深緑が調和する神秘的な沼として千年余の間保存鑑賞されてきた。
沼の周辺は自然環境が保たれ、紅葉が盛りでとても風光明媚な場所でした。
でも肝心の浮島はほとんど無風だったために何処にあるのかさっぱり分かりません。恐らく西側の岸にくっついていたのでしょうね。

水面に映える
黄葉やモミジを眺めながらゆっくりと沼の周囲を散策しました。


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ところで今日は大変でした。
昨日から父が体調を崩していて、今日も様子を見ていましたが、下痢が止まらず、しかも体がふら付いて上手く歩けないために掛かりつけの病院に電話相談をしました。
そうしたら直ぐに連れてきてくれと言われ、お昼前に病院へ。
CT,エコー、レントゲン、心電図、血圧、血液などいろいろな検査の結果、判明した病名は
大腸憩室炎でした。
老化にともない腸の内壁に憩室と呼ばれる凹みができ、そこに大便が詰まって炎症を起こしたようです。
前日の心拍数の増加や低血圧、そして止まらない下痢の理由がよく分かりました。
で、結局1週間程度の入院治療が必要となりました。
絶食の上で、抗生物質と点滴により腸内を綺麗にするそうです。
自宅での看病では目を離せないし、度重なる下痢の処置を私一人でやるのは無理なので安心しました。
昨日から今日まで大便で汚れたおむつを何度も替え、汚れてしまった下着やパジャマを4回も洗濯したのですよ。
ベットの汚れ対策で買っておいたペットシーツは4枚も取り替えとなりました。
結局、夕方の6時に帰宅。疲れたので本家ブログに取り掛かる元気もありませんよ。
- 2013/11/05(火) 23:08:06|
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日本シリーズに熱狂していてブログを書く時間がありませんでした。
楽天の優勝最高です。9回のマウンドにマー君が登場した時には涙がでてしまいました。
どんな優秀な脚本家でも、こんな思ってもいないシナリオを描くのは不可能でしょうね。
と言うことで少し遅れましたが、快晴の土曜日に登ってきた山形神室の記事です。
(詳細は本家ブログに記しますが、アップはかなり遅れそうです。
月並みな山形神室ですが、今回はムジナ森石橋を見るために歩いたような感じです。
オプションと言うより、そちらの方がメインですね。
朝の
仙台神室です。
ムジナ森石橋は南東岩壁の左下の沢筋にあります。

笹谷峠に集合しましたが、朝日を浴びた
朝日連峰がくっきりと見えていました。
山形盆地は朝霧の雲海になっていますね。

仙人沢登山口までもう一台の車で降りて、そこから入山です。
ムジナ森石橋は川崎山岳会が道伐りをしたルートで、私は今から15年前に一度訪れていますが、その時にはかなりな密藪になっていました。
当時の記憶は少し曖昧ですが、ブナの森で大量のナメコをゲットしたのが一番の思い出でした。
今回は分岐から手前のピークまで少しだけ刈り払いがされていて楽に登れました。
しかし下りで岩場を右に巻き降りた後はほとんど道が消失しています。
おまけに赤テープが本来のルートから離れてついているので迷わされる感じでした。
途中から赤テープを無視して記憶の糸を辿り小尾根にトラバースしましたが、そこには微かに踏み跡がありました。
ムジナ森石橋を目指す場合には藪漕ぎに精通した上級者の同行が必須です。久々に再訪した
ムジナ森石橋を上から見下ろしたところです。
右上にいるmaronnさんの姿から大きさが分かると思います。

この日は30mロープを持参しました。
石橋を潜り、ムジナ森沢の沢床まで下って
見上げたムジナ森石橋です。
この位置からが、一番均整のとれた姿をしていると思います。

帰路はダンゴ平から山形神室をへて笹谷峠に降りました。
山形神室の登りの途中から振り返った
仙台神室です。

最高の天気でしたので、この日出会った登山者の数は凄く多かったです。
大関山から笹谷峠を見下ろしたら笹谷峠の大駐車場に入りきれなかった車が、峠の車道の脇に数珠つなぎで駐車していました。
- 2013/11/04(月) 09:48:20|
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