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東北の山遊び(雑記帳)

日々感じた事を気の向くままに書いていきます。添付写真とは無関係な内容も多いです。

映画 『キャプテン・マーベル』

マーベルの女性スーパーヒーローの物語「キャプテン・マーベル」を見てきました。

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(18)のラストシーンで、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が最後に希望を託した「切り札」が彼女でした。

あらすじ
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる。




まずオープニングにびっくり!
マーベルのロゴのパラパラシーンが全て亡くなられたスタン・リーになっています。
マーベルのコミックの発展に寄与され、マーベルの映画作品すべてにカメオ出演された彼がいなくなったことを実感した瞬間でした。

この作品はゴールデンウイークに公開される『アベンジャーズ エンドゲーム』に繋がる重要な作品なので、見ないことには話がまったくつながらなくなってしまいます。
まあ単純にマーベル商法にのせられている感じなのですが、まあお布施のつもりで見たのが正直なところです。

話は失った記憶を探し、最後に覚醒して驚異的な力を得る、という少しサスペンス要素のある内容でした。
でも女性スーパーヒーローの物語としてはDCコミックの『ワンダーウーマン』の方が格段に上です。

それにスーパーマン並の無双な強さなので、『アベンジャーズ エンドゲーム』が『ジャスティス・リーグ』のように、キャプテン・マーベル以外のヒーローはほぼ雑魚、的な扱いになってしまう危惧を持っています。
ヒーローとは弱みを持ち、苦戦しながらも最後は勝つ、というのが見ている者にカタルシスを味あわせてくれると思いますが、その点で本作品はああり評価できませんでした。

ただ驚いたのはデジタルで若く加工されたサミュエル・L・ジャクソンです。
御年70歳を越えているようですが、いやはや若い!
これからは主人公が若い頃のシーンに別な俳優を起用しなくても良さそうな感じがしましたよ。

それにグーズと言う茶トラの猫が結構活躍します。
この可愛い猫の本当の正体にまたまたびっくり!
ある意味、グーズが一番強いのでは、なんて思ってしまいました。

まあ『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ エンドゲーム』の完全なつなぎの役目を宿命づけられた作品のため、変な制約を受けて脚本の自由度を失ったように感じるため、この作品の評価は70点です。


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  1. 2019/03/16(土) 19:48:26|
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映画 『グリーンブック』

ニューヨークに住むセレブな有名黒人ピアニストと、彼に雇われたイタリア系アメリカ人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に黒人差別が残るアメリカ南部を巡るロードムービー『グリーンブック』を見てきました。
『ロード・オブ・ザ・リング』でアラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』のマハーシャラ・アリが共演しています。

この作品は本年度アカデミー賞の全5部門でノミネートされ、作品賞のほか脚本賞、助演男優賞を受賞しました。

あらすじ
1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの2ヶ月間、著名な黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部へのコンサートツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。




近年アカデミー賞の作品賞を受賞した作品は、クソ難しい内容のものが大半で、『この作品の持つ意味を解る俺、凄い!』 といった少し鼻につく内容が多かったのですが、本作は見た人が皆幸せになれる出色の出来でした。

この作品は運転手兼用心棒で雇われたトニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけているそうで、彼が生前父から聞いたドクター・シャーリーとの友情の物語をベースとしています。
監督は、「メリーに首ったけ」などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーです。

人種差別を扱っている点で、暗く物悲しく、しかも頭にくるシーンもありますが、決してお涙頂戴のほうに振らず、適度に笑いもある内容でした。特にラストシーンが素晴らしい!

しかしトニー・リップを演じたヴィゴ・モーテンセンには驚きましたね。
役作りのため何と20kg増量し、ジャンクフード好きの、粗野で無学で腕っぷしだけ強い中年用心棒になりきっています。
黒人がセレブなインテリで、白人が無学な下層階級という今までにない対比も面白いと感じました。

この作品の評価は98点です。
近年の映画の中で、これほど心が温まる作品は見当たらないですよ。
映画好きの方は是非見に行ってください。お勧めです。





  1. 2019/03/08(金) 20:16:30|
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映画 『アリータ:バトル・エンジェル』

木城ゆきとのコミック「銃夢」を、ジェームズ・キャメロンが脚本と製作を手掛けて実写化したSFアクション
『アリータ:バトル・エンジェル』を見てきました。

ユートピア(理想郷)の正反対のディストピアな未来を舞台に、圧倒的な戦闘能力を持つサイボーグ少女が失われた記憶を探り、強大な敵と戦います。



原作である木城ゆきとが90年代に発表したSF漫画「銃夢(ガンム)」を読んだ経験はありませんが、何故か「銃夢(ガンム)」というタイトルだけは知っています。
原作に惚れ込んだジェームズ・キャメロンが、20世紀フォックスと共に映画化権を獲得していたらしいですが、「アバター」続編の製作と重なったためロバート・ロドリゲスに監督を託したという経緯があるそうです。

本作の内容は原作の前半部分を再構築したと言われています。
従って続編ありきのラストになっていて、ちょっと消化不良の部分がありました。

しかし、近年のVFXやCG技術の進歩は驚くほどで、実写とCGの境がまったく違和感なく見られます。
サイボーグ戦士たちのボディのリアルな質感には目を見張りました。

さらにドラマの面ではクリストフ・ワルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリという3人のアカデミー賞受賞俳優を起用したことで、話に説得力がでています。

ハリウッドのお金をかけた圧倒的なビジュアルとアクション描写を堪能出来る点で秀逸な作品と思います。

評価は83点です。
でも最後に名優がラスボスで出てきたのですから、続きを早く見たいですよ。

 
  1. 2019/03/06(水) 21:05:23|
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映画 『ねことじいちゃん』

「岩合光昭の世界ネコ歩き」で可愛らしい世界中の猫を撮影している
動物写真家・岩合光昭さんの映画初監督作『ねことじいちゃん』をマスさんと見に行きました。

何処のシーンでも猫が必ず出演している映画ということなので、猫好きには必見の映画です。

あらすじ
2年前に妻(田中裕子)を亡くした70歳の大吉(立川志の輔)は、友人たちに囲まれ、飼い猫のタマの散歩と妻が残したレシピノートの続を書いていくことが日課の自由気ままな生活を楽しんでいた。だが、親しい友人が亡くなり、自身の体にも変調を覚えた矢先、タマがどこかに行ってしまう。




この作品は主に愛知県の佐久島で撮影されたそうです。
美しい海と、穏やかに生きる島の人々、そして素晴らしい環境でのんびり暮らす猫達の姿が印象的な映画でした。

猫のタマ役は、アメリカンショートヘアの雄猫ベーコンが演じています。
100匹以上の猫オーディションで見つけた猫とか。
その他に38匹の猫が登場します。

岩合さんはこの映画の監督を依頼された時に、猫中心で撮影すれば良いと思ったらしいですが、実際に役者さんの演技指導はやった経験がなかったため、ベテランの俳優さんやスタッフに支えられて映画が完成したと言っていました。

話の内容は猫を飼った方ならあるあるの事ばかりで、ゆったりした静かな時間の流れを感じさせてくれます。
はっきり言って何らかのドラマチックな展開を期待して見に行ったら退屈な映画と感じるでしょうね。
ちなみに原作の漫画をネットでサンプル立ち読みして見てみたら、この映画そのものの内容でした。

私はNHK-BSで放送している『岩合光昭の世界ネコ歩き』が大好きなので、その番組のファンだったら納得の内容だと思います。
『岩合光昭の世界ネコ歩き』より人間ドラマを噛ませているので、逆に全然飽きることなく画面に集中できました。

評価は85点です。
おばあさん方の喧嘩シーンはいらなかったと思います。
その分、死別した奥さんとタマのふれあいシーンがあれば良かったなぁと感じました。



  1. 2019/02/26(火) 22:08:23|
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映画 『ファースト・マン』

人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を描いた映画『ファースト・マン』を見てきました。

『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ作品として楽しみにしていました。

あらすじ
幼い娘を亡くした空軍のテストパイロット、ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、NASAの宇宙飛行士に応募し、選抜される。彼は家族と一緒にヒューストンに移り住み、有人宇宙センターで訓練を受ける。指揮官のディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)は、当時の宇宙計画において圧倒的優位にあったソ連も成し得ていない月への着陸を目指すと宣言する。




アポロ11号で人類初の月面踏査を行ったのは今から50年前の1969年。
当時、子供時代の私も固唾を飲んで月面に降り立つ一瞬をテレビで見ていました。

そう言えば1970年に開催された大阪万博の時、アポロ12号が持ち帰った「月の石」を展示したアメリカ館の行列が凄かったと報道していたのを今でも思いだします。

本作はオスカーを獲得した『アポロ13』の様なドラマチックな展開を期待して見ると、完全に裏切られます。
あくまで主役であるアームストロング船長の自己体験に徹した絵作りを行っているからです。

その視点は堪え難いような閉塞感を伴うコクピット内に限られ、16mmフィルム撮影のざらついた映像質感も当時の時代感覚に溢れています。

その表現方法を斬新と見るか、ドラマチックじゃなく面白味に欠けると見るかで、この作品の評価は違ってくると思いました。
私的には見る者に宇宙旅行を追体験させる今回の手法はありです。

そして面白いのは『セッション』と『ラ・ラ・ランド』で音楽を追及したような作品を作り上げたデイミアン・チャゼル監督が、本作に限っては極限まで音楽を省いている点でした。

X-15航空機やジェミニ8号、月面着陸船の試作機、そしてアポロ11号の発射シーン全てにおいて、機械の発する轟音を用い、見るものに緊張感を嫌おうなく植え付けています。
そしてロケットエンジンが止まって宇宙空間にでた時、月面に降り立った時、最後の夫婦で行う無言のふれあいシーン。
どのシーンも静謐な状況がひしひしと感じました。

しかし今から50年も前にファミコン程度のプアなコンピューター機器を使って、針の穴を通すようなタイトなミッションをやり遂げた宇宙飛行士とスタッフの方々には驚くばかりです。

映画を見てこんな危ない橋を渡ってよく月に降り立てたと感じました。

評価は85点。
マイナスに感じた点は、月面探査の時に病気で失った幼い娘の事を思い、涙するかな、と思った点です。
彼は月面で彼我の世界を見たのでしょうかね?







  1. 2019/02/13(水) 22:10:31|
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映画 『アクアマン』

海洋生物と意思の疎通ができるDCコミックのヒーロー映画『アクアマン』を見てきました。

DCコミックのヒーロー群像劇の『ジャスティス・リーグ』いもアクアマンは出ていましたが、その時は地味な印象しか残りませんでした。
あまり期待をしないで見たのですが、面白いこと面白いこと。
久しぶりに痛快娯楽劇を見た感じです。

あらすじ
海底王国アトランティスの末裔であるアクアマン(ジェイソン・モモア)は、人間として育てられた。ある日、彼はアトランティスが人類の支配を目的とした侵略を始めたことを知る。人類の想像をはるかに超える文明を持つアトランティスの強大さを知る彼は、海を守るべきか地上を守るべきかの選択を迫られる。




昔、手塚治虫の漫画をアニメ化した『海のトリトン』に子供時代はまっていました。
トリトンもアトランティスの末裔で、アクアマンと同じような海底種族が大きな戦いを演じています。

この映画チープだったアニメを、極彩色に塗り替えて、さらにド派手な戦いにしたことによって、私が子供時代にワクワクした記憶を蘇らせてくれました。

今までのヒーロー物は地上、空中、宇宙を舞台の戦いだけだったのが、人間にとって未知の部分が多い海底の世界まで見せてくれたのは初めてではないでしょうか。
それに加えてアクション、水中チェイス、家族愛、復讐、宿命、宝さがしの要素までてんこ盛りで、細かな矛盾点など一切気にせず楽しめました。



これまでのDCコミックの実写映画化は『ワンダーウーマン』を除いて暗いトーンのものばかりでした。
しかし本作からユーモアを交えた明るいトーンに変わっているので、今後のDCコミックのヒーロー物には期待できそうです。

評価は95点。
映像の美しさにおいて最近の映画の中では断トツだと思います。


  1. 2019/02/08(金) 21:50:14|
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映画 『アリー/ スター誕生』

ブラッドリー・クーパーが監督と製作を担当し、数々のヒット曲で知られるミュージシャンのレディー・ガガが主演を務めた映画『アリー/ スター誕生』を見てきました。

あらすじ
昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー(レディー・ガガ)は、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)から歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、徐々に歌う力を失っていく。




この作品は過去にジュディ・ガーランドやバーブラ・ストライサンドで大ヒットを飛ばした作品のリメイクです。
確かジュディ・ガーランド版は大女優になっていく話だと思いますが、1978年のバーブラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソンが絡んだ『スター誕生』は、リアルタイムに映画館で鑑賞した記憶があります。

本作は1978年度版と同じでミュージシャンとしてスターダムへの階段を駆け上がっていくアリーを描いています。
その反面、アリーと結婚した人気ロック・スターのジャクソンはそれと反比例するかのように人気が下降していきますが、その描写がかなり曖昧な点が少し物足りなさを感じました。

しかし本作でほとんどの楽曲を作ったレディー・ガガの歌声には痺れました。
酒浸りのロック・スターになりきったブラッドリー・クーパーも本物のロック・ミュージシャンを想起させます。
ライブシーンを実際にロックフェスのステージで撮影したそうで、その臨場感と迫力は凄かったです。

日本ではクィーンを描いた『ボヘミアン・ラブソディ』が空前の大ヒットを続けていますが、あのライブシーンは別なカナダのミュージシャンが吹き替えしているらしく、それを知ってしまうと、あの映画の感動が少し白けてしまうのです。

アリーが最初にジャクソンに導かれてステージに立ち、大観衆の前で『シャロー』を歌ったシーンは鳥肌が立ちました。



そしてラストのアニーがジャクソンに捧げた歌には魂が震えました。

話の内容はニコラス・ケイジがアカデミー賞の主演男優賞をとった『リービング・ラスベガス』を思い出させます。
酒とドラックに溺れたミュージシャンの末路は悲しい限りです。

私にとって生涯忘れられない作品になりそうです。
評価は90点です。


  1. 2019/01/09(水) 23:27:02|
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DVD 『オンリー・ザ・ブレイブ』

レンタルDVDで『オンリー・ザ・ブレイブ』を見ました。

この映画、本当は映画館で見たかったのですが、行く機会を逸してしまい借りてきて家で観るしかなかったのです。

いやぁ~、凄い内容でした。
これは傑作ですよ。

あらすじ
怠惰に暮らしていた学生のブレンダン・マクドナウ(マイルズ・テラー)は、恋人の妊娠を契機にそれまでの生き方を改めようと地元の森林消防隊に入る。過酷な特訓に明け暮れる中、次第にチームを率いるエリック・マーシュ(ジョシュ・ブローリン)をはじめとする隊員たちと親睦を深め、彼らに支えられながら少しずつ成長していく。ある日、山火事が発生してブレンダンは仲間と消火に向かうが、山を覆うような巨大な火災になり……。




最近もアメリカのカリフォルニア州で大規模な山火事があり、多くの尊い犠牲が出ましたが、アメリカの山火事の恐ろしさと、それを消し止めようとする消防士の仕事がいかに死と隣り合わせであるかが良く分ります。

ハリウッド映画で火事を題材にしたのは、古くは『タワーリング・インフェルノ』、そして『バック・ドラフト』など傑作が多いけれど、実話を元にした本作はそれにも増して見逃せない作品だと感じました。

衝撃的なラストシーンは決して忘れることがないと思います。

評価は95点。映画館で見れば良かったと後悔しています。



  1. 2018/12/08(土) 20:43:21|
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映画 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが脚本を手掛け、エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者を主人公にした『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を見てきました。

可愛い魔法動物が沢山でてくる第一作目が気に入っていて、今回もどんな魔法動物がでてくるか期待して映画館に行きましたが、全く違う映画のようになってしまい面喰いました。

あらすじ
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、学者として魔法動物を守るため、不思議な空間が広がるトランクを手に世界中を旅している。ある日、捕まっていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃亡する。ニュートは、人間界を転覆させようと画策するグリンデルバルドを追い、魔法動物たちと一緒にパリの魔法界へ向かう。




この作品は5作続くそうですので、前回はニュート・スキャマンダーのお披露目的な意味合いだったのでしょう。
本作から一気に話が広がり、登場人物も激増していて、名前と顔を一致させるのが結構大変でした。

中でも黒い魔法使いを演じるジョニー・デップの存在感が凄く、悪役として強烈なインパクトを感じました。
それに若きダンブルドアを演じるジュード・ロウは齢を重ね、渋く重厚感のある俳優になっています。

いろいろ『ハリーポッター』シリーズの伏線が張られているようですが、話の展開を追うのがやっとで、気がつかない点も多々あったようです。これはDVDがレンタルされたら確認してみましょう。

しかし『ハリーポッター』シリーズもラストに近づくにつれて、バトルシーンばかりになってしまい、面白味が半減したのですが、本作も同じような展開になってきています。
もっとジェイコブを演じたダン・フォグラーが笑いの部分で活躍してくれると、より楽しい作品になったと思いました。

評価は80点です。


  1. 2018/12/07(金) 20:54:10|
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映画 『ボヘミアン・ラブソディ』

「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった数々の名曲で知られるロックバンド、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記ドラマ『ボヘミアン・ラブソディ』を見てきました。

現在大ヒットしている作品です。

あらすじ
1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。





クイーンは1973年にデビューし、アルバムとシングルのトータルセールスは2億枚以上と言われる世界中で成功をおさめたイギリス出身の男性4人組のロックバンドです。
40歳以上でおそらく彼等の楽曲を聞いたことがない人はいないと思います。
1974年-1979年までの活動期間が黄金期で、1975年に発表されたシングル「ボヘミアン・ラブソディ」はオペラ的なアプローチをした6分の大作で、イギリス史上最高の売上を記録しました。

私はクイーンのファンではなかったですが、「ボヘミアン・ラブソディ」についてはプログレッシブ・ロック的な曲なので大好きでした。



しかしメインボーカルのフレディ・マーキュリーがハードゲイを彷彿させる恰好に変わってから、クイーンに対する興味はほとんどなくなりました。

本作品はフレディ・マーキュリーの栄光と苦悩を描いた作品なので、最初はパスしようかと思っていましたが、ネット上のあまりの評価の高さに。これは外せない作品と感じ映画館に足を運んだのです。

率直な感想は見て良かったと思いました。
クイーンの有名な曲の数々の誕生エピソードが盛り込まれ、そのライブシーンの迫力は映画館の大スクリーンと音響なくしては得られません。
まるで自分がライブ会場にいるように錯覚してしまうほどでした。

さらにクイーンのメンバーを演じた俳優たちが本人そっくりな点にもびっくり。
フレディ役のラミ・マレックだけ身体の線が細くて少し違うな、と最初は感じましたが、物語が進んでくると本人に見えてくるのが不思議でした。

そして不世出のミュージシャンであるフレディ・マーキュリーが、インド系移民である出自のコンプレックスから脱却し、世界的な成功を収める王道のストーリーだけでなく、バイセクシャルだった彼の苦悩にも踏み込んでいます。

物語はエイズの発症により、仲間割れ状態だった彼がメンバーに詫びをいれ、20世紀最大のチャリティ・イベント“ライブ・エイド”のステージに挑む20分間のラストシーンに突き進みますが、この前段のシーンが私的にちょっと疑問点があり、素直に圧巻のライブシーンに没入できませんでした。

映画の鑑賞前に調べていたのですが、実際にフレディがエイズ陽性と診断されたのはライブ・エイドの後です。
映画ではライブ・エイドの前に本人に診断結果を伝えられ、メンバーにカミングアウトしていますが、それは違っています。
また自分がエイズを発症したと分かった後、新しい彼氏のジム・ハットンと交際を始めるでしょうか?
今なら傷害罪か殺人未遂の刑事事件に問われかねない行いです。
映画の中でのフレディはちょっと自分勝手が過ぎないか、と感じてしまいました。

でも7万2000人の観衆が埋め尽くすスタジアムでの伝説的なライブシーンは圧巻の一語でした。
その感動に浸るだけでも価値がある映画です。



評価は85点です。



  1. 2018/11/23(金) 21:24:55|
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映画 『カメラを止めるな!』

製作費たった300万円で無名の俳優のみ使った異色ゾンビムービー『カメラを止めるな!』
しかしいざ公開されてみると絶賛の嵐で、口コミで面白いという噂がどんどん広がり、終に109シネマズ富谷のシネコンでも公開されていたので、早速見てきました。

あらすじ
人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき……。




最初のおよそ37分に及ぶワンカットのゾンビから逃げ惑うサバイバルシーンは、妙ちくりんな編集も相まって学芸会レベル。
こりゃ見て失敗だったかと思ったら大間違いでした。

そこから先の展開は少しでも書くとネタバレになってしまいます。

とにかくワンカットシーンでいろいろ破たんしていた内容が、ジグソーパズルのワンピースがどんどん埋まるように明らかにされていきます。それに家族愛と、業界のあるあるネタを交えて展開する脚本の妙は御見事の一語。

予告編ではC級映画にしか思えませんが、これは騙されたと思って映画館で見るべき映画です。
派手なCGやVFXに慣れた観客にはチープに感じるかもしれませんが、手作りの古い映画の良さを思い出させてくれますよ。

久しぶりに楽しく、味わい深い日本映画に出会えました
評価は90点です。


  1. 2018/10/12(金) 18:24:01|
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映画 『MEG ザ・モンスター』

先週末の怒涛の映画見まくりで最後を飾るのは、
ジェイソン・ステイサムが古代ザメ・メガロドンと対決する『MEG ザ・モンスター』です。

個人的にはスティーブン・スピルバーグの『ジョーズ』の大ファンなので、とても期待して見に行きました。

あらすじ
地球で最も深い海とされるマリアナ海溝以上の深海が発見され、探査チームが最新の潜水艇で調査に乗りだす。チームは世紀の発見に沸き立つが、突如巨大な何かの襲撃を受け、動けなくなってしまう。深海レスキューダイバーのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)が助けに向かうと、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ、メガロドンが出現する。




まあ一言で言うとサメ映画と言うより、新手の怪獣映画でした。
出だしから科学的な考察が破たんしていて、何じゃこりゃ、と感じるシーンが多く、物語にのめり込めないまま話が進んでいってしまいました。

一例を挙げると、原子力潜水艦が深海に沈み、それをレスキューに行ったのがジェイソン・ステイサムらの救出チームですが、原子力潜水艦は深海まで潜れる強度はありませんし、マリアナ海溝より深い温水層に閉じ込められていたメガロドンが、救出チームを襲えるはずもありません。

二度目の深海救出シーンでも、あんなガラス張りのような設計の深海艇では、水深200m程度で潰れてしまうと思いますし、潜航速度も速すぎます。1970年代に作った『日本沈没』で登場した深海艇わだつみの方がリアリティ溢れているんですよね。

いよいよメガロドン登場で、ジョーズのように出し惜しみしない点は評価できます。
でも全長23mのメガロドンの大きさと重量感がシーンごとに異なっているので、怖さをあまり感じないんですよね。
もっと血なまぐさいシーンを盛っていたら、傑作になっていた感じがします。

しかし主演のジェイソン・ステイサムは格闘戦じゃなくても存在感抜群ですね。
彼は水泳の飛込競技の元選手で、イギリスの代表チームに所属していたとの事で、泳ぎのシーンはとくに素晴らしかったです。
メガロドンにタイマンはれるのは人類では彼しかいないのでは、と言った感じでした。

ネット上の映画レビューでは中国の映画資本が入っているので、それを嫌って低評価する意見が多いですけど、怪獣映画としては面白い出来なので、評価は78点です。

本当は80点付けたかったのですが、エンドロール冒頭の主題歌が駄目駄目で評価を落してしまいました。


  1. 2018/09/14(金) 21:11:35|
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映画 『クレイジー・フォー・マウンテン』

世界の名峰に挑む登山家やアスリートたちの姿を追ったオーストラリア製ドキュメンタリー映画『クレイジー・フォー・マウンテン』を見てきました。

この作品はエベレスト(ネパール)、モンブラン(フランス)、デナリ(アメリカ)、メルー(北インド)など難峰に挑む登山家や、ロープを付けずに垂直の岩壁を登頂する天才クライマーのアレックス・オノルドらの姿をはじめ、グランドキャニオンでマウンテンバイクに乗りながらのスカイダイビング、時速360キロに達するといわれるウィングスーツでの山頂からの滑空やパラグライダーなど、山を舞台とした危険と隣り合わせのエクストリームスポーツをこなすアスリートたちの勇姿を記録したものです。ナレーションをウィレム・デフォーが担当しています。



以前から公開を楽しみにしたいた作品が仙台フォーラムにて公開されたので、見逃すことは出来ません。

流石にミニシアターとはいえ、映画館のスクリーンで見た雄大な山の景色には魅了されました。

しかし内容がかなり薄っぺらいもので、期待とはかなり違っていました。
予告編と『クレイジー・フォー・マウンテン』と言うタイトルから想像すると、エクストリーム系の物凄い映像がずっと続くのかと思っていたら、完全にNHKBSで深夜に放送している山の映像集のような作りになっていて、眠気を催すクラッシック音楽と、ウィレム・デフォーの抑揚のない、内容に乏しいいナレーションが延々続きます。

それに加えてYouTubeで見た事ある映像を断片的につないで編集した内容で、さらに舞台となる山名の字幕スーパーが一切ないため、何処の山かさっぱり分かりません。
ドキュメンタリーと言うと、普通、登場人物の紹介や会話があって初めて、山に挑む人間の心象が浮き彫りになると思うのですが、それも一切なし。
おまけに最初と最後のヒマラヤやモンブラン山群の画像を二度使い、手を抜いたのが分かってしまいます。
たった1時間20分弱の本編時間が凄く長く感じてしまいました。

天才クライマーのアレックス・オノルドのフリークライミング映像はThe North FaceのYouTube映像の使い回しですが、YouTubeの編集の方が実際の音を重ねて臨場感があると思いました。ちなみにThe North FaceがYouTubeにアップしている画像は秀逸なものが多いです。



私的には素晴らしかった登攀のドキュメンタリー映画『MERU/メルー』のような作品を期待して行ったのですが、完全に期待外れの作品でした。

評価は50点です。
山岳ドキュメンタリー映画は当たり外れが激しいですね。



  1. 2018/09/10(月) 20:57:06|
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映画 『マイナス21℃』

今日も雨の一日。
山には行けないので、マスさんと二人で映画『マイナス21℃』を見てきました。

この作品は2004年にシエラネバダ山脈で遭難した、元アイスホッケー選手エリック・ルマルク(ジョシュ・ハートネット)の実話を映画化。8日間にわたる雪山での壮絶なサバイバルを描いています。

あらすじ
元プロアイスホッケー選手のエリック・ルマルクは、シエラネバダ山脈でスノーボードの最中に道に迷い遭難する。食べ物や水も無く、山岳装備もない中で、夜は氷点下となる極限状態。低体温症、空腹、野生のオオカミ、凍傷、脱水症状と困難が次々とエリックに襲い掛かる...。息子と連絡が取れず異変に気付いた母・スーザンが救助隊に捜索を依頼するが、体力気力ともに限界を迎えたエリックは、幻覚を見ながら生命の危機に追い込まれていく――。




今年の夏の猛暑から急に寒くなって、その寒さが更に倍化する感じの作品でした。

いろいろな映画レビューでの評判は「自業自得だ。」とか芳しくないですが、それは派手なエンタメ映画に慣れてしまった方の評価だと思います。

評判を信じて見に行かないのは勿体ない奥深いテーマを持った作品、と言うのが見おわって一番に感じたことでした。

雪山で迷ってからの展開はジョシュ・ハートネットの独り芝居に終始しますが、どんどん悪くなる状況と、人生の負け組になっていく過去の自分の姿がオーバーラップして語られます。

最初に彼がやろうとしたのは自分が何処にいるかを把握する事。
立ち位置を見失った彼の人生と似通った状態です。

彼は何とかスキー場に戻ろうとして、下に下に滑り降りる行動をとりました。
人生における谷底に落ちている彼は、この後に及んでも下に降りようとします。

そして切羽詰まった最後に「生きるためには前進しかない。」と彼は上を目指します。
死にもの狂いで山頂に辿り着いた彼は救助され、そこから新たな人生に踏み出したのです。

実際の遭難が同じ状況だったのかは分かりませんが、この脚本はとても秀逸で、それに母と息子の愛情を上手く絡ませて感動のラストへもっていきました。

派手さは一切ない小品ですが、長く心に残る作品と感じました。

評価は85点。
もう少しアイスホッケーで才能あふれるプレーのシーンを入れてくれれば、より落ちぶれてドラックに走った彼の心情が出たと思います。



  1. 2018/09/09(日) 18:35:53|
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映画 『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 』

昨日は雨の日曜日だったのでマスさんと映画を見てきました。

10年前に公開された人気ミュージカル『マンマ・ミーア!』の続編です。
内容は前作のその後と、母親が娘の3人の父親候補と出会った青春時代を交錯させながら描いています。

あらすじ
ギリシャのカロカイリ島で母のドナ(メリル・ストリープ)との夢だったホテルを完成させたソフィ(アマンダ・セイフライド)は、オープニングパーティーの準備に奔走していた。一方ニューヨークでホテル経営を学ぶ夫のスカイ(ドミニク・クーパー)に就職話が持ち上がり、母との夢にこだわるソフィとスカイがぎくしゃくしているとき、ソフィが妊娠していることがわかる。




ABBAのヒット作炸裂の本作は夏の暑さを吹き飛ばして、爽やかな風を贈ってくれる作品でした。
劇場内は私と歳が前後するご夫婦が大半。
自分の青春時代に思いをはせて、時には笑いながら楽しく鑑賞できました。

今年の12月にABBAが再結成されるとか。
今の時代に聴いても古さをあまり感じない楽曲の数々。
また新しい伝説を作ってくれそうな感じがします。

前作の『マンマ・ミーア!』は人気ミュージカルの映画化でした。
ベースとなる物語の流れが出来ていたので、脚本に破たんがなく、劇と歌唱のつながりもほぼ完ぺきだったと思います。
但し、元007俳優だったピアーズ・ブロスナンの超へたくそな歌には苦笑を隠せませんでしたが・・・(笑)

その続編の本作は、ここではネタバレになるので書けない、ある理由から前半がちょっとウェットな展開になってしまい、イマイチABBAの曲に乗り切れませんでした。

それに前作で出ていた若き日の元彼たちが、全く違う印象なので、見ていて思わず「えっ!」となってしまいました。
ステラン・スカルスガルド演じるビルの若い時(ジョシュ・ディラン)は、顔も似ているのでイメージと同じです。
しかしコリン・ファース演じるハリーの若い時は何やらロックミュージシャンの様な危ない風貌でしたが、痩せた好青年イメージのヒュー・スキナーでは、前作の設定とかけ離れています。
一番違ったのはピアース・ブロスナン演じるサムの若い頃で、前作ではヒッピー風だったのに、若きサムのジェレミー・アーヴァインはイケメンの爽やかな印象でした。

娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)が、外の世界に触れたいからと、前作の最後にスカイとの婚約を破棄して、船で島から旅立った後の話は一切なし。この点、少しでも説明を入れて欲しかったです。

それに母メリル・ストリープの若き時を演じたリリー・ジェームズが、若気の至りで3名のイケメンとの情事に走り、その結果としてソフィが生まれたとは、余りにも夢がない設定でがっかりしました。
個人的には現代パートをもっと少なくしても、3人の恋人との運命の出会いを強調して欲しかったと感じます。

でも前作では3名のおばさんと、3名のおじさんが歌い狂うミュージカル仕立てだったところが、本作では若い6名の男女が楽しく歌い踊るシーンを沢山見えれ良かったです。
主演のリリー・ジェームズの歌は本当に上手かったですよ。


それに最後の方に登場したソフィの祖母役のシェール。
私の年代だと『悲しきジプシー』のヒットが思い浮かびますが、彼女は今でも現役のプロの歌い手です。
彼女がホテル支配人役のアンディ・ガルシアとデュエットする『悲しきフェルナンド』の超絶の歌声は、完全に場をさらってしまった感じがしました。

以上、いろいろゴタゴタ書き散らしましたが、ラストの生まれた子供の洗礼シーンではほろっと目に涙を浮かしてくれましたし、ミュージカル映画の楽しさを充分味あわせてくれたので評価は88点です。

『ダンシング・クイーン』の新バージョンは最高でしたよ。
ここだけでも気持ちが高揚します。

ちなみにエンドロール終わりまで立たないでくださいね。
笑わせてくれます。




  1. 2018/08/27(月) 19:00:00|
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映画 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

今回は映画館で見るのをパスしようかな、と思っていましたが、他に興味のある作品もないので、暇つぶし『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を見てきました。
この夏のヒット作品の一つだったみたいですが、公開も終盤に入ってきているため館内は空いていました。

実は私、第一作目である『ジュラシック・パーク』の大ファンなんです。
恐竜がまるで生きているような錯覚も抱かさせる、その映像表現に度胆を抜かれました。
こんなパークがあったら、行ってみたいと思いました。

そんな中で本作は新三部作の二作目の作品です。
三部作では二作目の作りが非常に重要で、ここで手を抜くと駄作のレッテルを張られてしまいます。

あらすじ
ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-REXの激しいバトルで崩壊した「ジュラシック・ワールド」があるイスラ・ヌブラル島の火山に、噴火の予兆が見られた。恐竜たちを見殺しにするのか、彼らを救うべきか。テーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と恐竜行動学の専門家であるオーウェン(クリス・プラット)は、悩みながらも恐竜救出を決意し島へ向かうが、火山が噴火してしまい……。




結論から先に言います。
作品のプロットは猿の惑星の新三部作に極めて近い印象です。
最後に捕らわれの身の恐竜たちを文明社会に解き放ってしまい、ジュラシック・パークからワールドへ変貌させています。
それにDNA操作に長けたヘンリー・ウー博士が生き残っているため、ハイブリッド種の恐竜を創りだす流れは途切れていません。
次回作では恐竜と人間が共存していくのか、人間が駆逐されるかどちらかの展開になりそうです。

本作では前半のイスラ・ヌブラル島の火山噴火のスペクタクルが一番の見ものでした。
後半戦はほとんどエイリアンズのような狭い館の中での戦いのシーンに終始します。

それに恐竜保護の目的が、希少な恐竜の売買と、DNA操作によって殺人兵器になりうる新種を生み出そうとする陰謀だったとは。
あまりそう言う下世話な内容にせずに、感動の恐竜大作戦にしてくれた方が私としては楽しめた感じがしました。
クローンの倫理観にまで踏み込むのはやり過ぎです。

と言う訳で本作の評価は75点です。

命からがら噴火を避けて波止場まで逃きたブラキオザウルスが、巨大すぎるため船に乗せられず、そのまま火砕流に飲まれ焼死
してしまうシーンはとても悲しかったです。

  1. 2018/08/10(金) 20:19:31|
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映画 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

この夏、一番期待している作品『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を見てきました。
この作品はイーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるスパイチームの活躍を描いた人気シリーズの第6弾です。
内容は前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の完全な続編で、監督も同じクリストファー・マッカリーがメガホンを取っています。

あらすじ
盗まれたプルトニウムを用いて、三つの都市を標的にした同時核爆発の計画が進められていることが判明する。核爆発阻止のミッションを下されたイーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、犯人の手掛かりが名前だけという困難を強いられる。タイムリミットが刻一刻と迫る中、イーサンの行動に不信感を抱くCIAが放った敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)が現れる。




いやはや凄まじいアクションシーンの連続で、シリーズ最高傑作と巷で言われているのも納得の作品でした。

序盤のトイレ室での壮絶な肉弾戦。
超高高度で酸素ボンベを必要とする7,620メートルからのダイブ。
パリ凱旋門の放射状道路を逆走する、一つ間違えば大事故にもなりかねないバイクチェイス。
そして足を骨折してしまった、ロンドン市内のビル間の跳躍ショット。
これを56歳になったトム・クルーズがスタントとCGなしで行っているのですから驚きです。

そして2000時間の訓練の後にヘリコプター操縦の免許を取得して、トム自身が操縦するクライマックスのヘリ追撃シーン。

全てに度胆を抜かれました。

今回の作品は何時ものスタイリッシュなスパイ映画の味付けとは少し異なり、ダニエル・クレイグ版007のような、内面を掘り下げるようなシリアス路線になっています。
元妻のジュリア(ミシェル・モナハン)も最後に重要な役回りで出てきます。
ここいらへんは、シリーズを通して見ていない方にとって、感情移入がし難いかもしれません。

但しアクションは文句のつけようがないのですが、最初からアクションありきで、脚本はアクションシーンに合わせて後付けした弊害が少しでている感じがしました。
全ての作戦に何らかの齟齬が出てしまい、その帳尻合わせで無理やり結果オーライの展開になってしまうのです。

チームの一人であった分析官のブラント(ジェレミー・レナー)が、アベンジャーズの契約の問題から、本作に出演できなかったことで、IMF本部で客観的に問題を分析し、指示を与える人間の彼がいなかった点は残念です。

また途中から、ラスボスが誰か分かってしまったのも自分としてはマイナス点でした。

そんな点も考慮して評価は90点です。
暑い夏のスカッとする本作を、涼しい映画館で見てきた方がいいですよ。




  1. 2018/08/08(水) 21:24:37|
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映画 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

スター・ウォーズで一番人気が高いキャラのハン・ソロの若い頃を描いた作品
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を見てきました。

あらすじ
帝国軍が支配する時代。惑星コレリアで生まれ育ち、自分の力だけで生き抜いてきたハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)は、銀河で一番のパイロットになるという夢を抱いていた。やがて宇宙に飛び出した彼は、チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)という相棒を得る。彼らは、幼なじみの美女キーラ(エミリア・クラーク)らと一緒に、危険な世界に通じたトバイアス・ベケット(ウディ・ハレルソン)が率いるチームに加わり、壮大な冒険に身を投じる。




あまりアメリカ本国での興行成績がイマイチと言う情報があったため、今回はパスしようと思いましたが、やはりスター・ウォーズ印の作品は避けて通れず、たまらず見に行ってしまいました。

若きハン・ソロ役のオールデン・エアエンライクはハリソン・フォードに余り似ておらず、オーラも感じないので、その点がファンから嫌われてしまったのでしょうが、見ている内に気にならなくなりました。

この作品は内容に縛りが多く、ハン・ソロの過去のいろいろな謎を全て網羅しなければならない宿命を背負っています。
監督のロン・ハワードは急きょリリーフで監督をやらされてしまった点で大変だったと思います。

その謎は➀チューバッカとの出会い。➁愛機ミレニアム・ファルコンを悪友ランド・カルリジアン(ドナルド・グローバー)から入手した経緯。などが開かされます。
一番うれしかったのは「ケッセル・ランを12パーセクで飛んだ!」の意味が分かった点でした。
この理由付けは目から鱗でした。

でもちょっと残念だったのは続編ありきで中途半端に終わってしまった点です。
悪名高い密輸団の一員に加わり、ジャバ・ザ・ハットなどの犯罪王を相手にケッセル産スパイスの密輸を生業としていた事が一切語られていませんし、幼なじみの美女キーラが謎を残したまま、驚きの人物の元に旅立ってしまいます。
基本的に映画は一作単体で話が終わらないと評価の対象にならないと常々感じていますので、
この作品の評価は75点です。

でも本編の『最後のジェダイ』より遥かに良く出来た作品だと思いますよ。



  1. 2018/07/05(木) 22:15:55|
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映画 『万引き家族』

カンヌ国際映画祭で日本人監督で21年ぶりに最高賞のパルムドールを受賞した、
是枝裕和監督による人間ドラマ『万引き家族』を見てきました。

2018061101.jpg

この作品、是枝監督が親の年金を不正に受給していた家族が逮捕された事件に着想を得たと言われています。

あらすじ
治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、ベランダに出されて寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、転んだと主張するが、どう見ても幼児虐待が疑われる傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。信代の妹と思わせておいて、最後に意外な関係性が分かる亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。




子どもは生れた環境や親を選べません。
暑い車の車内に置き去りにされた祥太(城桧吏)や、火傷や傷を負い、「ごめんなさい。」と発するじゅり(佐々木みゆ)を見逃すことができず愛情を授けて世話する事に決めたが、そこは社会の底辺にいて、万引きまどの犯罪を犯さないと生活を維持できない家庭だった。

愛情がなく虐待をする実の親と、犯罪に手を染めさせる愛情ある偽家族のどちらの環境が子供は幸せか?
目黒の5歳の虐待死した女の子の悲痛な叫び「じぶんからきょうよりか もっともっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるしてゆるしてください。」に心が揺すられたばかりのこのご時世で、これほどタイムリーな映画もないでしょう。

それ以上に衝撃だったのが、貧しいながらも幸せに見えるこの家族が全て血のつながりが無かった点です。
初枝(樹木希林)の年金を頼りにより集まっただけの関係ですが、夫を略奪され一人寂しく暮らす独居老人の初枝にとっては、この疑似家族は安らぎの場所だったのかもしれません。

物語はエンタメ性皆無で淡々と進行します。
そんな点が評価の境目だと思いますが、私は純文学のように行間を読ませる独特の編集に浸れました。

そして柄本明演ずる商店の優しい店主の一言が、息子の祥太(城桧吏)に万引きは犯罪であるという価値観を芽生えさせます。
そこから大きく物語は展開していくのですが、これ以上はネタバレになるので書きません。

現代の日本は勝ち組と負け組に大きく分かれていく時代に入っています。
この映画は勝ち組の方々の視点から見ると、とてもおどろおどろした辛気臭く、見るに堪えない作品と思われてしまうかもしれません。しかし現実社会の中の底辺で蠢くこんな人たちにクロースアップした点で大きく評価できると感じます。

本作は俳優陣の素晴らしい演技が光りますが、その中でも樹木希林の演技には唸らされました。
家族全員で海水浴に行った時、砂浜に佇む樹木希林の遠いまなざしには、「こんな幸せは長く続かないんだよ。」と言う思いが込められている感じがしました。

素晴らしい作品だったので評価は95点。
マイナス5点はじゅり(佐々木みゆ)の行く末を案じてしまったからです。




  1. 2018/06/11(月) 18:50:25|
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映画 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

マーベル・シネマテック・ユニバースの最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見てきました。
2008年から始まったアメコミ・マーベルの実写化19作目の作品で、来年公開される『アベンジャーズ次回作』の前編的な位置づけになっています。

最近、マーベル関連の作品は粗製乱造気味で、少し辟易していたのですが、その作品群の中核を成す『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見逃してしまうと、先の展開に一切ついていけなくなるので、上手くマーベル商法に載せられている自分がいます。

あらすじ
それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、スパイダーマン(トム・ホランド)らアベンジャーズはほかのヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむ最強の敵サノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうが……。




今回の作品はアベンジャーズのヒーロー達より、敵のサノスに焦点を当てる作りになっていました。
このサノスの野望と言うのは「宇宙の中で増えすぎた生命が、食料や資源を奪い合い、全ての命を逆に危うくする。そのためにインフィニティ・ストーンを6つ集めて、アトランダムに半分の生命を虐殺する。」というものです。

今までマーベル映画に意味不明のストーンの取り合い劇が行われていたのが、本作でようやくストーンの効力と意味が分かり、その点ではすっきりしました。

でも上記のサノスの野望はどうも理解不能で、彼に感情移入する事などできず、劇中ずっとサノスが出てくる度に腹立たしく感じていました。

そして余りにもサノスが強すぎ、結局インフィニティ・ストーンを全て手にしたサノスは、指を鳴らしただけで半数の生命を抹殺してしまいます。これはアベンジャーズのメンバーもしかり。
最後に観客を絶望の淵に貶めて終わるこの作品に救いはありません。

私的にはどんなに敗戦濃厚でも、最後の最後に敵を打ち負かして終わる作品が好きなので、観終わった後にとても暗い気持ちになってしまいました。


まあ時間を遡れるストーンがサノスの手にあるので、次回作ではアベンジャーズの残りのヒーローと、新たに登場するヒーローが共闘してサノスに打ち勝つ流れだと思いますが、本作は二部作の前編とあえてうたって欲しかったと感じました。

まあ他にも言いたい事はたくさんありますが、ネタバレになってしまうのでここまで・・・

本作単体の評価は65点です。



  1. 2018/05/31(木) 21:18:26|
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Author:SONE
(続)東北の山遊び 本館にも遊びに来てくださいね。

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