29日は朝一番で胃がん検診に行きバリウムを飲んできました。
あれを飲んでしまうと毎度体調が悪くなるので、気晴らしに山に行く事にしました。
最初は三方倉山に行く予定でしたが、マロ7さんが日曜日に登ってキノコは全て採られたようですので却下。
そこで
北石橋を経て糸岳に登ることに決めました。
大東岳の登山口から出発したのは午前9時半です。
ちょっと遅い出発ですが何とか日のある内に帰ってこれるでしょう。
大行沢道は大好きなコース。
大東岳に登ってこの道を歩くと充実した山歩きが楽しめます。
北石橋分岐から少し登ると紅葉に彩られた
大東岳が見えていました。
北石橋は何度見ても感動してしまいます。
何時もより沢の水が多い感じでした。

今回は石橋峠には行かずに磐司尾根に抜ける道を選びます。
しかしこの道はほとんど廃道に近い状態で苦労しました。
糸岳山頂でコーヒータイム。
北石橋からここまで時間がかかってしまったので小東峠には向かわずに、白糸の滝に下ることにしました。
望洋平からはシルエットになった
仙台神室が見えています。
臨潭は何度標識を見ても『のぞき』とは読めません。
ここでこの日一番の紅葉が見られました。

白糸の滝から本小屋まで二口林道を歩きます。
ここが本コースの一番の欠点ですね。
夕日に照らされた
磐司岩を見ながら長い林道を歩いていきました。

ところで期待したキノコですが、あまり生えていませんでした。
詳しくは本家ブログを見てくださいね。
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- 2013/10/31(木) 19:39:05|
- 登山
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塩釜仲卸市場に行ったので近くの蛇島に立ち寄りました。
あの野良猫たちはどうしているでしょう?しかし現地に着いてみて驚きました。
震災で地盤沈下が起きたためか、港の工事が進行していて蛇島周辺は立ち入り禁止になっています。
唯一北側から回り込んでみると蛇島のギリギリのところまでバリケードが設置されていました。
今回見れた猫たちはご覧の3匹。
過去に会ったこともない猫たちです。
直ぐに餌をねだりにきたのがこの猫。
結構きかない性格で、マスさんは手を引っかかれてしまいました。
顔に白髪が混じったこの黒猫。
元気がなくほとんど同じところで蹲っているばかりでした。

一番最後に近づいてきたのがこの
茶トラの雄。

気軽に撫でさせてくれました。
元々は飼いネコだったと思います。
心無い前の飼い主が捨てていったのでしょう。
しかし以前いた猫たちはどうなってしまったのでしょうか?
前に寝床にしていた岩場の穴は全て塞がれていました。猫たちを不憫に思った親切な方が、発砲スチロールの箱を連結して新たな寝床を作ってくれたようです。
- 2013/10/30(水) 22:44:45|
- 猫
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日曜日は脊梁山脈が雨模様と予想して山には行きませんでした。
マスさんが少し体調を崩していたのもあります。
そこで久しぶりに仙台新港にある
三井アウトレットに行ってきました。
ブランド品には全く興味がないので、もっぱら
モンベルのアウトレット店のみ見に行きます。
でも行ってみてがっかり・・・
モンベルの店舗面積が半分に縮小されていて、店内の品ぞろえも悪くなっていました。
マスさんは登山用のソックスを買っただけで終わり。
アウトレット品と言ってもサイズ展開が偏っているので、今まで欲しいものに当たった試しがありません。
品揃えが悪くなったら存在意義はなし。もうこの店舗に行くこともないでしょうね。
泉のタピオ店に行ったほうが欲しいものが見つかりそうです。
そういえばこのアウトレットモールに来て
観覧車に乗ったことがないので、一人500円払って乗ってみました。

天気が良く空気が澄んでいるので景色がよく見えます。
東側には
仙台新港。

西側は
仙台市街地と、彼方に奥羽山脈の山々が見えていました。

その後は塩釜の
仲卸市場へ。

生の
殻つきカキを食べたくなりました。

そして
マグロ中おち丼を食べて満足満足です。

強風が吹いてとても寒い日曜日でした。
山に行ったら寒かったでしょうね。
- 2013/10/29(火) 23:17:55|
- 日記
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毎年10月31日に行われるハロウィンに因んでマスさんが
かぼちゃのモンブランを作ってくれました。
ハロウィンとはカボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがあるアメリカの民間行事です。日本において私の年代では定着しなかった行事ですが、現在は子供たちの世界では楽しいイベントとして年中行事のひとつになっているようです。
毎年この時期になると繁華街ではかぼちゃのお化けのキャラクターが街に溢れていますね。
ところでこの出来栄えの素晴らしいケーキですが、味も濃厚なかぼちゃの甘味とチーズのまろやかさがマッチして、舌がとろけるような美味しさでした。
一緒に食べた父も滅多に美味しいと言わない人なんですが、美味しいと絶賛していましたよ。
- 2013/10/27(日) 23:06:24|
- ケーキ
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24日に単独で山形県戸沢村の
今熊山に登ってきました。
宮城県内は小雨の降る天気でしたが、山形県に入ると雲の切れ目に月山も見えていました。
しかし台風の接近で天気は悪くなる一方のようです。
午前11時40分に登山開始。
駐車場には車一台だけ駐車していました。
半分キノコ目的の入山でしたが、ナメコが少し採れた以外はほとんどキノコの姿を見ませんでした。
道は以前より格段に整備されて登りやすくなっています。
御池の黄葉を期待していましたが、1週間程度早かったようです。
池を囲む岩山の上部がちょうど紅葉の盛りでした。

岩壁の基部から北側に回り込むところの紅葉が一番素晴らしかったです。

標高600mに満たない低山ですが、山の奥深さの点では山形有数の山だと思います。

山頂から眺めた
高倉山と御池。
28mm換算の広角では御池の全景が入りませんね。

帰路は北側へ下る道を周回しますが、ここの急斜面もロープが張られて歩きやすくなっていました。
登頂時に雨が降り出し、慌ただしく下山してしまいましたが、山頂でゆっくり景色を眺めてみたかったです。
- 2013/10/26(土) 17:16:29|
- 登山
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富岡製糸場を見学した後に、通りの商店で販売されていた
下仁田ネギを購入しました。
下仁田ネギとは群馬県甘楽郡下仁田町を中心として、その周辺に栽培される根深、夏型ネギの品種を言うそうです。
一本ネギで株分れはは少なく白根の長さ20cmあまりで直径は6cm~9cmのものもあります。写真で見ると大きさや太さが分かりにくいですが、太いもので直径は6cm程度ありました。

この3本のお値段は250円です。
下仁田ネギの一番の特徴は熱を通すと甘くなり、その特有の風味ととろりとした食感が味わえることだそうです。
特にお勧めなのがすき焼きで食べることとか。
それに白い茎の部分をフライパンで焼いて食べるのが甘味を一番感じるそうです。
帰宅後に升沢で採ってきたキノコがあったので、すき焼きじゃなく
キノコ鍋にして食べてみました。
白菜を入れずにネギを野菜のメインにしましたが、確かに甘く美味しいネギでしたよ。

もちろんフライパンでネギを焼いて食べましたが、より甘味が強調されて、ネギってこんなに美味しい野菜なんだと驚きました。
それに加えて群馬県と言えば
こんにゃくです。
ちょっと値が張りましたが、
刺身こんにゃくを買ってきました。
酢味噌でいただくと食感的には本当の刺身を食べている感じです。
こんにゃくの日本での収穫量は66,900t。そのうち群馬県は 89.5%のシェアを持っているそうです。

こんな美味しいものをいただきながら飲む
軽井沢高原ビールは最高でした。

たった一泊の山旅でしたが、帰宅後に旅の思い出に浸りながら、お土産で買ってきた地元の食材に舌鼓を打つのはこたえられないですね。
- 2013/10/25(金) 17:51:22|
- グルメ
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群馬遠征の二日目は生憎の雨模様でした。小雨なら岩場のない山も候補に挙がっておりましたが、ザーザー降りでは登山などする気も起きません。
そこで皆と協議して、この近辺で一番の観光スポットである
富岡製糸場を見学することにしました。
群馬県は古くから養蚕。製糸、織物が盛んなところで、絹産業の文化遺産が数多く残っている地域で、
このうち富岡製糸場を中心として2014年に世界遺産登録を目指して活動しているそうです。
製糸場と言うと私の中で『ああ野麦峠』のような女工哀史のイメージがありましたが、実際に現場を見て、説明に触れてみるとイメージとは180度違った、日本の近代化に大きな役割を果たした産業ということが分かりました。富岡市の中心部にあるこの富岡製糸場の敷地面積は16255坪。
明治5年に建築されたレンガ作りの建物が現在でも残っています。
門から入って正面に
東繭倉庫があります。

パンフレットを見ただけでは内容がさっぱり分からないので、ボランティアのガイドさんについて行って、製糸場の歴史の説明を詳しく伺いました。

ここで働く女工さんは全国から選抜されたエリートの女性が働き、一日の勤務時間は7時間半で、日曜日は休日と決まっていたそうです。
服から食事まで与えられて、その上で給料がでる恵まれた職場環境にあったらしく、現代の派遣社員やブラック企業に働く人の方が余程虐げられている印象を受けました。
そしてこの製糸場を卒業した女工さん達は、各地の製糸場で熟練工として技術を伝承したと言われています。
操糸場はトラス構造と言われている建築方法が用いられ、建物内部に柱のない広い空間が現出していました。
当時ガラスは国産品がなかったためフランスから取り寄せたそうです。
そして建物の木材は妙義山の杉が使用されていたと説明にありました。
この自動操糸機は昭和40年代に設置されたものです。

あれれっ、展示室でマスさんが
繭の座繰り体験をしていますよ。
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車の戻る途中で地元のお土産を購入しました。
その後はランチを食べるために、少し遠いですが軽井沢まで車を走らせます。
sakaさんの車の後を付いて行くのですが何処に行くのでしょう?
そして着いてびっくり!
何とクラシックな高級ホテルとして名高い:
万平ホテルです。

ここに来ると分っていたらもっと良い格好をしてくるんだった(苦笑)
お土産を買ったあとで
ホテル内のレストランに入ります。

この面子でコース料理を食べる雰囲気でもないので、単品で中華料理を食しました。
私は
担々麺(1850円)です。
美味しいのですが、値段が所場代込でしょうね。

食事のあと、sakaさんと別れて帰路に着きました。
軽井沢のアウトレットで少し渋滞に巻き込まれましたが、その後は仙台までずっと雨の中のドライブでした。
- 2013/10/24(木) 23:45:37|
- 観光
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表妙義縦走を終えて宿泊したのが、妙義山から車で16kmの距離にある丹生湖(にゅうこ)がある湖畔の民宿
『泊まれるレストランミラベル・ゆきふみ』です。
妙義山近辺の宿は秋の行楽シーズンで部屋の空きが全くなく、近場の温泉地は料金が高くて登山目的で泊まるのは躊躇するほどでしたので、この宿の予約が取れてラッキーでした。
ヘラブナ釣りのメッカと言われている丹生湖(にゅうこ)の公園の前に位置する宿で、とても閑静な場所です。
宿に着いた時間は暗くなっていましたので、レストランの灯が目印になりました。
レストラン棟がミラベルと言う名前で、併設した民宿の棟がゆきふみと言う名称です。今回は山小屋に泊まる雰囲気で、男女一緒の大部屋を予約しました。
まるで合宿に行った感じです。
到着後の大きな風呂に入って冷えた身体を温め、夕食前からビールを一気に飲みます。
この宿の一番のいいところは料理の美味しさでした。
流石にレストランを経営されている民宿で、民宿らしからぬ美味しい料理の数々に舌鼓を打ちました。


これで2食付の宿泊料金が7800円とはとてもリーズナブルでしたよ。
でもsakaさんと私は運転疲れもあって二次会も出来ずに直ぐに爆睡してしまいました。
しかし夕方から降り出した本降りの雨は翌日も止まず、
翌日予定していた裏妙義縦走は諦めざるを得ませんでした。その縦走にくる機会があれば、またこの宿に泊まりたいです。
泊まれるレストランミラベルゆきふみ住所 〒370-2462群馬県富岡市下丹生457-3
TEL 0274-67-3875
- 2013/10/23(水) 23:13:28|
- 観光
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父親をショートステイに預けて心配する事なく群馬県の怪峰;妙義山に遠征してきました。
初日の19日は
表妙義縦走です。
この縦走路は西穂高岳から奥穂高岳への縦走に匹敵する難易度を有していると言われています。
登山道の各所に鎖が設置されていますが、足場が滑る場所が多々あり、腕力に頼って登らざるを得ないシチュエーションが何か所もありました。
故に女性2人も同行した今回の山行では、松本市在住の山岳ガイドさんに先導をお願いして、もしもの時の危険性の回避に備えました。
また山行の準備段階で登攀装備を揃えたり、懸垂下降やプルージック登攀の練習、そして予行演習として先週の摩耶山などに登り、今回の山行のシュミレーションを行ってきました。
詳しい内容については本家ブログに後日アップしますが、この場では幾つかの写真で表妙義の険しい山の一端を理解していただければと思います。
現地に着くと弱い雨が降っていて気落ちしてしまいました。
しかし午後から天候が回復する予報だったので、登山準備を開始し、朝の6時15分に行動を開始しました。
先ず妙義神社から入山して大の字を目指します。15mの鎖場を登ってたどり着いた大の字は、凄い高度感の展望台になっています。
背後にはこれから登る
白雲山の大岩壁が、まるで南画の風景のように見えていました。

その後は奥の院~見晴~大のぞき~タルワキ沢のコル~相馬岳と難所を乗り越えて進みますが、如何せんガスで展望が全くない岩稜歩きが続きました。
それでもお昼ごろから少しづつガスが飛んで、周辺の岩場が姿を現してきました。
茨尾根のピークの先でついに展望が開けて、これから登る
表妙義一番の難所:鷹戻しの岩壁が見えてきます。
右手のコブの下にくの字状に伸びている白っぽいルートが鷹戻しの鎖場です。

鉄階段を登ってから、総計50mの連続する急傾斜の鎖場が
鷹戻しの核心部です。
岩稜を登り切り、右手に岩場を跨いでトラバースした地点の光景です。
ここが今回一番の高度感を感じました。
背後に見えている岩山が白雲山です。

鷹戻しの頭から眺めた
東岳、西岳、星穴岳(左から)です。

東岳の山頂付近から振り返った
鷹戻しの頭(手前)と白雲山です。
この付近だけ紅葉が進んでいました。

東岳を下り、その先の
コブ岩への登りにかかった仲間達です。
左上のピークが石祠のある中ノ岳で、ここが表妙義縦走の最終ピークとなります。

幾度かの懸垂下降もあり、足並みが揃ったパーティじゃないと縦走は難しいかもしれません。
今回は素晴らしいガイドさんに恵まれ、安全に楽しく縦走を終えることができました。
今回ガイドをしていただいた川口晃さんのHPは → http://aquila-mtn.jimdo.com/
- 2013/10/22(火) 19:28:38|
- 登山
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18日金曜日は少し時間があったので、船形山の旗坂キャンプ場から升沢林道を歩いて割山大滝に至り、大滝を高巻いて登って種沢林道に出て、最後に
大倉山北側の氾濫原で地中に消え去っていく沢水の湧き出し口を見に行きました。
林道から地形図を見ながら下りますが、窪状の地形は藪が深いので適当に藪が薄い尾根の上を下ります。
やがて沢の水音が聞こえたところで、一気に沢へ下りました。
そこは南丸松保沢と北丸松保沢が合流して荒川になる少し下流。
内水面漁業試験場の取水場になっている沢の上流です。荒川から直線距離にして100m程度でしょうか。
しかし登山靴では遡行は難しそうな沢でした。
写真では分かりにくいですが、沢登りの時に見られる伏流水の湧き出し口とは性質が違い、沢の右岸の岩が積み重なった下から凄い水量の水が湧きだしています。
これは
明らかに地下水脈を通過して地上に現れた水と思いました。

春先、氾濫原で地中に吸い込まれる大量の水が何処に湧き出すのか、やっと長年の謎が解けて満足できました。

この時のもう少し詳しい記事は何れ本家ブログにアップします。
- 2013/10/21(月) 22:56:31|
- 登山
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『スラムドッグ$ミリオネア』『127時間』と秀作を送り出し、2012年、ロンドンオリンピック開会式の芸術監督に選ばれ、式典演出を担当した
ダニー・ボイル監督の最新作
『トランス』を台風で荒れた天候の昨日観賞してきました。
あらすじ: アート競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)はギャング一味と協力し、オークション会場から40億円の名画を盗み出すことに成功する。しかし計画外の動きを見せた彼はギャングのリーダー(ヴァンサン・カッセル)に暴行され、それが原因で絵画の隠し場所の記憶をなくしてしまう。リーダーは絵画のありかを聞き出すため、催眠療法士(ロザリオ・ドーソン)を雇うものの……。ハリウッドのメジャーなスタジオに迎合しないダニー・ボイル監督の作風は、派手じゃないけど人間の深層心理の奥底を探るような味わいある作品を発表しています。
今回の
『トランス』は正にダニー・ボイル節がさく裂したようなスタイリッシュでスピード感がある作品でした。
最初は絵画泥棒ものと思っていた内容が催眠療法で記憶の奥底を探っていくに従って、まったく別物の話に転化していきます。
夢と現実の狭間で、素晴らしい音楽とスピード感ある映像に引き込まれて、一瞬も目を離せなくなりました。これ以上述べると完全にネタばれになるので、これ以上内容に突っ込むのは避けますが、私的にはとても刺激的な作品でした。
主役のジェームズ・マカヴォイの怪演は流石。
催眠療法士役のロザリオ・ドーソンは最初はきつい感じの女優さんだと思いましたが、後半からどんどん存在感が増して美しく見えるようになりました。
でも映画を見てスカッとしたい方には全然向かない映画ですよ。
- 2013/10/17(木) 19:57:19|
- 映画
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快晴の昨日、山形県庄内地方の怪峰:
摩耶山に登ってきました。
昨年の10月にも登った山ですが、今回は東側の倉沢口から入山です。
まだ紅葉には早い時期ですが、来週に難易度の高い登山を予定しているため、その予行演習を兼ねての登山となりました。
それに10月15日から12月20日まで月山新道の二か所のトンネルで天井板の撤去作業が行われて、夜9時から朝6時まで月山新道は通行止めになります。
更に摩耶山の倉沢コースは10月27日に鎖やロープの撤去作業が行われる予定ですので、来週をもって今年はこのコースが登れなくなります。故に今回を逃すとなかなか今年は行きにくい山になってしまうところでした。
詳細は本家ブログに記載しますが、倉沢コースは東北の数ある登山道の中でもトップクラスの難しさを誇っています。
中級以下のレベルの登山者では遭難する確率が非常に高く、今年の9月に同コースで死亡事故も発生している山なんです。
倉沢コースは大まかに言って途中から中道コースとソリクラコースに分かれます。
どちらも鎖場やロープ場が連続する難路です。
登りの途中から摩耶山を見上げます。
日本海に近いこの山は豪雪地帯で、大量に降り積もった偏東積雪によって底雪崩が発生し、
山肌が削り取られた雪蝕地形が顕著に観られます。この山の標高はたった1020mしかありませんが、一見するとミニ谷川岳と言っても過言ではない険しい山容を見せてくれます。

この日は日本晴れで、しかも空気が澄んでいたために
月山がはっきりと見えていました。

山頂からの下りはソリクラコースを周回します。
その途中で
鉾ヶ峰と鑓ヶ峰を見ます。
別名が奥摩耶と中の山とも言われているこの二つの岩峰は、この位置から見ると猫の耳のように見えていました。

気を抜くと一気に数十メートルを転げ落ちてしまいそうな危険な下りが連続します。
私は3度目の訪問なので慣れていますが、一緒に登ったメンバーは余りの壮絶な登山道に驚いていました。
途中に
ブナ休場というところがあり、急峻な摩耶沢と鉾ヶ峰と鑓ヶ峰が逆光の中、印象的に見えていました。

個人的には山形県内の摩耶山、沢渡黒伏、そして男加無山を
単独で登れる技量があれば、全国どこの山に登っても大丈夫だと思っています。
- 2013/10/15(火) 22:40:28|
- 登山
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昨日の日曜日は一日家のことで忙しくしていました。花壇に秋まきの球根を植えたり、柿の実をもいだり、買い物したり・・・
そして今度の週末に父をショートステイに預けるので、その持ち物の準備をしていました。
ショートステイの荷物は病院の入院並みで、その準備だけでも面倒くさい感じです。
ご飯茶わんやお椀まで持っていくのが普通なんでしょうかね?
施設によって違いはあるものなのか分かりませんが、頼む側も気軽に頼めない備品の多さでした。
この日の朝は
綺麗な虹が出て驚きました。少し時雨気味の天気で、虹が出た後に大粒の雨が降り出しました。

午後から晴れてきて船形連峰も見えるようになりましたが、気温の低さと風の強さに秋の深まりを感じました。
この日は
岩手山で初冠雪が観測されたとニュースで報道していましたよ。
- 2013/10/14(月) 22:23:28|
- 日記
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最近、子猫のハナちゃんとペコが何時も一緒に行動するようになりました。
私とマスさんの予想ではどうもペコがハナちゃんのお父さん猫のようなのです。ペコは耳が垂れているので、どう見てもスコティッシュホールドと思います。
血統書付の猫種ですが、それ故に捨てられて野良猫になったのでしょう。

前の日記にも書きましたが、ペコは現在
猫風邪を患っているようです。
毎日与えている餌に抗生物質の薬を入れていたら、咳き込むことと鼻水が多く垂れる症状は改善しました。
ハナちゃんに風邪が移る気配がないので一先ず安心しています。
この写真はハナちゃんが外で遊んでいるところを優しく見守っているペコです。
とても優しい性格の猫ですね。

遊んでいるハナちゃんの写真を撮ろうと近寄っていったら、ハナちゃんが逃げてしまいました。
ペコのところへ駆け寄ると
一緒に寄り添って倉庫の中に歩いて行きます。
車の下から覗き込んでいる
ハナちゃん。

餌を与えるときに手が届きそうな距離まで近づくのですが、なかなか触らせてくれません。
来月初めに捕獲して、その後避妊手術を行う予定です。
そういえば最近ペロおんちゃんがあまり姿を見せなくなりました。
ハナちゃんのことをペコがガードしているので、近づきにくくなっているのでしょうかね?
- 2013/10/12(土) 22:19:20|
- 猫
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私自身は今までキノコ狩りの対象になっていなかったキノコが
クリフウセンタケです。
対象になっていなかったと言う言い方より、ほとんど出会っていなかったと言うのが実際のところです。
ところが
後烏帽子岳と葉山の登山道を歩いていて偶然見つけてしまいました。
後烏帽子岳で見つけたもの。

葉山の登山道脇に生えていたもの。

どちらの山も他のキノコがほとんど生えていない状況だったので、このキノコだけ生えていたのには驚きました。
よく猛毒のカキシメジに間違われると言われるキノコですが、
生のものを齧ってみると、旨いキノコ特有の旨み成分が感じられました。温和で癖のない優秀な食菌との評判が高いキノコですので、最近採ったハナイグチとナラタケを入れたキノコ鍋にして週末に食べようと冷凍保存しましたよ。
- 2013/10/11(金) 20:17:40|
- キノコ
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昨日は父の通院日でした。この記事は本当は昨日に書くつもりでしたが、疲れて寝てしまったので今日の話題とします。
最近選挙違反でマスコミを賑わせている某総合病院ですが、その報道のためなのか?何時もより通院してくる患者さんが少ない印象でした。
ところで診察の結果は・・・・・・・・
かなり認知症が進んでいるそうです。
認知症の段階としては中期を過ぎて後期にかかっている状態だとか。担当医が特に気にしていたのは食事時、一度に口に運ぶ量でした。
夏ごろからとんでもない量を一気に口に入れるようになっていたのです。
その結果、誤嚥して咳き込むことが頻繁に起きています。
一緒に食事をするときには注意しますが、少し目を離すとまたやっています。
これでは近い将来、誤嚥性肺炎になる危険性が高いと言われました。
それでも食事は欠かさず摂っていますが、認知症が更に進むと、食べたことを忘れたり、食事を拒むようになるそうです。
そんな訳で今回から認知症の薬を少し強いものにしていただきました。それで認知症が治ることはなく、少しだけ病気の進行を止めるだけの効果しかありません。
ところで話は少し逸れますが、父は病気になる前は絵を描くことが趣味でした。
私から見てもなかなか見栄えのする絵を描いていたものです。
その描いた絵を額から外してデイケア施設に飾ってもらってますが、今日驚いた事が発覚しました。
以前、父と母が購入した岩手山を描いた油絵がキャンバスの枠からカッターで切りはがされていたのです。
どうもその油絵を自分が描いたものと思い違いして、切り取って持ち出したものと思います。
現在家にはキャンバスの枠と、切られたキャンバスの釘で止めている部分しか残っていません。
その絵の金額は母に以前聞いたら30万円もするものだったと言っていました。昨日は窓を全開したままでエアコンの冷房をかけていましたし、ほとんど常人には理解できないレベルまで認知症が進んでいるようです。
庭に咲く
シュウメイギクが満開になりました。
深まりゆく秋、一年の最後に美しい花を見せてくれるこの花が好きです。

今月、父がショートステイを初めて利用することが決まりました。この利用って2ヶ月以上前に施設に申請しなければならないので、急な利用はできないシステムになっているのです。
来週、今年初めて泊りで山に行くので、2泊3日でお願いします。
家を空ける期間、父を一人でおいていく訳にはいきません。
これで安心して遠征に行けそうです。
昨日の午後はショートステイ施設の見学と、担当看護師への説明に行きました。
この週末に施設へ持ち込む備品の準備をしなければなりませんね。
- 2013/10/11(金) 18:03:18|
- 日記
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昨日、3年ぶりに笹雁新道から
雁戸山に登ってきました。
笹谷古道の笹谷入口に自転車をデポして車を水無沢林道に移動します。
この日は天気予報では午前中勝負でしたので、あまり写真を撮らずピッチを上げて登りました。
笹雁新道は時折草藪が濃い場合がありますが、最近刈り払いが入ったようで手入れは完璧です。
ここからの詳しい内容は本家ブログに記しますのであしからず。
ニセ雁戸のピークが近づいてくると灌木が真っ赤に紅葉していました。
西茶畑と呼ばれるニセ雁戸からは
雁戸山の迫力ある山容が目の前に展開しています。
生憎この時点で晴れていた空が曇ってしまいました。
青空バックの雁戸山の写真を撮りたかったのですが残念です。

鞍部から頂稜への標高差120mの登りは傾斜がきつく、今回の山行の中で一番厳しいところです。
南側には双耳峰の
南雁戸山が見えています。

誰もいない山頂で早めの昼食をとり、蟻の戸渡りを目指して下ります。
蟻の戸渡りの西面の紅葉は見事の一語でした。

振り返って見た
雁戸山。

蟻の戸渡りと下りきって前山との鞍部に出ます。
ここの分岐を左折して新山コースに少し入って振り返ると、蟻の戸渡りの峰を前景に、背後には雁戸山が並んで見えていました。

その後、宮城コースを下って八丁平に至り、そこから笹谷古道を旧跡を楽しみながら下りました。
- 2013/10/09(水) 22:32:20|
- 登山
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先週、山形自動車道の山形蔵王ICの近くにある
麺屋 花蔵(かぐら)に立ち寄ってみました。
国道286号線にあるこのお店は、山形に行く度に店の前を走行していて、毎度混雑しているので一度は入ってみたかったお店でした。

席に座るとテーブルの前にゆで卵がいっぱい盛られています。
幾つ食べようと自由のようですが、今後来店する数だけ食べられます、なんて書いてあるので結局1個しか食べませんでした。でも気が利くサービスです。
このお店の一番人気は
鶏ごぼうラーメンだそうです。
一緒にいったマスさんがその塩味を注文しました。

他の店では見たことない創作ラーメンですが、スープを少しいただくとラーメンのイメージが変わるような独特のお味です。
さっぱりした中にゴボウと鶏の旨みが凝縮されていて驚きました。
これの醤油味を注文すれば良かったと少し後悔しました。
私が注文したのは
鶏中華です。

これも相当高いレベルの一品でした。
最近は二郎系のようなこってりしたラーメンは苦手になったので、さっぱりした中に濃くがあるバランスがとても良く感じました。
麺は中太でもちもちした好みのものでした。
はっきり言ってこのお店気に入りました。また食べに行きたいお店の一つです。
- 2013/10/08(火) 22:16:42|
- グルメ
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日曜日は天気予報がイマイチでしたので、キノコ狩り目的で山に行こうと遅い起床になりました。
朝食をとり何処の山に行こうかとネット情報を見ていたら日本海側の山が視界が利いて良い天気じゃありませんか。
これは失敗です。急いで登山準備をして、父親の昼食と晩飯の用意をしたら家を出たのが9時過ぎになってしまいました。
とにかく山形道を抜けて山形県にでてから登る山を考えようと西進していると葉山(村山葉山)が山頂まで見えていました。
時間的に楽にアプローチできるのはこの山しかないと、畑コースの登山口である葉山市民荘に車を走らせました。
現在、畑コースへのアプローチは白岩~田代~葉山高原牧場からの迂回ルートしかありません。
7月の豪雨で道路が崩落して幸生からは行けないようです。
十部一峠の国道も普通になっていますので、葉山に登れるルートは限られていました。さて登った結果ですが、お昼を境に雲が湧き上がってきて稜線ではほとんど視界がない状態でした。
朝早く登ればばっちり展望が利いたようで残念です。
詳細は本家ブログにで記しますが、写真数点のエッセンスのみ紹介します。
写真は
お花畑と小僧森です。
葉山においては標高1200mのこの付近が一番紅葉の見ごろでした。
小僧森と大僧森の鞍部付近の紅葉です。
去来するガスの間隙をぬって撮影しました。
真っ赤なナナカマドの実が綺麗です。

今回は時間が押していましたし、ガスで展望がほとんど得られないので、最高点の大森山まで行って引き返しました。
山頂一帯の灌木は紅葉が終わっていました。
写真では紅葉は渋い色にしか写っていませんが、肉眼ではかなり美しい紅葉が見れたので良しとしましょう。
- 2013/10/07(月) 22:32:19|
- 登山
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今年も庭の
シオンが綺麗に咲きました。

キク科の花ですが、背丈が私の身長よりはるかに高いのです。
でも群生して咲いているととても目立ちます。
かなりな面積を取りますので邪魔と言っちゃあ邪魔な草なんですが、花は美しいので増えるままにしております。
春に咲くハルジオンは春紫苑と書いて、この花と同じ色をしている意味だそうです。
別名は鬼の醜草(おにのしこくさ)。
何でそんな名前が付いたのかは分かりませんが、花に失礼な名前ですね。
- 2013/10/06(日) 23:04:00|
- 花
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ちょっとキノコを見に行ってきましたが、ほんの少しだけ
アミタケが採れました。

イグチ科のキノコですが、雑キノコの中で味はトップクラスと思っています。
特に味噌汁で食べると美味しさが倍増します。
少し湯がくとベージュ色のキノコが瞬時に紫色になってしまうのは魔法を見ている感じです。
シコシコ&ぬらっとした食感、そして温和ながら上品なお味は食べるたびに美味しいなぁ~と言っていますよ。
以前は県南の丸森町によく採りに行ったのですが、放射線量が高い地域ですので、野生キノコに関しては何時採って食べられるようになるか見当もつきません。
大分前に大量にこのキノコを採った福島県の阿武隈山地浜通りの山は、現在でも立ち入り禁止になっています。
キノコ狩りも放射線量の低い場所をよく考えて入山しなければならないとは悲しいことですね。
- 2013/10/05(土) 20:41:50|
- キノコ
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今日午前中に蔵王連峰の後烏帽子岳に登ってきました。
蔵王の紅葉が爆発しています。標高1400mから1700mが見ごろで蔵王の場合は赤・黄・オレンジの全ての色が出ていました。
時間がなかったので刈田峠付近の見事な紅葉の写真を撮る暇がありませんでしたが、ろうづめ平の紅葉は見事の一語でした。
詳細は後日本家ブログにアップしますが、エッセンスだけ写真を紹介します。
サラサドウダンの紅葉と屏風岳。
ミネカエデと後烏帽子岳。
色の洪水。
後烏帽子岳の登りの途中から俯瞰する
ろうづめ平。

紅葉の一番綺麗な時に当たったようです。
- 2013/10/04(金) 22:12:12|
- 登山
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ちょっと時間ができたので、近郊の里山に2時間ほどキノコ探しに行ってきました。
本当は9月下旬に一度入山したかったのですが、仕事が忙しくてそんな暇がありませんでした。
で、山に入ってみるとキノコがほとんど生えていません。
ドクツルタケやテングタケが時々生えていますが、食毒含めて他のキノコが全然見当たらないのです。
今年はキノコの不作年かな? と落胆して探し回っていたら、あちこちに
ウラベニホテイシメジの半腐れや腐れてしまって茎しか残っていない個体が見つかりました。
丹念に探すとあるわあるわ・・・
ざっと見積もって30~40本の腐れたウラベニホテイシメジを見つけてしまいました。
普通は同時期にサクラシメジも生えているものですが、その姿形もありません。
腐ったウラベニホテイシメジはちょうど先週末が一番の旬の時期だったようです。
その時に入山したら採り切れないほど生えていたでしょうね。
でも程度がよく食べられそうなものだけ持ち帰りました。
味噌汁の具にして食べるつもりです。ほろ苦くて大人の味のキノコです。

ところでこのウラベニホテイシメジは鑑定が難しいキノコの筆頭とも言われています。
その訳は毒のクサウラベニタケと本当に良く似ているのですよ。
キノコ採りのプロでも間違う時があり、毒のほうを産直店で販売して中毒させたケースもあります。
ここで二つのキノコを並べてみました。
左がウラベニホテイシメジで、右がクサウラベニタケです。並べてみると色の違いは判別できますが、ほとんど並んで生えている場合は間違って採取してしまいそうです。

この二つのキノコで一番の違いは臭いです。
ウラベニホテイシメジは美味しそうな香がしますが、クサウラベニタケはえげつない臭いが漂います。
それにクサウラベニタケは非常に脆く、茎もポキポキ折れてしまうのです。
でもキノコ狩りの慣れていない方は手を出さないほうが身のためのキノコと言えますね。
- 2013/10/03(木) 22:58:59|
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今日は雨の一日でしたので
子猫のハナちゃんはずっと倉庫の中にいたようです。
最近は出歩くことが多く、夕方にしか帰ってこなくなりました。
何処に遊びに行っているのか全然わかりません。
もう生後5ヶ月になると思いますが、かなり身体も大きくなってきました。
顔立ちも大人びてきた感じです。

最近は餌をねだる時に大きな声で鳴くようになりました。
私の姿を見かけると大急ぎで餌の置いてある場所に走っていきます。
今日の夕方、初めて私の足元まで寄ってきましたので、ちょこっと触れましたよ。
でも直ぐに逃げていきました!(^^)!
ところで先般の記事でペロおんつぁんの事を書きましたが、最近はハナちゃんが『このおんちゃんヤバイ!』と思ったようで避けています。
しかし新たな懸念が発生!父猫と思われるペコとハナちゃんはとても仲が良いのですが、
ペコがどうも猫風邪を引いているようなのです。最近鼻水をたらたら流し、くしゃみも酷い状態です。
ウィルス性の風邪の懸念もあり、マスさんが知り合いに相談したら、獣医さんの計らいで抗生物質の薬をいただける事になりました。
ハナちゃんはまだ子供で抵抗力がないので風邪が移らないか心配です。
でも二匹ともガツガツ餌を食べているので大丈夫かもしれません。
- 2013/10/02(水) 22:51:55|
- 猫
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